２０１２年１２月 １日 公開予定

ダーケストタワー 消滅

The Darkest Hour

ＳＦ(アクション)　｜　2011　｜　アメリカ

"見えない"エイリアンに侵略されていく地球。生き残った若者達が生き残りをかけ"見えない"敵に挑むＳＦアクション。 すでに2011年12月から全米をはじめ世界各国で上映され手いる作品で、全米では12月25日の公開で初登場から翌週にかけて9位にランクインしています。 また公表されている制作費、3000万ドル(約24億円※)に対し、現在までのトータル興行収益は約6400万ドル(約52億円※)を挙げていますので商業的には成功した作品でしょう。
製作には『ナイト・ウォッチ』、『デイ・ウォッチ』、『ウォンテッド』の監督、ティムール・ベクマンベトフが参加。 彼の最新作は2012年11月1日より日本でも全国公開されている『リンカーン／秘密の書』です。 また『ウォンテッド2』の製作が決定しており、今度は製作側で参加する模様です。
脚本は4人おり、そのうちの一人は『プロメテウス』の脚本にも参加したジョン・スパイツ。
監督は本作が長編映画2本目となるクリス・ゴラックを起用。 美術出身の監督で、これまで『ファイトクラブ』、『ブレイド3』などの美術を手掛けています。 デビュー作は2006年の『クライシス』というディザスタームービーです。
出演はエミール・ハーシュ、オリヴィア・サールビー、マックス・ミンゲラ、レイチェル・テイラー、ヨエル・キナマン、他。


主人公が1人ショーンを演じるのはエミール・ハーシュ、日本のアニメ"マッハGoGoGo"を実写化したウォシャウスキー兄弟の『スピード・レーサー』の"スピード"役の子です。 2012年7月初めに全米公開となった『Savages』にも出演、今後の注目作としてマーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、エリック・バナ、ベン・フォスター出演のアクション『Lone Survivor』(公開未定)にもキャスティングされています。

"ナタリー"役のオリヴィア・サールビーは『JUNO/ジュノ』で"ジュノ"の友達"リア"役が有名。 日本でも2012年8月に公開(限定)されたジョゼフ・ゴードン＝レヴィットとリン・コリンズの『Uncertainty』(ハーフ・デイズ)にも出演しています。 また日本では2013年2月16日に公開が予定されている『ジャッジ・ドレッド』のリメイク、『Dredd 3D』にも出演しています。 特徴ある顔つきでスクリーン映えします。

レイチェル・テイラーはオーストラリアの女優さんで、『トランスフォーマー』やユアン・マクレガー、ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ出演の『彼が二度愛したS』(2008)にちょい役で出演しています。 ちなみに『彼が二度愛したS』はヒュー・ジャックマンが設立した映画会社の最初の作品です。 今後は2013年4月に全米公開予定のカール・アーバン、ウェントワース・ミラー、イザベル・ルーカス出演のサスペンス『The Loft』に出演しています。

そしてヨエル・キナマン。 『ドラゴン・タトゥーの女』でクリステル・マルム役(映るのはほ〜んのちょっと)。 日本でも2012年9月7日に公開されるデンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ主演の『デンジャラス・ラン』にも出演しています。

Storyline

世界がいつも通りの日常を送っているある日、ビジネスチャンスを夢見てモスクワに降り立った若き企業家のショーンとベンは、訪れたナイトクラブで突然の停電に見舞われた。 外に出た彼らが目撃したのは空から降り下りてくる不思議な光だった。 地上に落ちた光は消えたが、付近を調べている警官が突如として消失してしまった。 モスクワ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、世界各地に現れた光は危険以外、何者でもなかった。 "光"は地球を侵略しようとする、姿なきエイリアンだったのだ。 "それ"は触れただけで次々と人々を粉砕していくのだった。
何とか逃げ切ったショーンとベンを含む五人の若者たちは、数日間、クラブの倉庫に身を隠していた。 食料が尽きたため、アメリカ大使館に向かうことにするのだが途中、世界中で侵略が始まっていることを知る。 絶望感に襲われるショーンたちだが、ラジオから流れるメッセージを見つけ、エイリアンから身を隠しているヴィカ等と出会った。 彼等はエイリアンに対抗する武器まで開発していた。
そしてショーン達は世界を取り戻すため、生き残った人々とわずかな武器と知恵と根性で見えない敵に立ち向かっていくのだが･････

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