教育現場レポート

　車の免許をとる子が減ってきました。
　工業高校でも車に興味のない子も増えてきました。
　機械科の生徒でも関心がないと、先生たちが嘆いていました。

　教習所も年間通して、生徒獲得のために動かれています。
　フォークリフトや玉掛けなどの講習を受けた者には、割引をして優遇したりと工夫されています。
　就職試験までに多くの資格を取得しますから、資格と車をあわせて、生徒獲得に必死です。
　
　高校生は、車の免許や資格取得も自分の稼ぎでとる子がほとんどですから、1年生から車の免許と車を買うお金を貯めている子が多いです。
　学業、部活、バイトを両立させながら、がんばっています。
　なるべくローンを組まなくてもいいように考えている子も多いです。
　教習所のローン、車のローン、車の保険を抱えている子は、就職しても給料が残らないと嘆く子も多いです。
　いろいろな条件も重なり、最近は、安くて早くとれる合宿免許が人気があるようです。
　地方の教習所が多いようで、新幹線代、宿泊代を出してもらえるので、高校生だけでなく、大学生も多いそうです。
　交通費、宿泊費の心配がないわけですから、少しでも安くなる教習所を選んでいるようです。
　今は、ネットで情報を得て選べるわけですから、教習所は近くの教習所だけでなく、全国各地の教習所と生徒取得のために働きかけないといけないようです。
　最近は、教習所の送迎も家の前までしてくれるそうですし、資格をとりに行く時も、家まで送迎してくれるところも多いようです。
　自宅から遠い教習所でも送迎があるからと、わざわざ遠くまで行く子もいます。