FX 今週の外国為替相場展望
今週の為替相場はユーロ圏(特にギリシャ)の財政問題と
中国の金融引き締め(利上げ)の憶測を材料に動きそうです。
市場の心理はリスク回避を指向しており、株式、資源国通貨
を売却して、また円が買われることになりそう。
ただし、米ドルが売り込まれる根拠も無いので、米ドル円
為替レートへの影響は限定的かと思われます。
米ドル円の材料としては週末の米1月雇用統計。
ユーロ、豪ドルは対ドルで弱含みな展開となりそうです。
では毎週のことではございますが、決して当たらない
今週の為替相場の予想をしてみました。
リバースインディケーター(逆指標)として参考にして
頂けたら幸いです。(笑)
【米ドル円】
5日の雇用統計までは方向感がつかみづらく、
大きな動きはなさそう。
90.00を中心にした値動きになりそうです。
雇用統計は前月比でプラスの予想が大勢を
占めており、結果が予想どおりだと下値を固めて
91円台に上昇していく可能性がありそうです。
週末までは様子見。
【ユーロ円】
ユーロドルが少なくとも1.3800までは下落する
可能性が高いので、ユーロ円も124.20辺りまでの
下落は覚悟したほうがよさそうです。売り。
【ポンド円】
ポンドもユーロに連れて売り込まれる可能性が高い。
ポンドドルは1.5900から1.5800あたりまで
下落すると、ポンド円も143−142円までの下落が
ありそう。売り。
【豪ドル円】
リスク回避の流れで高金利通貨である豪ドルも
売り優勢になりそうです。
ただし複数のテクニカルから78円後半に強力な
サポートが存在するハズです。
78.75辺りからの反発を待って買ってみたい。
おもな経済指標、イベント
1日 米1月ISM製造業景気指数
2日 米12月中古住宅販売保留指数
3日 米1月ISM非製造業総合指数
5日 米1月雇用統計
G7財務相・中央銀行総裁会議
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