[映画] グレイヴ・エンカウンターズ|Grave Encounters|作品情報・レビュー|ショーン・ロジャーソン/アシュリー・グリスコ/フアン・リーディンガー/マッケンジー・グレイ/マーウィン・モンデジール
グレイヴ・エンカウンターズ
Grave Encounters
genre | ホラー |
year | 2011 |
country | カナダ |
runtime | 92分 |
site | 公式サイト |
rating | G |
production | Twin Engine Films Digital Interference Productions |
Introduction
Grave Encountersは"墓場との遭遇"という意味、超常現象番組を制作するスタッフが廃病院で体験した恐怖の出来事をモキュメンタリーで観せる低予算ホラー。 低予算といっても約190万ドル(約1億8千万)の制作費は出たようです。これって低予算?まぁ大作に比べると低予算だが・・・・・。
また続編『グレイヴ・エンカウンターズ2』も製作、公開されており、2012年10月12日全米公開でしたが、アメリカとカナダでしか公開されず、特に話題にもなりませんでした。 本作は公開前の予告が"怖い"ということで、動画サイトで21,000,000以上のアクセスを記録し話題となったが・・・・・はたして。
TV番組の製作総指揮であるジェリー・ハートフィールドの番組についての説明から始まる本作。 事実であるように見せるための凝った演出です。 超常現象番組"Grave Encounters"の制作スタッフが、現場に残したカメラの映像を一切編集なしで、つなぎ合わせただけというフィルムが本編の映像となります。
予告で話題となった映像ですが、顔が映る前のほうがリアリティがあっていいです。 背中を向けた少女(?)が壁際に立ち、小刻みに手足を動かしますが、その動き(立ちションかも)が中々怖いんです(思ったのは私だけかも・・・・・)。 また、幽霊というかモンスターというか、そういうのはあまり登場しません。ほぼ8割は逃げる様子で成り立っています。 モキュメンタリーですから、手持ちカメラなので仕方ありませんが。 日本のホラーのように精神的にゾッとするような作りや内容かと思っていたが、まさか"ドリフターズ"を観るとは・・・・・。 パラノーマルの方が全然怖いです。
絶望とやりきれない感が残るような映画がお好きな方にはいいかも・・・・・そんな人いるのか・・・・・多分います。 本作はもちろんフィクションです
監督はザ・ヴィシャス・ブラザーズ(コリン・ミニハンとスチュアート・オルティスからなるコンビ名)、出演はショーン・ロジャーソン、アシュリー・グリスコ、フアン・リーディンガー、マッケンジー・グレイ、マーウィン・モンデジール、ボブ・レイシー、他。
監督のザ・ヴィシャス・ブラザーズというのはコリン・ミニハンとスチュアート・オルティスという二人のコンビ名で、一見、チャラ男に見えます・・・・・。 (喋り方や服装、ピアスなどからの個人的なイメージです)
主役のショーン・ロジャーソンはTVアクターで、長編映画はケイト・ベッキンセールの『アンダーワールド:エボリューション』(2006)にちょい役で出たぐらいです。 本作が初の映画主役となりまが、観てても何か小慣れてます。 続編にも引き続き登場しています。
マット役のフアン・リーディンガーは、『ブラック・クリスマス』、『エイリアンVSプレデータズ』、『地球が静止する日』、『ハードワイヤー 奪われた記憶』などのタイトルに出演しています。 ちょい役ですが。
T.C.役のマーウィン・モンデジールはコリー・フェルドマンのシリーズ3弾目となる『ロストボーイ:ニューブラッド』(2008)に出演しています。
また続編『グレイヴ・エンカウンターズ2』も製作、公開されており、2012年10月12日全米公開でしたが、アメリカとカナダでしか公開されず、特に話題にもなりませんでした。 本作は公開前の予告が"怖い"ということで、動画サイトで21,000,000以上のアクセスを記録し話題となったが・・・・・はたして。
TV番組の製作総指揮であるジェリー・ハートフィールドの番組についての説明から始まる本作。 事実であるように見せるための凝った演出です。 超常現象番組"Grave Encounters"の制作スタッフが、現場に残したカメラの映像を一切編集なしで、つなぎ合わせただけというフィルムが本編の映像となります。
予告で話題となった映像ですが、顔が映る前のほうがリアリティがあっていいです。 背中を向けた少女(?)が壁際に立ち、小刻みに手足を動かしますが、その動き(立ちションかも)が中々怖いんです(思ったのは私だけかも・・・・・)。 また、幽霊というかモンスターというか、そういうのはあまり登場しません。ほぼ8割は逃げる様子で成り立っています。 モキュメンタリーですから、手持ちカメラなので仕方ありませんが。 日本のホラーのように精神的にゾッとするような作りや内容かと思っていたが、まさか"ドリフターズ"を観るとは・・・・・。 パラノーマルの方が全然怖いです。
絶望とやりきれない感が残るような映画がお好きな方にはいいかも・・・・・そんな人いるのか・・・・・多分います。 本作はもちろんフィクションです
監督はザ・ヴィシャス・ブラザーズ(コリン・ミニハンとスチュアート・オルティスからなるコンビ名)、出演はショーン・ロジャーソン、アシュリー・グリスコ、フアン・リーディンガー、マッケンジー・グレイ、マーウィン・モンデジール、ボブ・レイシー、他。
監督のザ・ヴィシャス・ブラザーズというのはコリン・ミニハンとスチュアート・オルティスという二人のコンビ名で、一見、チャラ男に見えます・・・・・。 (喋り方や服装、ピアスなどからの個人的なイメージです)
主役のショーン・ロジャーソンはTVアクターで、長編映画はケイト・ベッキンセールの『アンダーワールド:エボリューション』(2006)にちょい役で出たぐらいです。 本作が初の映画主役となりまが、観てても何か小慣れてます。 続編にも引き続き登場しています。
マット役のフアン・リーディンガーは、『ブラック・クリスマス』、『エイリアンVSプレデータズ』、『地球が静止する日』、『ハードワイヤー 奪われた記憶』などのタイトルに出演しています。 ちょい役ですが。
T.C.役のマーウィン・モンデジールはコリー・フェルドマンのシリーズ3弾目となる『ロストボーイ:ニューブラッド』(2008)に出演しています。
Storyline
TV番組である「グレイヴ・エンカウンターズ」は超常現象や心霊現象を追求する番組であった。 物語は番組の製作総指揮ジェリー・ハートフェルドの口上から始まる。 「お送りする映像は、ランス・プレストンをはじめとする番組製作スタッフが、76時間撮り続けたフィルムをつなぎ合わせただけのもの。 一切、手を加えていません。 これは映画ではありません・・・・・」
ランス率いる超常現象番組「グレイヴ・エンカウンターズ」の制作スタッフたちは第6回目の放送に向け、"コリンウッド精神科病院"跡地へ来ていた。 幽霊の目撃証言が多発するこの廃病院でロケを行い、超常現象の撮影をすることにしていたのだ。 しかしランスたちは心底超常現象を信じているわけではなく、番組はほぼ"ヤラセ"番組であった。 今回も雰囲気のあるロケ地で、何かそれらしいものが撮れれば儲けもんとしか考えていなかった。
早速、地元の史学者や改築に携わった業者、管理人へのインタビューと撮影を始めるのだった。 "コリンウッド精神科病院"は1895年〜1960年の65年の間に約8万人もの精神患者を収容していた。 そしてこの病院に1937年から勤務していたアーサー・フリードキンという医者のせいで、悪名高き病院として世に名を残していた。 アーサー・フリードキンはロボトミー(前頭葉切裁術)の支持者で、当時、約140回もの脳手術を患者に対して行っていた。 しかし、1948年に病室を抜け出した患者によって殺されていた。
ランスたちは管理人ケニーの案内で建物の中へと入っていった。 昼間でも暗い建物内と雰囲気のある病室、そして各棟をつなぐ地下通路にランスたちは、いい番組が作れると興奮した。 そしてランスが考えた撮影プランはこうだった。
夜の8時間、入り口を施錠して建物を隔離、その建物内にスタッフで泊り込み、建物内を撮影して回るというものだった。 泊り込むスタッフはキャスターのランス、カメラクルーのサーシャとT.C.、機材管理のマット、そしてインチキ霊能者ヒューストン、の5人だった。 そして定点カメラも設置し、準備万全、管理人のケニーに朝の6時に明けてくれと入り口を施錠させ、いよいよ建物内の撮影に臨むのだった・・・・・
ランス率いる超常現象番組「グレイヴ・エンカウンターズ」の制作スタッフたちは第6回目の放送に向け、"コリンウッド精神科病院"跡地へ来ていた。 幽霊の目撃証言が多発するこの廃病院でロケを行い、超常現象の撮影をすることにしていたのだ。 しかしランスたちは心底超常現象を信じているわけではなく、番組はほぼ"ヤラセ"番組であった。 今回も雰囲気のあるロケ地で、何かそれらしいものが撮れれば儲けもんとしか考えていなかった。
早速、地元の史学者や改築に携わった業者、管理人へのインタビューと撮影を始めるのだった。 "コリンウッド精神科病院"は1895年〜1960年の65年の間に約8万人もの精神患者を収容していた。 そしてこの病院に1937年から勤務していたアーサー・フリードキンという医者のせいで、悪名高き病院として世に名を残していた。 アーサー・フリードキンはロボトミー(前頭葉切裁術)の支持者で、当時、約140回もの脳手術を患者に対して行っていた。 しかし、1948年に病室を抜け出した患者によって殺されていた。
ランスたちは管理人ケニーの案内で建物の中へと入っていった。 昼間でも暗い建物内と雰囲気のある病室、そして各棟をつなぐ地下通路にランスたちは、いい番組が作れると興奮した。 そしてランスが考えた撮影プランはこうだった。
夜の8時間、入り口を施錠して建物を隔離、その建物内にスタッフで泊り込み、建物内を撮影して回るというものだった。 泊り込むスタッフはキャスターのランス、カメラクルーのサーシャとT.C.、機材管理のマット、そしてインチキ霊能者ヒューストン、の5人だった。 そして定点カメラも設置し、準備万全、管理人のケニーに朝の6時に明けてくれと入り口を施錠させ、いよいよ建物内の撮影に臨むのだった・・・・・
more・・・
!!注意!! 〓ネタバレのストーリーライン〓
ランスたちは各フロアを撮影し始めたが、午前0時をまわっても何も起きず、いつものように何も起こらなかった時のため、ヒューストンに演技をさせたりしていた。
しかし午前2時を回り、何度目かの巡回のとき、事は起きはじめた。 T.C.が一人で病室を回っていたとき、突然扉がしまったのである。 カメラにもこの瞬間を収めることができ、ランスたちは喜んだ。 今度は大きな音がし、音のほうへ駆けつけると重い寝台が倒れていた。 そして廊下でボイスレコーダーで霊との交信を試しているとき、サーシャの髪が持ち上がった。 サーシャは一気に恐怖に囚われ、この建物内から出たいといいだした。 さらに携帯も圏外となり、なぜか無線も繋がらない状態となってしまった。
異常な事態に引き上げることにしたランスたちだが、一人でカメラを回収しに行ったマットが戻らなかった。 探しにいくランスたちの前にとうとう姿を現し始めた悪霊たち。
そしてマットを見つけるが精神に異常をきたしていた。自分を精神患者と思い込んでいるようだった。 地下通路からの脱出を試みようとエレベーターを探し始めるランスたち。 しかし次々と起こる奇怪な出来事から逃げ回るうちに、T.C.が消え、ヒューストンともはぐれてしまった。
エレベーターを見つけ、何とかドアをこじ開けた3人。 だが2人がその場を離れた隙にマットはエレベーターから飛び降りて自殺してしまった。 エレベーターのシャフト内の階段を使い、下まで降りたランスとサーシャは出口を求め何時間も歩き回った。 しかし出口はどこにもなく、さらにサーシャの具合がどんどん悪くなっていった。 そして定点カメラの前で休んでいると、どこからともなく霧が立ち込め始め、カメラから2人の姿を消した。 霧が晴れたときにはサーシャの姿はなくなっていた。
ランスはネズミを捕食しながら空腹を満たし、何時間(何日)も歩き回りついに一つの扉を見つけた。 出口への希望を胸に扉を開けるのだが、またもやその希望は打ち砕かれた。 そこは異常な脳手術を繰り返した医者、アーサー・フリードキンの手術室であった。
とりあえず中を撮影し始めるランス、そこには古びた機材や部屋、怪しい書物に黒魔術らしき儀式の後さえあった。 引き返そうと振り返ったランスだが、その目に映ったのは、アーサー・フリードキンが手術を行っている光景だった。 そして一人の患者が目の前に迫った。 (カメラを落としたか何かで映像が消える)
再びカメラが回り、ランスが映るが、その目は朦朧としていた。 ランスは片目から血を流しながらも、最後の締めのコメントを録画すのだった。
「"グレイヴ・エンカウンターズ"・・・・ランス・プレストンがお送りしました・・・・・ ・・・・・」 (映像はここで終わる)
ランスたちは各フロアを撮影し始めたが、午前0時をまわっても何も起きず、いつものように何も起こらなかった時のため、ヒューストンに演技をさせたりしていた。
しかし午前2時を回り、何度目かの巡回のとき、事は起きはじめた。 T.C.が一人で病室を回っていたとき、突然扉がしまったのである。 カメラにもこの瞬間を収めることができ、ランスたちは喜んだ。 今度は大きな音がし、音のほうへ駆けつけると重い寝台が倒れていた。 そして廊下でボイスレコーダーで霊との交信を試しているとき、サーシャの髪が持ち上がった。 サーシャは一気に恐怖に囚われ、この建物内から出たいといいだした。 さらに携帯も圏外となり、なぜか無線も繋がらない状態となってしまった。
異常な事態に引き上げることにしたランスたちだが、一人でカメラを回収しに行ったマットが戻らなかった。 探しにいくランスたちの前にとうとう姿を現し始めた悪霊たち。
そしてマットを見つけるが精神に異常をきたしていた。自分を精神患者と思い込んでいるようだった。 地下通路からの脱出を試みようとエレベーターを探し始めるランスたち。 しかし次々と起こる奇怪な出来事から逃げ回るうちに、T.C.が消え、ヒューストンともはぐれてしまった。
エレベーターを見つけ、何とかドアをこじ開けた3人。 だが2人がその場を離れた隙にマットはエレベーターから飛び降りて自殺してしまった。 エレベーターのシャフト内の階段を使い、下まで降りたランスとサーシャは出口を求め何時間も歩き回った。 しかし出口はどこにもなく、さらにサーシャの具合がどんどん悪くなっていった。 そして定点カメラの前で休んでいると、どこからともなく霧が立ち込め始め、カメラから2人の姿を消した。 霧が晴れたときにはサーシャの姿はなくなっていた。
ランスはネズミを捕食しながら空腹を満たし、何時間(何日)も歩き回りついに一つの扉を見つけた。 出口への希望を胸に扉を開けるのだが、またもやその希望は打ち砕かれた。 そこは異常な脳手術を繰り返した医者、アーサー・フリードキンの手術室であった。
とりあえず中を撮影し始めるランス、そこには古びた機材や部屋、怪しい書物に黒魔術らしき儀式の後さえあった。 引き返そうと振り返ったランスだが、その目に映ったのは、アーサー・フリードキンが手術を行っている光景だった。 そして一人の患者が目の前に迫った。 (カメラを落としたか何かで映像が消える)
再びカメラが回り、ランスが映るが、その目は朦朧としていた。 ランスは片目から血を流しながらも、最後の締めのコメントを録画すのだった。
「"グレイヴ・エンカウンターズ"・・・・ランス・プレストンがお送りしました・・・・・ ・・・・・」 (映像はここで終わる)
Grave Encounters
Director
・ | The Vicious Brothers (ザ・ヴィシャス・ブラザーズ[コリン・ミニハン|スチュアート・オルティス]) |
Cast
・ | Sean Rogerson (ショーン・ロジャーソン) | : | ランス・プレストン |
・ | Ashleigh Gryzko (アシュリー・グリスコ) | : | サーシャ・パーカー |
・ | Juan Riedinger (フアン・リーディンガー) | : | マット・ホワイト |
・ | Mackenzie Gray (マッケンジー・グレイ) | : | ヒューストン・グレイ |
・ | Merwin Mondesir (マーウィン・モンデジール) | : | T.C. |
・ | Bob Rathie (ボブ・レイシー) | : | ケニー・サンドバル |
・ | Shawn Macdonald (ショーン・マクドナルド) | : | モーガン・ターナー |
・ | Fred Keating (フレッド・キーティング) | : | ゲーリー・クロフォード |
・ | Arthur Corber (アーサー・コーバー) | : | アーサー・フリードキン |
Blu-ray|DVD 情報 2012年10月3日リリース | |
---|---|
グレイヴ・エンカウンターズ【Blu-ray】 新品 ¥3,593 (2012/12/30 03:14時点) amazon.co.jp | |
グレイヴ・エンカウンターズ【DVD】 新品 ¥2,881 (2012/12/30 03:14時点) amazon.co.jp |
※価格は変動がございます。直接Amazon.co.jpにてご確認ください。
ネットレンタル 情報 2012年10月3日レンタル開始 | |
---|---|
GEO | グレイヴ・エンカウンターズ Blu-ray O | DVD O |
10,000件のリフォーム事例をカンタン検索【ホームプロ】
【ホラーの最新記事】
2012年05月15日 23:39|ホラー