2015年09月16日
サポートライン・レジスタンスライン
こんにちは。
FXで自由を手に入れるためのブログのTakaです。
今日から米FOMCの会合がはじまります。いろいろな憶測が飛び交っていますが、日銀が大規模緩和の継続という株価下支えを発表しています、が、結局のところ上がる下がるを予測するより、その発表時に動意づくという認識でいるほうがいいでしょう。
さて、相場にとって価格を動かす一番の要因とは何でしょうか?「雇用統計」?、「ダウ平均」?、(ギリシャ、リーマンなどの)「○○ショック」?…もちろん数々の要因によって価格は変動するように見えますが、直接的な原因は「売り注文」と「買い注文」の2つだけです。挙げ足をとるようで申し訳ないのですが、意外とこれが重要です。
相場で皆さんの注文が約定するには、世界のどこかであなたの反対の注文を出している人がいるからです。この「売り」と「買い」のバランスが大きく偏ったとき、急騰や急落が起こります。ではそのバランスが大きく偏るときとは、どんな時でしょうか?
相場ではよく、節目となるラインが存在します。よくネットやテレビで聞くのが「日経平均が2万円の節目を〜」とか、「年初来安値を〜」といった、誰が見ても目立つポイントです。別に年初来でなくても、直近の目立つ高値・安値でもいいんです。こういったポイントから水平に引いたラインを「サポート」、「レジスタンス」と呼びます。現値より高いラインは、超えるのに大きな力が必要な「レジスタンス」、逆に安いラインは「サポート」です。サポートとレジスタンスは個人レベルの売り買いで突破できるようなラインではありません。殆どの場合は、大きなニュースが流れたか、大口のトレーダーが参入した結果です。こういったラインに達した時は反発の力、突破した時は加速する力が働きます。これが「売り」と「買い」のバランスが大きく偏る時ですね。ちなみに突破した場合はその役割が入れ替わる、「ロールリバーサル」が起こります。
なぜ偏るのかは知っておく必要はありませんが、以下で図解します。
レンジの中の@の場所でポジションを持っている人と持っていない人はAのポイントで…
◆買い人…Aの地点で、なかなか越えられないレンジ上限に達したので、利確のために売り注文。
◆売りの人…損切りのストップロスはレンジ上限の少し上にセットしています。Aでハラハラドキドキですが、まだホールドです。
◆ノーポジの人…レンジ上限に達したので売りでBを狙います。
⇒売り圧力が強まります。
レンジを突破しCの地点で…
◆買いの人…先ほど利確しました。レンジを突破したのでもう一度買いを狙います。ストップロスはAのやや下です。
◆売りの人…ストップロスが作動し、決済の買い注文。
◆ノーポジの人…レンジ突破を見定めて、レンジ上限を目指して買い参入。この人もスロップロスはAのやや下です。
⇒買い圧力が強まります。
Dまで来ると…
◆買いの人…利確の売りをする人が出てきます。
◆売りだった人…まだトレンド形成には至ってないので静観です。
◆ノーポジの人…まだトレンド形成には至ってないので静観です。
⇒少々勢いは落ちますが、売り優勢です。
Eでは…
◆買いの人…ストップロスが近いですね。ハラハラドキドキです。
◆売りだった人…レンジ突破した時の価格に戻ってきました。今度は買い参入です。
◆ノーポジの人…レンジ突破を確認しましたが、出遅れました。突破時の価格に戻ったので買い参入です。
⇒買い圧力が強まります。
・・・
これ以降も同様に、反発とロスカットを巻き込んだ加速を繰り返します。
我ながら、今回は少々説明に難があるのを否めません。すいません。
次回からはもっとわかりやすい解説を心がけます。
それでは今日も頑張りましょう!
FXで自由を手に入れるためのブログのTakaです。
今日から米FOMCの会合がはじまります。いろいろな憶測が飛び交っていますが、日銀が大規模緩和の継続という株価下支えを発表しています、が、結局のところ上がる下がるを予測するより、その発表時に動意づくという認識でいるほうがいいでしょう。
さて、相場にとって価格を動かす一番の要因とは何でしょうか?「雇用統計」?、「ダウ平均」?、(ギリシャ、リーマンなどの)「○○ショック」?…もちろん数々の要因によって価格は変動するように見えますが、直接的な原因は「売り注文」と「買い注文」の2つだけです。挙げ足をとるようで申し訳ないのですが、意外とこれが重要です。
相場で皆さんの注文が約定するには、世界のどこかであなたの反対の注文を出している人がいるからです。この「売り」と「買い」のバランスが大きく偏ったとき、急騰や急落が起こります。ではそのバランスが大きく偏るときとは、どんな時でしょうか?
相場ではよく、節目となるラインが存在します。よくネットやテレビで聞くのが「日経平均が2万円の節目を〜」とか、「年初来安値を〜」といった、誰が見ても目立つポイントです。別に年初来でなくても、直近の目立つ高値・安値でもいいんです。こういったポイントから水平に引いたラインを「サポート」、「レジスタンス」と呼びます。現値より高いラインは、超えるのに大きな力が必要な「レジスタンス」、逆に安いラインは「サポート」です。サポートとレジスタンスは個人レベルの売り買いで突破できるようなラインではありません。殆どの場合は、大きなニュースが流れたか、大口のトレーダーが参入した結果です。こういったラインに達した時は反発の力、突破した時は加速する力が働きます。これが「売り」と「買い」のバランスが大きく偏る時ですね。ちなみに突破した場合はその役割が入れ替わる、「ロールリバーサル」が起こります。
なぜ偏るのかは知っておく必要はありませんが、以下で図解します。
レンジの中の@の場所でポジションを持っている人と持っていない人はAのポイントで…
◆買い人…Aの地点で、なかなか越えられないレンジ上限に達したので、利確のために売り注文。
◆売りの人…損切りのストップロスはレンジ上限の少し上にセットしています。Aでハラハラドキドキですが、まだホールドです。
◆ノーポジの人…レンジ上限に達したので売りでBを狙います。
⇒売り圧力が強まります。
レンジを突破しCの地点で…
◆買いの人…先ほど利確しました。レンジを突破したのでもう一度買いを狙います。ストップロスはAのやや下です。
◆売りの人…ストップロスが作動し、決済の買い注文。
◆ノーポジの人…レンジ突破を見定めて、レンジ上限を目指して買い参入。この人もスロップロスはAのやや下です。
⇒買い圧力が強まります。
Dまで来ると…
◆買いの人…利確の売りをする人が出てきます。
◆売りだった人…まだトレンド形成には至ってないので静観です。
◆ノーポジの人…まだトレンド形成には至ってないので静観です。
⇒少々勢いは落ちますが、売り優勢です。
Eでは…
◆買いの人…ストップロスが近いですね。ハラハラドキドキです。
◆売りだった人…レンジ突破した時の価格に戻ってきました。今度は買い参入です。
◆ノーポジの人…レンジ突破を確認しましたが、出遅れました。突破時の価格に戻ったので買い参入です。
⇒買い圧力が強まります。
・・・
これ以降も同様に、反発とロスカットを巻き込んだ加速を繰り返します。
我ながら、今回は少々説明に難があるのを否めません。すいません。
次回からはもっとわかりやすい解説を心がけます。
それでは今日も頑張りましょう!
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