静岡・焼津、ときどき東京。

ようやく入り口。
お約束の「顔出し」だ。

下駄箱で靴を脱ぎ、券売機で入場券を買う。
漢方湯の匂いがする。
暖簾をくぐり、脱衣場に入る。
広さはまあまあ。

ここでやたらと目に付いた看板が、これだ。

だ・か・らぁ！なんで英語をわざわざカタカナ表記するのだ？
出入り口付近にある、この表記でいいじゃん！

英語をカタカナ表記にすることで、「ここって洗練されてるじゃん！」って客に言わせたいのか？
何を目的としてこの表記にしたのか、問いたい、問い詰めたい、小一時間問い詰めたい。

さすがにデジカメやスマホを持って風呂には入れない。
風呂については読者の皆様で直にみてもらいたい。

リンスインシャンプー、ボディーソープは備え付けてある。
静岡らしさを前面に出したいのか、両方とも緑茶の香りがする。
温泉とはいうけれど、確かこの界隈で温泉が出ているとは聞いたことがない。
おそらくどこかから汲んで湯船に注いでいるのだろう。

露天風呂。
富士山はおろか、駿河湾すら見えない。
見えるのは久能山だけだ。
ここの致命的な弱点はここにある。
見晴らしがまるでよくないのだ。
女湯と水着着用エリアはどうだか知らないが・・・。

それともうひとつ。
この話はガチだ。
露天エリアに「寝湯」がある。
経費節約を強いられているのだろう。
寝湯にお湯がない。
昼寝するにはちょうどいいので昼寝をした。
普通、汗は上から下へ滴り落ちるものだが、この日は違った。
ムーディー勝山ではないが、右から左へ流れていくのを感じた。
目を開ける。
小バエだ。
しかも６〜７匹はいる。
どうなっているのだ？
早急に対策を練ってもらいたい。








小一時間ほど風呂で脱力する。
風呂から上がり、休憩所を覗く。
各テーブルにテレビ、しかもブラウン管もある。
机上には「ゲーム機」？

しかも「ファミコン」だ。
懐かしい。
ラインナップもまた懐かしさをそそる。
「スーパーマリオ・・・」「キン肉マン・・・」などなど。
でも積極的にやりたいとは思わない。
なぜだろう。

しかも言い訳がましくテレビの上には

ときたものだ。

あと少しだけ続く・・・。