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2021年11月25日

蛙の手のようなかえで(楓)は土にかえるで〜 もみじの絨毯(じゅうたん)とボランティアさんの話

晩秋の一日、紅葉狩りに出かけました。
紅葉の美しさと風に吹かれて落ちてきたもみじの絨毯のどちらも楽しむことができました。

紅葉が美しい秋、いろはかえで

紅葉の美しさも素晴らしかったのですが、ボランティさんのいい話を聞くことができたのが収穫です。
ここのもみじ園の経緯は案内で知ることができますが、実際にこの地で育った人の話には真実味があります。

近くの小学校を卒業したという70歳前後の女性が、子供の頃、もみじ園に向かって礼をしてから勉強を始めたという。(現在もやっているかは確認しなかった)
理由は、このもみじ園の所有者が明治時代に学校を開設し教育に貢献しそのお蔭で学ぶことができた。
当時(明治時代と思われる)村民からは教育費を徴収しなかったという。

今も残るもみじ園自体は、京都のように洗練された庭ではありませんが素朴な庭に大輪が咲いたような
気分になりました。

かえでが土にかえって、また来年には蛙の手のようなかわいらしいかえでを見せてくれます。


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