長期金利が2%を超えると、国債の利子支払い=税収になって、日本の財政は破綻します。
民主党は3年後に消費税アップとか言ってますが、今のままの長期金利、歳入歳出でも7〜10年後ぐらいに日本の財政は破綻しそうなのにのんきな事言ってますね。まあ、私も含めて、ついつい短期的においしいことを言ってくれる政党に投票してしまいます。
いずれにせよ日本の財政が破綻すれば徳政令(国債の借金帳消し)ORハイパーインフレ=超円安OR今までの常識では考えられないような増税がされるでしょう。
この中のどれが主に起こるのでしょうか?
徳政令(国債の借金帳消し)がされた場合、今までの国債を買ってきたのは実質国民の貯金ですから、貯金帳消しみたいなことになります。そんな事無理でしょう。
増税もある程度されるでしょうが、増税すると国内企業が海外に出て行ってしまうので限界があります。増税されたらGDPが下がって円安になるでしょう。
ハイパーインフレまでは行かなくてもインフレにはなるでしょう。そうすると、実質貯金している人に負担してもらうという形になります。
それが一番いい気もします。インフレがどういうことか分かってない人は文句も言わずにそれでももくもくと貯金してくれるでしょうし。ただ、銀行はそれなりに賢いので、みんなの貯金で国債を買わなくなり、結局もっと高い国債の利率を要求される事になります。
そういうことになると、ちょっとやそっとのインフレでは対応できないのでハイパーインフレに近づいてきます。いづれにせよ国債を買ってくれてる人(貯金している人)に実質負担してもらうぐらいのインフレの上昇率にしないと国家の国債の利子負担は減りません。この問題に関しては、誰か(主に貯金している人?)が損しないと誰か(国家)が得しないのです。
円安・インフレに対応するには何をすればいいのか?
海外の株などの資産を買う、金などの実物資産を買うのいずれかです。
その中で私は何度もいってきているように中国株をお勧めします。日本の将来はやばいという正しい見識をお持ちの方は、ぜひ貯金したり国債を買ったりしないでほしい。そうする事があなたの財産を守る事になりますし、ひいては日本のためにもなるのです。そもそも貯金する人が多い、つまり国債を買ってくれる人が多かったためにここまでなんとかやってこれてしまい、逆にそのせいで問題(借金)がここまで大きくなってきてしまったのです。
ちなみに、私は、実物資産を買うことは、実質的な価値を生まないので、あまり好きではないと思っていたときがありました。しかし、実物資産を買う事は需給調整、資金の融通という価値があります。株の売り買いをする事も、企業の経営を監視したり経営に参加する効果があり、企業の経営を監視する事や企業の運営をしていく事は世の中から当然求められています。
基本的に、世の中の役に立つ事をやった人が儲かるよう、世の中の役に立たない事をした人が損をするように資本主義は出来ているのです。
しかし、人を出し抜いた人が儲かるように、出し抜かれた人が損をするようにも出来ています。
私は株式投資が一番好きです。株式投資は、需給調整以外にも色々考える事ができます。需給だけを考えるのはあまり好きではないし、難しいし、需給だけを考える事が株式投資以上に価値を生んでいると私は考えられないからです。そして何より、過去の長期的なパフォーマンスは株式投資が一番良いです。不動産投資は、私にとっては動かす資金が大きすぎますし、今後少子化であまりうまみがあるとは考えられないですし、めんどくさいので好きではないです。
参考情報(ここに私のいいたいことがもっとうまく書かれています。)
http://blog.goo.ne.jp/ifajapan/e/aceb69543980e069d53a0163c7836fbb