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大手コンビニのファミリーマート（東京）が、東海地方を地盤とするココストア（名古屋市）を十月に買収する方向で最終調整していることが分かった。

ココストアの店名は原則、ファミマに切り替えていく方針です。

　ファミマはココストアを買収し、コンビニの拡大戦略で優位に立つ考えのようです。

ココストアは東海地方や九州、沖縄地方を中心に約六百三十店舗（八月末時点）を展開していて、買収金額は百億円以上になるとみられ、ファミマは十月までに取得手続きを終える見通しです。

　ファミマはサークルＫサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスとも経営統合に向けて協議しています。

今回の統合が実現すれば、ファミマとココストア、サークルＫサンクスを含めた国内店舗数は約一万八千で、首位を独走してきたセブン−イレブンに肩を並べる規模となる。

　ココストアの親会社は酒類の卸売会社などを傘下に持つ盛田エンタプライズ（名古屋市）。

取引先の酒屋を活性化させるためコンビニ業に進出して、その後、九州や関東の中小コンビニを買収してきた。