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2010年02月18日

松田翔太主演最新作!! 映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』

第60回ベルリン国際映画祭で絶賛!!


ハプニングにも余裕の表情で大森監督&松田翔太が登壇、
3大映画祭デビュー!!
父・優作とベルリンをつなぐ偶然への驚きについてもコメント。

松田翔太主演最新作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が、日本時間2/14(日)午前5:30(現地時間2/13(土)21:30)より、第60回ベルリン国際映画祭で上映され、大森立嗣監督と主演の松田翔太が、上映前の舞台挨拶と上映後のQ&Aに登壇しました。

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『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が出品されたのはフォーラム部門で、監督のみの 招待が映画祭の規約のため、松田翔太は自費で参加。本作への想いを強く感じさせ、熱い 舞台挨拶が期待されたが、なんと当日の上映スケジュールの遅延で、舞台挨拶が「監督のみ」 に突如変更されるハプニング。それでも黒のスーツでビシッと決めた松田は、余裕の 微笑み。大森監督、松田とも世界3大映画祭デビューと思えぬリラックスした表情で、 初ベルリンを楽しんでいる様子でした。
この日のベルリンの気温はマイナス6度。雪もちらついたが、会場のデルフィー劇場は800 近い席がほぼ満席。再び監督、松田が登場したQ&Aも次々に手が挙がり、突っ込んだ質問 が続きました。松田は大森監督の演出について聞かれると「監督は今はこんな(話しやす い)ですが、現場では近付けない感じで、自分の心の中を見られているようだった。だか ら、なるべく自分が台本に近づけるように頑張った」と答え、「とても好きになった、 俳優も良かった」という観客の言葉にほっとした表情も浮かべていました。

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以下、終了後の松田翔太のコメント:
「この映画の撮影をしていた去年頃から、不思議なタイミングで、僕の回りや僕の中で いろんなことが始まったり無くなったりしています。僕の気持ちの中で、ある種"父親像" が無くなって、形を追いかけていたことが経験と知識を含めた別のものへと始まりかけた 年なんです。ベルリンの壁の崩壊と父親の死から(ともに1989年)、たまたま20年という 年が、自分にとってのそういう"始まりのタイミング"の年であったことの偶然に驚いて います。そしてそんな気持ちに自分がなれたことや、はじまりのタイミング1発目の作品 であることの『ケンタ〜』で、今年、ベルリン映画祭に初参加できたことは、芸術的な ことと商業的なこと、自分が俳優としてやっていくこと、演技とは、俳優とは、という ことなどと向かい合いはじめる良いスタートだと思っています。でもこの始まりの感じを あまり意識しすぎないようにしたいとも思います。これまでの自然な流れがあって、 あるべくしてある"現在"だと思っています。」


『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は、松田翔太、高良健吾、安藤サクラ出演、大森立嗣監督で来年6月12日より公開。
公式サイト/http://www.kjk-movie.jp/


監督・脚本:大森立嗣
出演:松田翔太/高良健吾/安藤サクラ/宮ア将・柄本佑・洞口依子・多部未華子・ 美保純・山本政志/新井浩文/小林薫/柄本明
(c)「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会/131分/


6月12日(土)より新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペース、池袋テアトルダイヤほか全国ロードショー
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posted by mamia at 01:03| イベント
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