ハブの性器は、メスには二つ、オスには四つあります。
数が合わないので、疑問に思いますが、オスの性器は、ペアになっており、しかもイボイボ状。
ペアでメスの性器へ挿入し、交尾。
蛇体は絞め縄の如く、もつれ喰い込み、飲まず食わず、執念深くエキスをむさぼりあう。
その姿はすさまじく、犬や牛馬の交尾とは比較にならず、ゾクゾクとさせられます。
しかし、ハブは害のみにあらず。
初夢にハブを見ると、大金が転がり込む、金運の女神、とも言われています。
興味は、海へも向けられます。
魚のヒレに切れ目を入れた場合、まともに泳げるか実験。
必死に、尾ビレで舵を取るにも、ほろ酔いチドリ泳ぎ。
残酷な事をしてしまった、と後悔させられました。
ある時、父が空を見上げ、急に、今日は、ハトッシ(方言魚名)が、大量に捕れる日だと、漁へ出かけ、間違いなく、言った通りの魚種を捕って来るのを目撃。
陸に居ながら、何んで海中の魚の事が分かるのだろうか?
不思議に思い聞くと、風で感じるとの返事。
魚の臭いがする訳でもなく、どうしてだろう?
再度尋ねると、海から吹いて来る風の温度で、北上する黒潮の水温を体感。
近海を、どの魚種が回遊して行くのか、当てるとの事である。
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