2016年05月09日
2012-13 リーガ 第28節 デポルティーボ × セルタ
2012-13 リーガ・エスパニョーラ 第28節
デポルティーボ・ラ・コルーニャ × セルタ・デ・ビーゴ
スコア:3-1
2013年3月16日 リアソール 観客数:31,000
■15-16シーズン限りでの引退を表明したフアン・カルロス・バレロン。彼の最後のガリシアダービーです。
デポルティーボのスタメン(4-2-3-1)
GK: ダニエル・アランスビア
4: マヌエル・パブロ アイタミ・アルティレス カルロス・マルチェナ シルヴィオ
2: ファン・ドミンゲス アベル・アギラール
3: ブルーノ・ガマ フアン・カルロス・バレロン ピッツィ
1: リキ
-----
SUB: ヘルマン・ルクス(GK)
アレックス・ベルガンティニョス パウロ・アスンソン ハビエル・カムーニャス
ネルソン・オリヴェイラ ディオゴ・サロモン パブロ・インスーア
監督: フェルナンド・バスケス
セルタのスタメン(4-2-3-1)
GK: ハビ・バラス
4: ロベルト・ラゴ ヴァディム・デミドフ アンドレス・トゥニェス ジョニー・カストロ
2: ダニエル・プラニッチ ボルハ・オウビーニャ
3: エンリケ・デ・ルーカス マリオ・ベルメホ アウグスト・フェルナンデス
1: イアゴ・アスパス
-----
SUB: セルヒオ・アルバレス(GK)
グスタボ・カブラル カルロス・ベルビス ファビアン・オレジャーナ
ホナタン・ビラ ミカエル・クローン=デリ パク・チュヨン
監督: アベル・レシーノ
両チームとも1部残留を争う状況で迎えた106回目のダービーマッチ。ここまでのダービー通算成績はデポル40勝、セルタ39勝、引き分け26と互角です。
順位はデポルが勝点17で20位。セルタは勝点23で19位。両者まさに崖っぷちでした。
デポルは懐かしの”スーペルデポル”時代を知る2人、バレロンとマヌエル・パブロがスタメン。ともに37歳です。
サッカー界のレジェンド、ヴィエリとマルディーニのスポーツMIXライン【SY32 by SWEET YEARS】
前半
セルタのキックオフ。セルタの最終ラインが高くてコンパクト。開始早々デミトフがバレロンに当たりに行きファウル。やはりバレロンは要警戒されています。
立ち上がりは両者ほぼ互角。じゃっかんセルタのほうがパスがよくつながる感じです。
先制はデポル。9分、左サイドからバレロンの正確なクロスをリキが左ももでトラップし、落ち際を左足でボレーシュート。
リキのシュートも素晴らしかったですが、強すぎず、弱すぎずなバレロンのクロスも絶妙でした。
先制点以降はデポルのペースに。15分にはバレロン、ドミンゲス、リキとパスがつながりピッツィがシュート。
開始早々からイアゴ・アスパスに対してスタンドからレーザーが当てられています。なんでも試合前にデポル側を挑発するコメントを発したとかで、それが理由でしょうか。
バレロンは前後左右と幅広くポジション移動。3列目あたりから前線に長めのパスを送るシーンも多く、プレーエリアが広いです。
27分、イアゴ・アスパスが1発レッドで退場となります。
アスパスのシュートの際に当たりに来て倒れたマルチェナに向かって、なんと頭突きを喰らわせてしまいました。どうしようもない愚行です。
セルタは1点ビハインドとはいえリスクは冒さず、ベルメホをトップに上げて4-4-1のようなフォーメーションで対応。
数的有利のデポルは慌てずにパス回し。デポルも状況が状況なのでリスクは冒しません。
前半はこのまま1-0で終了します。
後半
後半開始。セルタが積極的に攻め込みますが、なかなかシュートまで行けず。残留争いということもあってか、攻撃に関してはデポルもそれほど無理しません。
どちらのペースともいえない展開が続きます。
52分デポル絶好機。最終ラインからのロングフィードにリキが抜け出しGKと1対1になるが、決められません。
64分、やっとデポルが追加点、右サイドからのクロスをDFがゴール前でクリアするも、それを拾ったシルヴィオがダイレクトでミドルシュート。見事なゴラッソです。
セルタはベルメホに代えてパク・チュヨンを投入。しかし効果的に絡めません。
デポルは70分過ぎあたりからチャンスを量産し再三シュートを放つも、GKバラスの好セーブもあってゴールを奪えません。
77分、デポルはリキに代えてサロモンを投入。すると2分後の79分にサロモンが追加点。
バレロンのロングパスに入ったばかりのサロモンが抜け出し、最後はGKをかわしてゴール。見事なカウンターでした。
しかしわずか1分後にセルタが1点返します。右からのクローンデリのクロスを、フリーになっていたパク・チュヨンが決めました。しかしなぜフリーだったのか…。
84分、デポルはバレロンを下げてアレックス・ベルガンティニョスを投入。この日2アシストのバレロンにスタンディングオベーションです。
92分にはデポルがカウンターから絶好機を迎えますが、これはサロモンが決めきれません。
このまま3-1で試合は終了。ダービーで残留争いの直接対決に勝利。大きな大きな勝点3ゲットに、スタジアムは大変な盛り上がりでした。
これが最後のダービーとなったバレロンはアシスト以外にも多くのチャンスを作り出し、あらためてそのゲームメーカーぶりに感嘆。これまでを振り返ってみても、間違いなく違いを作り出せる天才でした。
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得点
前半9分 リキ(デポルティーボ)
後半19分 シルヴィオ(デポルティーボ)
後半34分 ディオゴ・サロモン(デポルティーボ)
後半35分 パク・チュヨン(セルタ)
その後・・・
ガリシア勢の残留争いの結末は、デポルが19位で降格、セルタは16位で残留となります。
デポルはホームでの最終節で降格が決定。リーガ優勝で歓喜に沸く(というレベルを超越した盛り上がりでした)リアソールを知っているだけに、スーペルデポルとして欧州フットボールシーンを席巻したデポルの、リアソールで降格する様は大変悲しかったですね。
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デポルティーボ・ラ・コルーニャ × セルタ・デ・ビーゴ
スコア:3-1
2013年3月16日 リアソール 観客数:31,000
■15-16シーズン限りでの引退を表明したフアン・カルロス・バレロン。彼の最後のガリシアダービーです。
デポルティーボのスタメン(4-2-3-1)
GK: ダニエル・アランスビア
4: マヌエル・パブロ アイタミ・アルティレス カルロス・マルチェナ シルヴィオ
2: ファン・ドミンゲス アベル・アギラール
3: ブルーノ・ガマ フアン・カルロス・バレロン ピッツィ
1: リキ
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GK: ハビ・バラス
4: ロベルト・ラゴ ヴァディム・デミドフ アンドレス・トゥニェス ジョニー・カストロ
2: ダニエル・プラニッチ ボルハ・オウビーニャ
3: エンリケ・デ・ルーカス マリオ・ベルメホ アウグスト・フェルナンデス
1: イアゴ・アスパス
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グスタボ・カブラル カルロス・ベルビス ファビアン・オレジャーナ
ホナタン・ビラ ミカエル・クローン=デリ パク・チュヨン
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両チームとも1部残留を争う状況で迎えた106回目のダービーマッチ。ここまでのダービー通算成績はデポル40勝、セルタ39勝、引き分け26と互角です。
順位はデポルが勝点17で20位。セルタは勝点23で19位。両者まさに崖っぷちでした。
デポルは懐かしの”スーペルデポル”時代を知る2人、バレロンとマヌエル・パブロがスタメン。ともに37歳です。
サッカー界のレジェンド、ヴィエリとマルディーニのスポーツMIXライン【SY32 by SWEET YEARS】
前半
セルタのキックオフ。セルタの最終ラインが高くてコンパクト。開始早々デミトフがバレロンに当たりに行きファウル。やはりバレロンは要警戒されています。
立ち上がりは両者ほぼ互角。じゃっかんセルタのほうがパスがよくつながる感じです。
先制はデポル。9分、左サイドからバレロンの正確なクロスをリキが左ももでトラップし、落ち際を左足でボレーシュート。
リキのシュートも素晴らしかったですが、強すぎず、弱すぎずなバレロンのクロスも絶妙でした。
先制点以降はデポルのペースに。15分にはバレロン、ドミンゲス、リキとパスがつながりピッツィがシュート。
開始早々からイアゴ・アスパスに対してスタンドからレーザーが当てられています。なんでも試合前にデポル側を挑発するコメントを発したとかで、それが理由でしょうか。
バレロンは前後左右と幅広くポジション移動。3列目あたりから前線に長めのパスを送るシーンも多く、プレーエリアが広いです。
27分、イアゴ・アスパスが1発レッドで退場となります。
アスパスのシュートの際に当たりに来て倒れたマルチェナに向かって、なんと頭突きを喰らわせてしまいました。どうしようもない愚行です。
セルタは1点ビハインドとはいえリスクは冒さず、ベルメホをトップに上げて4-4-1のようなフォーメーションで対応。
数的有利のデポルは慌てずにパス回し。デポルも状況が状況なのでリスクは冒しません。
前半はこのまま1-0で終了します。
後半
後半開始。セルタが積極的に攻め込みますが、なかなかシュートまで行けず。残留争いということもあってか、攻撃に関してはデポルもそれほど無理しません。
どちらのペースともいえない展開が続きます。
52分デポル絶好機。最終ラインからのロングフィードにリキが抜け出しGKと1対1になるが、決められません。
64分、やっとデポルが追加点、右サイドからのクロスをDFがゴール前でクリアするも、それを拾ったシルヴィオがダイレクトでミドルシュート。見事なゴラッソです。
セルタはベルメホに代えてパク・チュヨンを投入。しかし効果的に絡めません。
デポルは70分過ぎあたりからチャンスを量産し再三シュートを放つも、GKバラスの好セーブもあってゴールを奪えません。
77分、デポルはリキに代えてサロモンを投入。すると2分後の79分にサロモンが追加点。
バレロンのロングパスに入ったばかりのサロモンが抜け出し、最後はGKをかわしてゴール。見事なカウンターでした。
しかしわずか1分後にセルタが1点返します。右からのクローンデリのクロスを、フリーになっていたパク・チュヨンが決めました。しかしなぜフリーだったのか…。
84分、デポルはバレロンを下げてアレックス・ベルガンティニョスを投入。この日2アシストのバレロンにスタンディングオベーションです。
92分にはデポルがカウンターから絶好機を迎えますが、これはサロモンが決めきれません。
このまま3-1で試合は終了。ダービーで残留争いの直接対決に勝利。大きな大きな勝点3ゲットに、スタジアムは大変な盛り上がりでした。
これが最後のダービーとなったバレロンはアシスト以外にも多くのチャンスを作り出し、あらためてそのゲームメーカーぶりに感嘆。これまでを振り返ってみても、間違いなく違いを作り出せる天才でした。
【NIKE】各国のスタープレーヤーが着用するスパイク、MAGISTA(マジスタ)
得点
前半9分 リキ(デポルティーボ)
後半19分 シルヴィオ(デポルティーボ)
後半34分 ディオゴ・サロモン(デポルティーボ)
後半35分 パク・チュヨン(セルタ)
その後・・・
ガリシア勢の残留争いの結末は、デポルが19位で降格、セルタは16位で残留となります。
デポルはホームでの最終節で降格が決定。リーガ優勝で歓喜に沸く(というレベルを超越した盛り上がりでした)リアソールを知っているだけに、スーペルデポルとして欧州フットボールシーンを席巻したデポルの、リアソールで降格する様は大変悲しかったですね。
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海外サッカーからJリーグまで!
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