都会の子供達を見る時、伸び伸びと遊ぶ場所や自然を見つめ、自分を見つめる場が少ないのには、考えさせられます。
子供は、遊びや自然との触合いの中から世間を見、色々な事に興味や疑問を感じ、人間や自然のルール、正しい心のあり方を学びとって行きます。
親の育て方にも問題があるのではないだろうか。
子供は誰しも、多少の癖やそそうはあります。
その部分を拡大するのではなく、良い点を10倍20倍にも拡大。
信じ見守ってやるべきで、子供は親に信じてもらえなければ、誰に信じてもらえるのだろうか。
もし、親の考え方や方向づけで、子供の持てる素晴らしい才能や芽を潰すような事があっては、子供の生涯に問題を残し、大きな罪を犯した事になります。
ひかるは14歳で5コマ漫画に出会い、魔法の箱、テレビの解明を志し上京。
当時は、数少なかった出来たばっかりのカラーテレビ学科を選択。
テレビ業界を目指し、貫き通しました。
今の子供達には、もっと広い門戸が開かれているはず。
皆が同じ方向に殺到する必要はなく、自分の求める道を本気で全うすべきでしょう。
恵まれ過ぎ、夢が見つけられず、虚無の世界をさまよう若者達を見る時、心痛あるのみ。
子供は、親の宝であると同時に、世の宝、無限の可能性を秘めています。
物事を自分で判断し、自分に合った生き方、世界を舞台に活躍出来る、立派な人間に育って欲しい、と願わざるを得ません。
無い無い尽くしの少年が、体一つで生き抜いて行くには、どうあるべきか、と考えた時、知恵を使う大事さに気づきました。
一口に知恵と言っても、日常の些細な問題から、仕事や人生に関するまで、多種多様。
世の中、大発見と言われるものでも、ちょっとしたアイディアや、見方、発想の転換から出てくる場合が多いかと思います。
成り行きに身を任せて過ごす人や、何事にも知恵を絞りだす人。
こうした個人差、これこそ人生の分かれ目に、なるのではないだろうか。
如何なる有名大学で学問を詰め込んだとしても、それを引き出し、自分の個性に合った知恵、として応用出来なければ、宝の持ち腐れ、時が過ぎると忘れていきます。
また、知恵を引き出す訓練の出来ている人は、どんな職種や職場へ回されたとしても、何らかの形で結果を残せる、実行力のある人間になれるのだ。
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