ひかるは中学迄ランプで育ち、地区に高校は理系が無く商業科、簿記そろばんを勉強せざるを得ませんでした。
その後人生をやり直すべく東京へ出、理系の専門学校へ通いテレビ局へ入ります。
当時のテレビ局は IT の最先端企業で、夜間の専門学校で2年間理系の勉強をしたからとて、とてもテレビ業界は務まるような所ではない、と悩みました。
しかしよくよく考えると父は南の小さな島で手先が器用で、お土産物など小物を内職として夜な夜な作っておりました。
いわゆる物作りの得意な父だった事を思い出し、私にも物作りという点ではたぶん大丈夫ではないだろうかと考えました。
そこからテレビの番組作り、物作りに通じるのだと考え、天職として一生番組作りをして見ようと腹に決めのです。
40年間勤め振り返ると、やはり間違いではなかった、番組作り物作りが一番向いていたんだと納得しています。
これから羽ばたく若者には是非、己の先祖や親戚など観察し、己の脳内酵母、脳畑の脳質を検討すべきです。
例えばある親が生年月日も同じ男の子A君B君を赤ん坊の時から養子縁組をして育てたとしよう。
ある程度大きくなってA君とB君に同じテーマを実践させたとしよう。
同じレベルに達するのにA君は 芸術系では1年、B君は2年を要する。
ところが理系のテーマだとB君は1年でクリアするがA君は2年を要する。
同じ脳内酵母でもA君の場合は脳みそ、いわゆる脳の畑、脳質が芸術系脳内酵母増殖が早かったという事である。
同様にB君の場合は脳内畑の脳質が、理系の脳内酵母が増殖しやすい脳質であったという事になる。
食べ物や躾、教育や環境が同じでも違いが出てくる。
このように脳の脳内酵母、或いは農の畑、脳質の問題が理解出来るかと思う。
この場合A君とB君の親や先祖など調べると、そこには必ず其々芸術系に強い人、理系に強い人がいたりするものである。
そういう意味で己を悟る事は、この脳内酵母の種類や脳畑の脳質を自分なりに理解し、人生設計をすると結構うまく行くのではないかというのが私の脳内酵母論である。
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