2010年11月03日
映画「ハーモニー」主演キム・ユンジン、カン・テギュ監督
本国で300万人が号泣した大ヒット作『ハーモニー 心をつなぐ歌』(CJ Entertainment Japan配給)が、2011年1月より、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほかにて全国公開する運びとなりました。
2010年度東京国際映画祭<コリアンシネマウィーク>での上映と主演キム・ユンジン、カン・テギュ監督による舞台挨拶が10月23日に行われました。
日本で一般のお客様向けに初めて披露された本作。会場につめかけたお客様は感動を隠せず涙を流し余韻に浸っている様子でした。そして上映後、主演女優キム・ユンジン、カン・テギュ監督が登壇すると大きな歓声に包まれ大いに盛り上がりました。
≪舞台挨拶≫
■コリアンシネマウェーク『ハーモニー 心をつなぐ歌』 舞台挨拶
■日時:10月23日(土)
■場所:新宿ミラノ座1
■登壇者:キム・ユンジン(『シュリ』、米ドラマ「LOST」)、カン・テギュ監督
MC:それでは、お二人に日本に来た感想を含めて、一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。
監督:本作を招待頂きありがとうございます。
こんな素晴らしい劇場で、私達が頑張って作った映画を上映して頂けてうれしいです。
ユンジン: こんにちは。キム・ユンジンです。(日本語)10年間日本を行き来しているのですが、日本語うまくならずすみません。(笑)日本で初めての上映ですが、みなさん楽しんで頂けましたか?(会場から拍手)
MC:キム・ユンジンさんにお伺いします。今回、3年ぶりに出演された韓国映画ですが、主演のお話が来た時のご感想と実際に脚本の読まれてのご感想を教えて下さい。
ユンジン:最初は、新鮮なストーリーという印象でした。女性刑務所、女性服役者が出てくるの映画は初めてで、
服役者の描き方が他にはない明るい描き方だなと思いました。
司会:監督、初監督作品が韓国で300万人動員の大ヒットおめでとうございます。本作品は、女子刑務所で結成された合唱団という設定をもちいてますが、 実在する合唱団をモチーフにされたと伺いました。
監督:実際にチョンジョ女子刑務所に合唱団があり、年に一回、白いドレスを着て合唱祭に参加することを許されているのですが、その時の1枚の写真にインスピレーションを受けて作品を撮ろうと思いました。
MC:撮影中、何かおもしろいエピソードはありましたでしょうか?
ユンジン:たくさんありました!ミヌ役の赤ちゃんとは会話が出来ないのでコミュニケーションが取れず、
一日一日のエピソードがいっぱいです。スタッフは振り回されて大変でしたが、ミヌがいてくれたおかげで現場が明るくなって楽しかったです。
MC:日本の観客に、映画『ハーモニー』を通じて伝えたいメッセージを お願いいたします。
監督:神はこの世の中にたくさんのものは与えられないので"母"を与えたのではないかと思う。そして断絶しているか家族には歌で再生してほしい。
ユンジン:文化や歴史は違うけど、みんなが感じる感情は一緒だと信じております。この映画から困難な状況の中でも、ひたむきに生きることを受け止めて、心があたたかくなってもらえたら嬉しいです。
≪グリーンカーペット≫
■第23回東京国際映画祭 グリーンカーペット
■日時:10月23日(土)
■場所:六本木けやき坂
■登壇者:キム・ユンジン(『シュリ』、米ドラマ「LOST」)、カン・テギュ監督
映画祭の名物である全長約200メートルのグリーンカーペットに、青緑色の背中を大胆に露出したドレッシィなロングドレスに身を包み登場したキム・ユンジン。監督はシックなタキシード姿。「キム・ユンジンさ〜ん」という大勢のファンの声援に手をふって応え、終始笑顔を振り撒いていました。
インタビューでは「はじめまして。今コリアンシネマウィークで上映の「ハーモニー 心をつなぐ歌」のプロモーションで来日しました。女性刑務所を舞台に愛と絆を描いています。
■キム・ユンジン
1973年11月7日生まれ。ソウル出身。10歳の時に家族とともにアメリカに移住する。映画『フェーム』にも登場するマンハッタンの名門芸術学校ラガーディア高校で学んだ後、ボストン大学で演劇の学士を取得。卒業後はブロードウェイ舞台やテレビドラマで活動していたが、ニューヨークに来ていた韓国のテレビスタッフからの強い誘いで祖国のテレビドラマに出演するようになる。99年、空前の大ヒットとなった『シュリ』の悲劇のヒロイン役で鮮烈な印象を残し、数々の新人賞を受賞。その後、全世界で社会現象を起こした米ドラマ「LOST」(シーズン1〜6)に主要キャラクターの一人として出演し、国際派スターの地位を確立した。仕事の拠点をアメリカに置きながらも韓国映画に対する情熱を持ち続け、中でも本作に関しては信頼する俳優仲間のソル・ギョングに薦められたこともあり、あらすじを聞いた時点で出演を熱望したという。
【主な出演作】『シュリ』(99) 『燃ゆる月』(00) 『密愛』(02) 『イエスタデイ 沈黙の刻印』(02) 「LOST」(04〜10)『6月の日記』(05) 『セブンデイズ』(07)
■監督・脚本:カン・テギュ
1974年9月26日生まれ。イ・ミョンセ監督の『デュエリスト」(05)やユン・ジェギュン監督の『TSUNAMI―ツナミ―』(09)の助監督として演出の腕を磨いた後、本作で長編監督デビュー。シナリオはもちろんキャスティングも自ら手掛けるなど、本作にすべての情熱を注ぎ込み大ヒットに導いた。またその的確な演出が高く評価され、利川春史大賞映画祭では新人監督賞を受賞。あたたかな感動や笑いをもたらす良質なエンタテインメント作品の作り手として、最も期待を寄せられている監督の一人である。
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【ストーリー】
誰もが心の傷を抱えながら生きる女子刑務所で、合唱団が結成された。
18か月後には子供を養子に出さなければならないジョンヘ。家族に見捨てられた死刑囚
ムノク。哀しい事件によって未来を閉ざされた娘ユミ。彼女たちは「歌」を通じて希望を
見出し、愛する者のために感動の舞台を作り上げていく。
本作のモデルとなったのは、韓国・清州女子刑務所に実在する合唱団。
海外ドラマ「LOST」でも活躍しているキム・ユンジンはシナリオを読んで主演を
即決した。自分の人生に代えて子を守り抜いた母の姿や、「ダニー・ボーイ」をはじ
めとする珠玉のコーラスに胸が熱くなり、涙が幾度も頬を伝う感動の物語。
【キャスト】キム・ユンジン(『セブンデイズ』「LOST」『シュリ』)ナ・ムンヒ(『光州5.18』)、カン・イェウォン(『TSUNAMI -ツナミ-』)
監督・脚本:カン・テギュ (初監督作品) 製作:ユン・ジェギュン(『TSUNAMI -ツナミ-』『マイ・ボス マイ・ヒーロー』)
2010年/韓国/カラー/1.85/SRD/115分 ©2010 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved
配給:CJ Entertainment Japan
2010年度東京国際映画祭<コリアンシネマウィーク>での上映と主演キム・ユンジン、カン・テギュ監督による舞台挨拶が10月23日に行われました。
日本で一般のお客様向けに初めて披露された本作。会場につめかけたお客様は感動を隠せず涙を流し余韻に浸っている様子でした。そして上映後、主演女優キム・ユンジン、カン・テギュ監督が登壇すると大きな歓声に包まれ大いに盛り上がりました。
≪舞台挨拶≫
■コリアンシネマウェーク『ハーモニー 心をつなぐ歌』 舞台挨拶
■日時:10月23日(土)
■場所:新宿ミラノ座1
■登壇者:キム・ユンジン(『シュリ』、米ドラマ「LOST」)、カン・テギュ監督
MC:それでは、お二人に日本に来た感想を含めて、一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。
監督:本作を招待頂きありがとうございます。
こんな素晴らしい劇場で、私達が頑張って作った映画を上映して頂けてうれしいです。
ユンジン: こんにちは。キム・ユンジンです。(日本語)10年間日本を行き来しているのですが、日本語うまくならずすみません。(笑)日本で初めての上映ですが、みなさん楽しんで頂けましたか?(会場から拍手)
MC:キム・ユンジンさんにお伺いします。今回、3年ぶりに出演された韓国映画ですが、主演のお話が来た時のご感想と実際に脚本の読まれてのご感想を教えて下さい。
ユンジン:最初は、新鮮なストーリーという印象でした。女性刑務所、女性服役者が出てくるの映画は初めてで、
服役者の描き方が他にはない明るい描き方だなと思いました。
司会:監督、初監督作品が韓国で300万人動員の大ヒットおめでとうございます。本作品は、女子刑務所で結成された合唱団という設定をもちいてますが、 実在する合唱団をモチーフにされたと伺いました。
監督:実際にチョンジョ女子刑務所に合唱団があり、年に一回、白いドレスを着て合唱祭に参加することを許されているのですが、その時の1枚の写真にインスピレーションを受けて作品を撮ろうと思いました。
MC:撮影中、何かおもしろいエピソードはありましたでしょうか?
ユンジン:たくさんありました!ミヌ役の赤ちゃんとは会話が出来ないのでコミュニケーションが取れず、
一日一日のエピソードがいっぱいです。スタッフは振り回されて大変でしたが、ミヌがいてくれたおかげで現場が明るくなって楽しかったです。
MC:日本の観客に、映画『ハーモニー』を通じて伝えたいメッセージを お願いいたします。
監督:神はこの世の中にたくさんのものは与えられないので"母"を与えたのではないかと思う。そして断絶しているか家族には歌で再生してほしい。
ユンジン:文化や歴史は違うけど、みんなが感じる感情は一緒だと信じております。この映画から困難な状況の中でも、ひたむきに生きることを受け止めて、心があたたかくなってもらえたら嬉しいです。
≪グリーンカーペット≫
■第23回東京国際映画祭 グリーンカーペット
■日時:10月23日(土)
■場所:六本木けやき坂
■登壇者:キム・ユンジン(『シュリ』、米ドラマ「LOST」)、カン・テギュ監督
映画祭の名物である全長約200メートルのグリーンカーペットに、青緑色の背中を大胆に露出したドレッシィなロングドレスに身を包み登場したキム・ユンジン。監督はシックなタキシード姿。「キム・ユンジンさ〜ん」という大勢のファンの声援に手をふって応え、終始笑顔を振り撒いていました。
インタビューでは「はじめまして。今コリアンシネマウィークで上映の「ハーモニー 心をつなぐ歌」のプロモーションで来日しました。女性刑務所を舞台に愛と絆を描いています。
■キム・ユンジン
1973年11月7日生まれ。ソウル出身。10歳の時に家族とともにアメリカに移住する。映画『フェーム』にも登場するマンハッタンの名門芸術学校ラガーディア高校で学んだ後、ボストン大学で演劇の学士を取得。卒業後はブロードウェイ舞台やテレビドラマで活動していたが、ニューヨークに来ていた韓国のテレビスタッフからの強い誘いで祖国のテレビドラマに出演するようになる。99年、空前の大ヒットとなった『シュリ』の悲劇のヒロイン役で鮮烈な印象を残し、数々の新人賞を受賞。その後、全世界で社会現象を起こした米ドラマ「LOST」(シーズン1〜6)に主要キャラクターの一人として出演し、国際派スターの地位を確立した。仕事の拠点をアメリカに置きながらも韓国映画に対する情熱を持ち続け、中でも本作に関しては信頼する俳優仲間のソル・ギョングに薦められたこともあり、あらすじを聞いた時点で出演を熱望したという。
【主な出演作】『シュリ』(99) 『燃ゆる月』(00) 『密愛』(02) 『イエスタデイ 沈黙の刻印』(02) 「LOST」(04〜10)『6月の日記』(05) 『セブンデイズ』(07)
■監督・脚本:カン・テギュ
1974年9月26日生まれ。イ・ミョンセ監督の『デュエリスト」(05)やユン・ジェギュン監督の『TSUNAMI―ツナミ―』(09)の助監督として演出の腕を磨いた後、本作で長編監督デビュー。シナリオはもちろんキャスティングも自ら手掛けるなど、本作にすべての情熱を注ぎ込み大ヒットに導いた。またその的確な演出が高く評価され、利川春史大賞映画祭では新人監督賞を受賞。あたたかな感動や笑いをもたらす良質なエンタテインメント作品の作り手として、最も期待を寄せられている監督の一人である。
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【ストーリー】
誰もが心の傷を抱えながら生きる女子刑務所で、合唱団が結成された。
18か月後には子供を養子に出さなければならないジョンヘ。家族に見捨てられた死刑囚
ムノク。哀しい事件によって未来を閉ざされた娘ユミ。彼女たちは「歌」を通じて希望を
見出し、愛する者のために感動の舞台を作り上げていく。
本作のモデルとなったのは、韓国・清州女子刑務所に実在する合唱団。
海外ドラマ「LOST」でも活躍しているキム・ユンジンはシナリオを読んで主演を
即決した。自分の人生に代えて子を守り抜いた母の姿や、「ダニー・ボーイ」をはじ
めとする珠玉のコーラスに胸が熱くなり、涙が幾度も頬を伝う感動の物語。
【キャスト】キム・ユンジン(『セブンデイズ』「LOST」『シュリ』)ナ・ムンヒ(『光州5.18』)、カン・イェウォン(『TSUNAMI -ツナミ-』)
監督・脚本:カン・テギュ (初監督作品) 製作:ユン・ジェギュン(『TSUNAMI -ツナミ-』『マイ・ボス マイ・ヒーロー』)
2010年/韓国/カラー/1.85/SRD/115分 ©2010 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved
配給:CJ Entertainment Japan
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