2015年10月15日
ファミリーマートとユニー合併 セブンイレブンと同規模に
ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス (8270.T)は15日、2016年9月に経営統合することで基本合意したと発表した。
ユニーの普通株1に対してファミリーマート株0.138を割り当て交付する。
コンビニ店舗数では、2位のローソンを抜き、首位のセブン―イレブン・ジャパンに並ぶ規模となる。
ただ、統合までのコストやGMS(総合スーパー)の再建など、解決すべき課題も多い。
統合は、ファミリーマートを存続会社として、ユニーGHDを吸収合併し、持ち株会社を作る。
コンビニ事業はその下にぶら下げる形だ。コンビニの店舗名は「ファミリーマート」に一本化する。
8月末のファミリーマートの店舗数は1万1450店舗、サークルKサンクスは6358店舗。両社を併せると、ローソンの1万2195店舗を上回る。
ファミリーマートは、9月に約650店舗を有するココストアも買収しており、店舗数は、1万8092店舗で首位のセブンイレブンとほぼ同水準となる。
両社は、今年3月に経営統合協議の開始を発表。当初、8月の基本合意を目指していたが「新たにできる事業が健全に成長するためにどうしたらよいか、掘り下げて議論していた」(中山勇ファミリーマート社長)ことから、合意期日を延期していた。
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