毎年10月になるとプロ野球ファンにとってはとても気になるドラフト会議が開催されます。
プロ野球の球団が次の年の新人を獲得するために開かれるものですが、過去にもさまざまな問題点が指摘されてきました。
私自身も、ドラフト制度に関しては異論を持っています。
私も野球は好きですし、プロ球団では中日ドラゴンズのファンなので、中日ファンとしては、良い選手が毎年加入してくれるといいなと思ったりもしますが、ドラフト制度では、選ぶほう、つまり球団側の立場が優先されて、選ばれるほう、つまり選手のほうにはあまり良い制度であるとは言えないからです。
なによりも、自分が行きたい球団を選べないということ。
例えば、選手が中日に行きたくても、選手には選択の権利がなく、選ぶほうがほぼ一方的に指名し、複数の球団に指名が重なってしまえばくじ引きという原始的な形で決まってしまうことに疑問を感じます。

いろんな面で譲れない部分も多く、制度的に仕方のない面もあるドラフト制度ですが、やはりもう少しドラフト候補の立場に立った制度が作れないものかといつも考えさせられます。

将来のプロ野球にとって、より素晴らしい野球界を作り上げていくためにも、抜本的な制度の見直しをかけて、選手と球団がどちらも納得のいく選択制度としていけるよう、球団関係者、プロ野球機構がさまざまな改革を取り入りて言ってほしいものです。
何十年後にもプロ野球がずっと人気のあるスポーツでありますように・・・