今年の春からマイブームになっているいきもの、特に野鳥について今日から書いていきたいと思います。
今年は例年に比べると自然環境が良くなったためか、常連のすずめたちの数が増えています。
先月までは新たにヒナが誕生したのでしょうが、たくさんのすずめたちが木に止まっていました。
毎年、アメシロが木をダメにしていましたが、すずめたちのおかげで今年は元気に葉を付けています。
冬になり、寒くなってくると葉が全て落ちてしまいますが、いまのところは未だ葉がいっぱいです。
先日、数年前のモチ米をすずめたちにあげました。
すると、あっという間に平らげてしまいました。
このペースでは残りのモチ米がすぐに無くなってしまうと思い、新たな餌が必要だと思いました。
春から秋にかけては自然界にたくさんの食べ物があるので、餌をあげる必要はありません。
むしろ、そっちの餌の方が栄養的にも味も美味しいでしょう。
しかし、晩秋から初春頃まではかなり寒くなり、さらに雪もたくさん降ります。
そのため、すずめだけではなく、留鳥の野鳥たちは食べ物を探すのが大変です。
そこで、彼らが無事に寒い冬を乗り切れるように、今年から餌をあげることにしました。
彼らには来年も畑の害虫駆除に大きく貢献してくれるように期待をしています。
鳥は今まで飼ったことがなく、餌も良く分かりませんでした。
そこでネットで調べ、近くのホームセンターへ餌を飼いに行きました。
すると、野鳥用の餌が売っていたので、早速それを購入しました。
しかし、すずめが食べないであろうヒマワリの種などの殻が硬くて大きな餌が数種類含まれていました。
試しにそのまま餌を撒いてみましたが、やはりかたい殻の餌は食べていませんでした。
餌を丸のみするようなので、硬い餌は消化できないようです。
できればシジュウカラなどかたい殻の餌を食べてくれる野鳥が来てくれることを望んでいるのですが、今まで一度も見たことがありません。
周りは自然とは程遠い場所に住んでいますし、近くに田んぼはありますが、公園のように木々が生い茂っているような場所がありません。
先日、ヒヨドリがやってきていました。
昨年、毎日1個ずつ干し柿を取って行った野鳥です。
今年は甘いものがないので、1度きり見ただけで、その後はやってきていないようです。
もしかしたらもう少し寒くなるとやってくるのかもしれません。
すずめは非常に警戒心が強く、遠くから、または窓越しに眺めていても、すぐに飛んで行ってしまいます。
しかし、何度も餌を撒いていることで、私がいると司令塔らしきすずめの鳴き声がするようになりました。
ですが、相変わらず姿は見えず、声だけが聞こえています。
すずめに餌をやるようになったのは、ある日、窓を開けたらすずめが1羽そこにいたことがきっかけでした。
ですが、窓際に古米を置いても全くやってくる気配はありません。
暖かくなると、蜂が飛んでいます。
数年前に小さな巣を作りましたが、それはそのまま空き巣の状態です。
数日前にみかんのかけらを窓際に置いてみました。
すると、さっそく蜂がやってきて、それにしがみついていました。
半日以上そこにいたままで、まるで誰かに取られたくないと言った感じでした。
夜になり、窓を閉めようとしたら、まだ蜂がみかんにしがみついていました。
全く動く様子がありませんでしたが、窓を動かしたら、その衝撃で目を覚ましたようで、網戸の方へヨロヨロとよじ登ってきました。
そして再びそのまま動かなくなってしまいました。
どうやら爆睡中だったようです。
翌朝、カーテンを開けてみると、まだそこに昨日の蜂が網戸に止まっていました。
お昼過ぎに見てみたら、まだ網戸に止まっていましたが、動いているようで方向を変えていました。
その後、窓を開けた時、蜂はそのままどこかへ飛んでいきました。
それ以来、その蜂は戻ってきていませんが、きっと近くにいるのだと思います。
最近、暖かい日が続いているので、いきものも元気です。
すずめも餌があるらしく、日中はあまりやってきている様子がありません。
おそらく朝と夕方が食事時なので、その時に大量にやってきて、餌を食べているようです。
先日、水も置くようにしたら、糞の形跡があり、おそらくそれを飲んでくれているように思います。
水浴びをするほど大きな器ではないので、飲み水として利用してくれると嬉しいです。
これからもいきもの、特に野鳥観察を続けていき、彼らをそっと温かく見守っていきたいと思っています。