話題になっていたので
全6話という事もあり、
一気に見させていただきました。
伊岡瞬さんの作品という事で、
話題性も高かったです。
この物語が良かったのかというと、
ただただ不気味で、
それぞれの立場に、
あまり共感はできませんでしたが、
洗脳というサイコパスの恐ろしさに、
人間の弱さ、曖昧さを感じました。
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サイコパスドラマでは多い流れ
サイコパスは人間的に魅力のある人物が、
多いといいます。
だから映画やドラマでも、
そんなサイコパスが主人公で、
殺人を繰り返しストーリーが進んでいくんですよね。
画面の暗さに暴力的なシーンも多いので、
苦手な方には見られませんが、
続きが気になったので最後まで見てしまいました。
これはあくまで個人の意見ですが、
面白いとは思わなかったです。
見終わって、もやもやする物語かな
サイコパスドラマではよくある流れ
ストーリー展開としては、
よくある流れで、
登場人物の行動に少しストレスを感じながら、
見ていました。
このドラマで何がいいのかと言えば、
サイコパスを演じた高橋努さん。
物語はどうしても悪に光がいくものだが、
これもそう。
途中から小栗旬さん演じる圭輔より、
サイコパスの達也に目がいきます。
人をうまく誘導し、
話が通じないのに、
周りは簡単に騙され、
いらなくなれば殺される。
サイコパスには罪悪感はありませんから、
彼の言葉や表情一つ一つが、
サイコパスだと分かって見ている視聴者には、
その不気味さが怖いです。
折り紙が意味するもの
原作を読んでいないので何とも言えませんが、
ここには折り紙が登場します。
「犬」と「羊」
物語が進むと出てくるのですが、
これが何をさすのか。
羊には従順の意味合いがあり、
スケープゴートという言葉があるように、
身代わりだったりします。
反対に犬は牧羊犬がいるように、
羊を見張ったり誘導したりします。
この物語の主人公である二人が、
犬と羊に置き換えられているのかもしれないです。
小栗旬さんの使い方が
もったいない気がします。
このドラマを見ると感じると思うんですが、
失礼な言い方をすると、
主人公は小栗旬さんでなくてもよかったのでは
ただ、小栗旬さんの何が良かったかというと、
最後のワンシーンだけが、
私には印象的でした。
最終話で達也は投身自殺をするんですが、
昏睡状態になります。
そこから時間が進み、
弁護士に戻った圭輔が、
庭で妻と子供とバーベキューをしていると、
誰かが訪ねてきます。
子供が玄関から戻ってくるとその手には羊の折り紙が。
「知らないおじちゃんがくれた」と。
そこで羊の折り紙を見た圭輔が笑うんです。
これがまた不気味。
自殺未遂で重傷の達也は生きていたのか、
そこは分かりませんが、
謎を残したサイコサスペンスならではの、
エンディングになっています。
このシーンだけ見ると
圭輔と達也は二人で一人なのではと思ってしまいます。
どちらがかけてもいけない関係
圭輔もある意味サイコパスの達也と過ごした時間があり、
狂気に取り込まれているのかもしれません。
羊を渡されたという事は、
また見張られるという事でしょうか。
精神的にもキツイ話で後味も悪いので、
おすすめはしませんが、
サイコサスペンスが好きな方はご覧になるといいですよ。
伊岡瞬さんの作品
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