『クローバーフィールド/HAKAISHA』の脚本を手掛けたドリュー・ゴダードがメガホンを取ったＳＦミステリーホラー。
脚本はドリュー・ゴダードと『アベンジャーズ』の監督、ジョス・ウィードンの共同執筆。

2012年4月13日に全米初公開、初登場3位をマーク、3週連続TOP10内にランクイン、13週にわたり全米公開されたヒット作だ。
批評家にも受けがよく、予想できないラストは必見とのこと。旬な若手クリス・ヘムズワースや、リチャード・ジェンキンス、シガニー・ウィーバーといったベテラン勢を擁し、 エイミー・アッカーのような美人をメイングループに入れないところがまたミソ。

監督はドリュー・ゴダード、出演はクリス・ヘムズワース、クリステン・コノリー、フラン・クランツ、リチャード・ジェンキンス、ティム・デザーン、エイミー・アッカー、アンナ・ハッチソン、シガニー・ウィーバー、他。


監督のドリュー・ゴダードは基本、脚本家。TVシリーズ向けが多く、特にジョス・ウィードンの「バフィー 〜恋する十字架〜」、「エンジェル」やJ・J・エイブラムスの「エイリアス」、「LOST」などに執筆しています。
またこれらのTVシリーズには何話か製作としても参加しています。 今後は『クローバーフィールド』の続編とスピルバーグ監督の『Robopocalypse』の脚本を手掛ける予定でしたが、両者とも製作の目処が立っておらず、 『クローバーフィールド』の続編に関しては若干動き出しそうな感じだが、『Robopocalypse』に関しては無期限での延期が決定されています。

クリステン・コノリーは、イギリスのマイク・ニューウェル監督の2003年の作品『モナリザ・スマイル』(ジュリア・ロバーツ、キルスティン・ダンスト出演)の端役でデビューして以来、 M・ナイト・シャマラン監督の『ハプニング』(2008)やエディ・マーフィの『デイブは宇宙船』(2008)などに端役で出演し、サム・メンデス監督の『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でちょっとしたキャラを与えられ、本作で主役の一人に抜擢された、スクリーンよりTVシリーズへの出演が多い女優さん。 見た目は若いが32歳です。


クリス・ヘムズワースの今後の予定はもちろん大作揃い。
まずロン・ハワード監督の『Rush』(2013年全米公開予定)。 これはオーストリアの伝説のF1ドライバー、アンドレアス・ニコラス・"ニキ"・ラウダの1976年ドイツGPでの大事故を題材とした伝記映画だ。 クリス・ヘムズワースはニキ・ラウダと優勝争いをしたF1ドライバー、"ジェームス・ハント"役で出演。
次は『マイティー・ソー』の続編『Thor: The Dark World』(2013年11月全米公開予定)、 『スノーホワイト』の狩人"エリック"(クリス・ヘムズワース)をメインにした『Snow White and the Huntsman 2』(公開未定)、 そして『アベンジャーズ2』(2015年5月全米公開予定)となっています。

デイナは友人のジュールスとその彼カート、カート友人達の5人でカートのいとこの山奥の別荘に遊びに行くことになった。
道中、古びたガソリンスタンドで道を尋ねるが、そこの老主人は行かないほうがいいと言う。 若者たちは忠告を無視してなんとか辿りつくのだった。

着いたわいいがそこは別荘というより山小屋であった。
夜、パーティを始めた若者たちは地下室を見つける。そこで彼らは薄気味悪い日記を見つけ、怪しい呪文を読んでしまった。 その時、小屋の周りの森で得体の知れない"何か"が動き始めるのだった。
そしてその様子をモニターが並ぶ管制室のような部屋で監視する何者かがいた･････

The Cabin in the Woods - Fran Kranz

・カンザスシティ映画批評家協会賞　＜ホラー映画賞＞ 受賞