ドラフト会議の超目玉、清宮幸太郎ですが、高校通算最多本塁打111本は10年に一度の逸材と言われています。
その才能は清原和博、松井秀喜氏に匹敵するとも言われるほどで、左打ちながらレフト方向にも本塁打を放てる技術も魅力です。

打撃技術だけでなく、話題性も抜群の選手。
話題性が抜群なこともあり、獲得できれば間違いなくその球団の注目度はアップします。
既に阪神、ヤクルトがプロ志望届を出した場合の1位指名を公言しています。
また、「その年の一番の選手を1位指名する」が球団方針の日本ハムの指名も有力ですね。
少なくとも4〜5球団は競合する可能性があるドラフトの超目玉。
懸念点は守備といわれています。
守備位置が一塁である使い勝手の悪さがあるだけに、セリーグ球団の中には指名を躊躇する可能性があります。
また、高校から即プロに行くという気概が見えず、大学進学やメジャー挑戦を意識しているように見える点もマイナス材料となりそうです。

”日本のプロ野球はあくまで通過点”という程度の気持ちでいるようであれば、野球選手としての成長に支障をきたす恐れもあります。
そのあたりが即プロを公言した中村奨成、安田尚憲、増田選手との違いとなってきます。
ただ、現時点で持っている打撃技術は抜群で、1年目からも1軍出場を狙える位置にいる逸材は間違いありません。
プロ3年目までに1軍で打率2割、本塁打20本はかたいのではないでしょうか。
左のスラッガーは喉から手が出るほど欲しい球団にとっては是が非でも獲得したい逸材でしょう。