2016年05月05日
2009-10 ブンデスリーガ 第3節 マインツ05×バイエルン
2009-10 ドイツ・ブンデスリーガ 第3節
マインツ05 × バイエルン・ミュンヘン
スコア:2-1
2009年8月22日 ブルッフヴェクシュタディオン 観客数:20,300
1部昇格シーズンであり、トーマス・トゥヘル体制1年目のマインツが歴史的なアップセットです。
マインツのスタメン(4-1-4-1)
GK: ハインツ・ミュラー
4: ペーター・ファン・デル・ヘイデン ニコルチェ・ノヴェスキ ニコ・ブンガート フロリアン・ヘラー
1: ボ・スヴェンソン
4: アンドレ・シュールレ アンドレアス・イヴァンシッツ ミロスラフ・カルハン ティム・ホーグラント
1: アリスティデ・バンセ
-----
SUB: クリスティアン・ヴェトクロ(GK)
ミロラド・ペコヴィッチ ヤーミル・ヒュカ エルキン・ソト ジョルト・レーブ
ダニエル・グンケル ドラガン・ボガヴァツ
監督: トーマス・トゥヘル
バイエルンのスタメン(4-4-2)
GK: ミヒャエル・レンジング
4: エドソン・ブラーフハイト ホルガー・バトシュトゥバー ダニエル・ファン・ブイテン フィリップ・ラーム
4: アナトリー・ティモシュチュク ダニエル・プラニッチ バスティアン・シュヴァインシュタイガー ハミト・アルトゥントップ
2: ミロスラフ・クローゼ マリオ・ゴメス
-----
SUB: ハンス=イェルク・ブット(GK)
イヴィツァ・オリッチ ブレーノ アンドレアス・オットル ホセ・ソサ
トーマス・ミュラー ディエゴ・コンテント
監督: ルイ・ファン・ハール
マインツは3シーズンぶりのブンデスリーガ1部復帰シーズンです。
チームの事情により、マインツU-19の監督だった当時36歳のトゥヘル氏がトップチームの監督に就任。ブンデスではそれほど珍しくないのですが、それでも30代青年監督の誕生は話題になりました。
スタジアムは現在のコファス・アレーナではなく、旧ホームスタジアムのブルッフヴェクシュタディオンです。
バイエルンですが、リベリーが負傷欠場でした。またこの試合ではシュヴァインシュタイガーをトップ下で起用していましたが、これは裏目に出たかなあ・・・という印象です。
サッカー界のレジェンド、ヴィエリとマルディーニのスポーツMIXライン【SY32 by SWEET YEARS】
試合
立ち上がりからマインツのペース。ボールホルダーへのチェックが厳しく、奪ったらシンプルにつなぐか、あるいは前線へのロングパス。縦への意識が強いトゥヘルサッカーは、この頃から変わりません。
バイエルンはボールを”持たされてる”状態で、クローゼとゴメスに良い形でボールが収まりません。
先制点はマインツ。左サイドからのシュールレのスルーパスにイヴァンシッツが反応しゴール。
先制後もマインツの攻勢は続きます。28分にはブルキナ・ファソ代表バンセの身体能力の高さを感じさせるオーバーヘッド。これは惜しくもクロスバーを叩きます。
バイエルンは33分に早くも選手交代。アルトゥントップに代えてトーマス・ミュラーを投入します。
しかし前半37分にマインツが追加点。バンセが楔となり右サイドへ展開。サイドを突破したヘラーのクロスを、起点となったバンセがヘッドで叩き込みます。
この失点を受けてバイエルンは早くも2枚目の交代カードを切り、プラニッチに変えてオリッチを投入。
前半終了間際にバイエルンが良い形を作るも、このまま2-0で終了します。
後半開始。バイエルンが一段ギヤを上げた感じで一気に攻勢に転じます。
すると後半2分にミュラーのシュートをヘッドでクリアし損ねたノヴェスキがオウンゴール。スコアは2-1に。
バイエルンはミュラーとオリッチの投入が間違いなく効いていて、この2人がパワーバランスを逆転させたと言えます。
マインツは61分にスヴェンソンに代えてペコヴィッチを投入。さらに65分にはノヴェスキに代えてジョルト・レーブを投入。中盤にフレッシュな2人を送りこみますが、バイエルンの攻撃を凌ぐので精一杯。攻撃面では形を作れません。
72分、バイエルンはクローゼに代えてホセ・ソサ投入。ゲームは完全に攻めるバイエルン、守るマインツという様相です。
しかしマインツはGKミュラーをはじめ守備陣が奮闘。苦しいながらも何とか対応しています。
80分マインツ選手交代。イヴァンシッツに代えてヤーミル・ヒュカを投入。
試合も終盤に入り、マインツの選手達をスタジアム中が拍手で鼓舞します。88分頃になると、トゥヘル監督が選手達に向かって指を2本立てて、「あと2分だ!」とメッセージを送っています。
90分が過ぎアディショナルタイムは2分。あと少し耐えきれば、その先に待っているのはクラブ史上初のバイエルン戦勝利という勲章です。
そして結局2-1のまま試合終了。
防戦一方になりながら耐えきり、バイエルン戦初勝利という歴史的快挙を達成。選手も観客もまるで優勝したかのような大騒ぎで、トゥヘル監督も体全体で喜びを爆発させていました。それはもう本当に嬉しそうで。
海外サッカーからJリーグまでサッカーコンテンツ多数放送中です
得点
前半25分 アンドレアス・イヴァンシッツ(マインツ)
前半37分 アリスティデ・バンセ(マインツ)
後半2分 オウンゴール
その後・・・
マインツはこのシーズンを最終的に9位でフィニッシュ。就任1年目の36歳青年監督が昇格シーズンに残した成績としては、かなり上出来だったのではないでしょうか。
一方バイエルンは開幕3試合未勝利でマスコミからも叩かれていましたが、結局はこのシーズンを優勝で終えます。
優勝にはアリエン・ロッベンの存在が大きかったのですが、バイエルン移籍合意は8月28日のため、このマインツ戦の時点ではまだチーム合流前でした。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
日本代表から、アルゼンチンのレアなクラブまで!
フットボールマックスは3000種以上のサッカーユニフォームをお届けいたします
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
ダイレクトに楽天でチェック
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
マインツ05 × バイエルン・ミュンヘン
スコア:2-1
2009年8月22日 ブルッフヴェクシュタディオン 観客数:20,300
1部昇格シーズンであり、トーマス・トゥヘル体制1年目のマインツが歴史的なアップセットです。
マインツのスタメン(4-1-4-1)
GK: ハインツ・ミュラー
4: ペーター・ファン・デル・ヘイデン ニコルチェ・ノヴェスキ ニコ・ブンガート フロリアン・ヘラー
1: ボ・スヴェンソン
4: アンドレ・シュールレ アンドレアス・イヴァンシッツ ミロスラフ・カルハン ティム・ホーグラント
1: アリスティデ・バンセ
-----
SUB: クリスティアン・ヴェトクロ(GK)
ミロラド・ペコヴィッチ ヤーミル・ヒュカ エルキン・ソト ジョルト・レーブ
ダニエル・グンケル ドラガン・ボガヴァツ
監督: トーマス・トゥヘル
バイエルンのスタメン(4-4-2)
GK: ミヒャエル・レンジング
4: エドソン・ブラーフハイト ホルガー・バトシュトゥバー ダニエル・ファン・ブイテン フィリップ・ラーム
4: アナトリー・ティモシュチュク ダニエル・プラニッチ バスティアン・シュヴァインシュタイガー ハミト・アルトゥントップ
2: ミロスラフ・クローゼ マリオ・ゴメス
-----
SUB: ハンス=イェルク・ブット(GK)
イヴィツァ・オリッチ ブレーノ アンドレアス・オットル ホセ・ソサ
トーマス・ミュラー ディエゴ・コンテント
監督: ルイ・ファン・ハール
マインツは3シーズンぶりのブンデスリーガ1部復帰シーズンです。
チームの事情により、マインツU-19の監督だった当時36歳のトゥヘル氏がトップチームの監督に就任。ブンデスではそれほど珍しくないのですが、それでも30代青年監督の誕生は話題になりました。
スタジアムは現在のコファス・アレーナではなく、旧ホームスタジアムのブルッフヴェクシュタディオンです。
バイエルンですが、リベリーが負傷欠場でした。またこの試合ではシュヴァインシュタイガーをトップ下で起用していましたが、これは裏目に出たかなあ・・・という印象です。
サッカー界のレジェンド、ヴィエリとマルディーニのスポーツMIXライン【SY32 by SWEET YEARS】
試合
立ち上がりからマインツのペース。ボールホルダーへのチェックが厳しく、奪ったらシンプルにつなぐか、あるいは前線へのロングパス。縦への意識が強いトゥヘルサッカーは、この頃から変わりません。
バイエルンはボールを”持たされてる”状態で、クローゼとゴメスに良い形でボールが収まりません。
先制点はマインツ。左サイドからのシュールレのスルーパスにイヴァンシッツが反応しゴール。
先制後もマインツの攻勢は続きます。28分にはブルキナ・ファソ代表バンセの身体能力の高さを感じさせるオーバーヘッド。これは惜しくもクロスバーを叩きます。
バイエルンは33分に早くも選手交代。アルトゥントップに代えてトーマス・ミュラーを投入します。
しかし前半37分にマインツが追加点。バンセが楔となり右サイドへ展開。サイドを突破したヘラーのクロスを、起点となったバンセがヘッドで叩き込みます。
この失点を受けてバイエルンは早くも2枚目の交代カードを切り、プラニッチに変えてオリッチを投入。
前半終了間際にバイエルンが良い形を作るも、このまま2-0で終了します。
後半開始。バイエルンが一段ギヤを上げた感じで一気に攻勢に転じます。
すると後半2分にミュラーのシュートをヘッドでクリアし損ねたノヴェスキがオウンゴール。スコアは2-1に。
バイエルンはミュラーとオリッチの投入が間違いなく効いていて、この2人がパワーバランスを逆転させたと言えます。
マインツは61分にスヴェンソンに代えてペコヴィッチを投入。さらに65分にはノヴェスキに代えてジョルト・レーブを投入。中盤にフレッシュな2人を送りこみますが、バイエルンの攻撃を凌ぐので精一杯。攻撃面では形を作れません。
72分、バイエルンはクローゼに代えてホセ・ソサ投入。ゲームは完全に攻めるバイエルン、守るマインツという様相です。
しかしマインツはGKミュラーをはじめ守備陣が奮闘。苦しいながらも何とか対応しています。
80分マインツ選手交代。イヴァンシッツに代えてヤーミル・ヒュカを投入。
試合も終盤に入り、マインツの選手達をスタジアム中が拍手で鼓舞します。88分頃になると、トゥヘル監督が選手達に向かって指を2本立てて、「あと2分だ!」とメッセージを送っています。
90分が過ぎアディショナルタイムは2分。あと少し耐えきれば、その先に待っているのはクラブ史上初のバイエルン戦勝利という勲章です。
そして結局2-1のまま試合終了。
防戦一方になりながら耐えきり、バイエルン戦初勝利という歴史的快挙を達成。選手も観客もまるで優勝したかのような大騒ぎで、トゥヘル監督も体全体で喜びを爆発させていました。それはもう本当に嬉しそうで。
海外サッカーからJリーグまでサッカーコンテンツ多数放送中です
得点
前半25分 アンドレアス・イヴァンシッツ(マインツ)
前半37分 アリスティデ・バンセ(マインツ)
後半2分 オウンゴール
その後・・・
マインツはこのシーズンを最終的に9位でフィニッシュ。就任1年目の36歳青年監督が昇格シーズンに残した成績としては、かなり上出来だったのではないでしょうか。
一方バイエルンは開幕3試合未勝利でマスコミからも叩かれていましたが、結局はこのシーズンを優勝で終えます。
優勝にはアリエン・ロッベンの存在が大きかったのですが、バイエルン移籍合意は8月28日のため、このマインツ戦の時点ではまだチーム合流前でした。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
日本代表から、アルゼンチンのレアなクラブまで!
フットボールマックスは3000種以上のサッカーユニフォームをお届けいたします
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
ダイレクトに楽天でチェック
【ADIDASウェア】 アディダス 15-16 バイエルンミュンヘン トレーニング ポロ S27411 WSP トゥルーレッド/クラフトレッ |
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
この記事へのコメント
コメントを書く