全米初登場1位、アニメ界のアカデミー賞とされる第40回アニー賞(2013年2月2日)では"長編アニメ映画賞"を含む最多5冠を達成するなど2012年を代表するアニメ映画のひとつ。 またAKB48が挿入歌「Sugar Rush」(世界共通)を担当したことでも話題、アニー賞では"音楽賞"も獲得しており、秋元康氏が連名で受賞しています。

1980年代のアーケードゲーム「Fix-It Felix Jr.」の悪役キャラ、"レック・イット"・ラルフが自分の悪役という仕事が嫌になり、自分は悪人ではないことを証明するために旅立つ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ製作の3Dアニメメーションで、往年のゲームキャラが多数出演、日本が生んだ世界的人気キャラも数多く出演しています。
マリオブラザーズから"クッパ"、"マリオ"、"ルイージ"、ストリート・ファイターから"ザンギエフ"、"バイソン"、"リュウ"、"ケン"、そして"春麗"の姿も確認できます。 他にも"ソニック"、"ディグダグ"(？)、などが確認できます。


監督は本作で"ザンギエフ"の声も担当するリッチ・ムーア。 TVアニメを多く手がけており、あの「ザ・シンプソンズ」も10話以上作っています。 声を担当するのはジョン・C・ライリー、ジャック・マクブレイヤー、ジェーン・リンチ、サラ・シルバーマン、アラン・テュディック、ジェイミー・エルマン、他。

主人公"ラルフ"の声を担当するのはジョン・C・ライリー。 最近の出演作としてはジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット出演の『おとなのけんか』、2012年9月に日本でも公開されたサシャ・バロン・コーエンの『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』(カメオ出演)があります。

サラ・シルバーマンが担当する"ヴァネロペ"の声がなかなかいい感じ。 声と喋り方がキャラにぴったりで違和感がない、さすがコメディ女優だけあります。 最近ではセス・ローゲン、ミシェル・ウィリアムズ出演の『テイク・ディス・ワルツ』(2011)に出演しています。

1980年代のアーケードゲーム「Fix-It Felix Jr.」の悪役で、怪力でビルを殴り壊すのが仕事の大男ラルフ。 粗暴に見えるが本質は善人で繊細な部分を持つ彼は、悪役という理由で悪い奴だと決め付けられ、誰にも感謝されない憎まれ役を演じることに嫌気がさす。 自分は悪人ではないことを証明するために旅立つのだった。
一方、ラルフが壊したビルを直すのが仕事の小柄な修理工フェリックスは、突如いなくなったラルフを探すため、仲間達とともに彼を探しに行くのだった。 ラルフは「シュガー・ラッシュ」というレースゲームの世界に入り込み、そこで"ヴァネロペ"という9歳の少女と出会う。 "ヴァネロペ"はプログラム上に何らかの欠陥を抱えており、他のレーサーたちから除け者にされていた。 "ヴァネロペ"は自分と同じで共演者に愛されないラルフと衝突しながらも友情を深めるのだった。 そしてラルフは旅の途中、この世界に隠された陰謀を知ってしまい、それを阻止するため仲間と戦いを挑むのだった･････

Wreck-It Ralph

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