アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

「日銀金融政策決定会合、0.05%を巡り会議は踊る」

フィスコオープニングコメント

「日銀金融政策決定会合、0.05%を巡り会議は踊る」

先週末金曜日のドル・円は、東京市場では、日銀金融政策決定会合で政策金利0.5%が0.3%へ引き下げられたことで99円05 銭から96 円35 銭まで下落、欧米市場では、NY ダウ反発を受けて96 円63 銭から99 円13 銭まで上昇、98 円50 銭で
引けた。
日銀金融政策決定会合では、政策金利0.50%が0.30%へ引き下げられた。(賛成4 名:0.30%、反対4 名:1 名現状維持、3 名0.25%へ利下げ)。補完貸付利率は、0.25%引き下げられて0.5%となり、超過準備への付利金利は0.1%となった。
白川日銀総裁は、「政策金利はきわめて低いが、0.4%という上下のスプレッドは最適」と述べており、補完貸付利率0.50%、政策金利0.30%、預金準備利率0.10%となり、上下0.2%、計0.4%のスプレッドを保った審美的な金利体系となった。
政策金利引下げ発表直後は、賛成4、反対4 と伝えられたことで、0.3%への引き下げ賛成が4 名(白川日銀総裁、山口日銀副総裁、西村日銀副総裁、野田日銀審議委員)、反対4 名(須田日銀審議委員、水野日銀審議委員、中村日銀審議委員、亀
崎日銀審議委員)は引き下げに反対、すなわち現状維持を主張したと解釈されたことで、追加利下げは当面無い、との解釈で、ドル・円は96 円35 銭まで下落したが、反対4 名の内3 名は、0.25%への利下げを主張したことが判明したため、ド
ル・円は反発した。
今後は、10/27 のG-7 声明「円の過度の変動を懸念」を受けた円売り「非不胎化介入」が行われるか否かが注目される。「非不胎化介入」によって、売却した円資金を市場に放置することで流動性を供給することになり、日銀は、利下げ、流動性
供給により、漸く世界的な協調金融緩和政策に参加できることになる。
ドル買い介入で購入したドルで米国債を購入すれば、ブッシュ米政権の「金融安定化策」の7000 億ドルに対する貢献となり、本邦通貨当局は、国内の金融緩和、円高阻止、そして米国の金融安定化策への資金支援が達成できる。
本日のドル・円は、東京市場休場のため動意に乏しい展開が予想される。
    >>次へ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。