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2016年06月22日

【宇佐美のあざやかな一撃】 12-13 シュツットガルト×ホッフェンハイム


2012-13 ブンデスリーガ 第5節
シュツットガルト × ホッフェンハイム
スコア:0-3
2012年9月26日 メルセデス・ベンツ・アレナ 41,720



電光石火のあざやかな一撃


VfB_Stuttgart.gif シュツットガルトのスタメン(4-2-3-1) ●L to R
ボーダー青.gif
GK: スヴェン・ウルライヒ
4: クリスティアン・モリナーロ ゲオルグ・ニーダーマイアー ザーダール・タスキ 酒井高徳
2: クリスティアン・ゲントナー ウィリアム・クヴィスト
3: カカウ タマーシュ・ハイナール 岡崎慎司
1: ヴェダド・イビシェヴィッチ
-----
SUB: マルク・ツィーグラー(GK)
イブラヒム・トラオレ アルトゥール・ボカ ラファエル・ホルツハウザー
ズドラヴコ・クズマノヴィッチ ケヴィン・シュテーガー マーサ
-----
監督: ブルーノ・ラッバディア

Hoffenheim.gif ホッフェンハイムのスタメン(4-2-3-1) ●L to R
ボーダー青.gif
GK: クーン・カステールス
4: ファビアン・ジョンソン マーヴィン・コンパー マチュー・デルピエール アンドレアス・ベック
2: ダニエル・ウィリアムズ セバスティアン・ルディ
3: 宇佐美貴史 ロベルト・フィルミーノ ボリス・ヴクチェヴィッチ
1: ホセル
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SUB: イェンス・グラール(GK)
ケヴィン・フォラント セヤド・サリホヴィッチ シュテファン・シュレック
エレン・デルディヨク ヤニク・ヴェスターゴーア パトリック・オクス
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監督: マルクス・バベル



下位脱出を狙うチーム同士の対決

前節終了時点の順位は、シュツットガルトは17位(2分2敗)、ホッフェンハイム16位(1勝3敗)。シュツットガルトはいまだ勝利なし。ホッフェンハイムは前節の初勝利で最下位を脱出したばかり。どちらもたいへん厳しい状況で迎えた5戦目です。

シュツットガルトはチームの要であるマルティン・ハルニクが出場停止。初勝利を目指すうえで痛手です。
バイエルンを退団した宇佐美は、ホッフェンハイム加入後3戦連続のスタメン。第3節のフライブルク戦ですでに移籍後初ゴールを決めていて、チームにもフィットしてきた頃です。






>>>前半45分

シュツットガルトのキックオフで試合開始です。
■シュツットガルトは[STU]。ホッフェンハイムは[HOF]で表記。

1分[STU]: 右サイドからイビセヴィッチが仕掛けてコーナーキック。最後はタスキのシュート。

2分[STU]: モリナーロがドリブルで中央へ上がり、イビセヴィッチへパス。イビセヴィッチは右サイドを上がってきた酒井へボールを預けるとゴール前へ移動し、酒井からのクロスにダイビングヘッド気味のシュート。ファーサイドには岡崎が詰めていました。

宇佐美らしいキレがある一撃

4分[HOF]: 先制点はホッフェンハイム。右サイドで宇佐美が酒井からボールを奪いに行くと、こぼれ球を拾ったルディからパスを受け、得意のドリブルが炸裂します。
まずゲントナーとクヴィストを抜き去り、さらにタスキを抜いてペナルティエリア内に侵入。最後は追いかけてきたクヴィストを切り返しでかわして右足でシュート。宇佐美らしいキレのあるドリブルからのフィニッシュで、じつに素晴らしいゴールでした。

9分[HOF]: ヴクチェヴィッチがベックからの縦パスを受け、中央のフィルミーノへパス。背後のホセルの位置を確認したフィルミーノがヒールパスでホセルへつなぐと、ドリブルで左に流れてシュート。

12分[STU]: 右サイドで岡崎と酒井が2人がかりで宇佐美からボールを奪い、岡崎がドリブル突破。しかし奪い返しに追ってきた宇佐美のタックルで倒されてファウル。

19分[HOF]: 左サイドでジョンソンからパスを受けた宇佐美がドリブルし、追い抜いていくジョンソンへパス。するとそのままジョンソンがトップスピードでペナルティエリア内に侵入しシュート。GKウルライヒとの1対1の局面でしたが、ファインセーブで防がれます。

29分[STU]: 右サイドで相手DFのクリアを拾った岡崎が酒井へパス。クヴィストが酒井からボールを受けると、逆サイドのモリナーロへロングパス。モリナーロは切れ込んでクロスを上げますが、味方に合いません。

32分[STU]: 中盤のカカウから前方のイビセヴィッチへパスが通ると、右にいたハイナールへダイレクトパス。ドリブルで上がったハイナールは左サイドをトップスピードで上がってきたカカウへパス。ベックのタックルをかわしたカカウが中へ折り返しますが、GKカステールスがパンチングでクリア。

33分[STU]: 自陣でパスを受けた岡崎ですが、ボールの出し所に困って攻撃が停滞。スタジアムからはブーイングが聞こえます。

37分[HOF]: 右サイドでベックのパスからウィリアムズがミドルシュート。コースも速度も良いシュートでしたが、GKウルライヒが片手でクリア。

39分[STU]: 選手交代。岡崎OUT。イブラヒム・トラオレIN。岡崎は試合途中から右足を引きずっていたので、負傷による交代の可能性もありますが、ここまで出来が悪かったのも事実です。

41分[HOF]: ベックからパスを受けたヴクチェヴィッチがゴール前へクロス。流れたボールをフリーの宇佐美が拾ってシュート。ボールは飛び出していたGKウルライヒの横を抜けていき、決まったかに思えましたが、ゴール前にいた酒井がヘディングでクリア。

前半終了。ホームのシュツットガルトがボールを持つ時間が長いですが、中盤でのパスミスが目立ち、結果としてホッフェンハイムの攻撃につながっています。ただ両チームとも決してチャンスは多くありません。





>>>後半45分

46分[STU]: 後半開始頭から選手交代。ハイナールOUT。ラファエル・ホルツハウザーIN。

勢いにのる追加点

47分[HOF]: センターサークル付近でモリナーロがボールを失い、奪ったフィルミーノがホセルへスルーパス。ホセルはペナルティエリア内で対峙したタスキをかわして決めました。
アタッカー陣の連動が見事なカウンターアタック。レアル・マドリードから移籍してきたホセルは、これがブンデスリーガ初ゴールです。

55分[HOF]: ドリブルで仕掛ける宇佐美に対してカカウが体をぶつけるようにしてタックル。カカウの苛立ちが表れているファウルでした。

55分[STU]: 選手交代。クヴィストOUT。ラファエル・ホルツハウザーIN。

選手交代がことごとく裏目に

58分[HOF]: ホッフェンハイムに3点目が入りました。自陣でボールを持った宇佐美が前方のフィルミーノへパス。フィルミーノが後方のルディへダイレクトでボールを渡すと、左サイドの裏を狙うジョンソンへルディからロングパスが通ります。
ジョンソンがドリブルから中へ折り返すと、逆サイドを並走していたフィルミーノがスライディングシュート。飛び出したGKウルライヒに当たって跳ね返ったボールを宇佐美がボレーシュート。これもウルライヒがセーブしますが、クリアボールをジョンソンが押し込みました。2点目と同様の見事なカウンターアタックでした。

66分[HOF]: 選手交代。宇佐美OUT。ケヴィン・ホラントIN。宇佐美は直前に受けた酒井のタックルによる負傷交代と思われます。

69分[STU]: コーナーキックのチャンス。ゴール前でホルツハウザーが競ったボールをタスキが流してゴール正面のゲントナーへ。しかしゲントナーはシュートを打てません。
70分過ぎからシュツットガルトのファウルが増加。チーム全体にイライラが蔓延しているかのようです。攻守において連動性が見られませんし、選手交代直後の失点の連続。監督のマネジメントが上手くいっていないとしか考えられません。


81分[HOF]: 選手交代。フィルミーノOUT。セヤド・サリホヴィッチIN。

86分[STU]: 左サイドのカカウからイビセヴィッチへクロス。しかしイビセヴィッチがシュートを決めきれず。

87分[HOF]: 選手交代。ヴクチェヴィッチOUT。シュテファン・シュレックIN。

試合終了です。最後の10分間は両チームに大きなチャンスも無く、中盤の潰しあいに終始。3点リードのホッフェンハイムは無理する必要がなく、淡々と試合を終わらせにかかっていましたが、最後までシュツットガルトの不出来ぶりはちょっと重症です。


>>>得点

5分: 宇佐美貴史(ホッフェンハイム)
47分: ホセル(ホッフェンハイム)
58分: ファビアン・ジョンソン(ホッフェンハイム)

ボーダー青.gif
とにかくシュツットガルトの出来の悪さは目を覆うばかりでした。いくらハルニク不在とはいえ、ここまで攻撃で良い形を作れないとは。
39分でベンチに下がった岡崎は、この試合に関しては本当に何もできませんでした。交代で入ったトラオレが、やや粗いとはいえ縦にガンガン突っ込んでいくプレーで、それまでの停滞感を少しだけ打破。この日の岡崎に足りなかったのは、まさにこの縦への意識です。

この日のゴールが現地の各メディアに大絶賛された宇佐美。当時のバベル監督の評価も高かったですし、良いシーズンを送れるかと期待したものでしたが・・・。
当時の宇佐美は自分のストロングポイントだけを押し通そうとしていた印象でしたが、帰国後のガンバでのプレーや、最近のインタビューの内容を見ると、成長していますね。
ブンデスリーガ再挑戦となるアウクスブルクでどこまで出来るか、楽しみです。







タグ:2012-13
posted by FBACV at 09:10 | Comment(0) | ブンデスリーガ
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