映画よもやま話

7月3日（土）よりシネマライズにて公開の映画『ガールフレンド・エクスペリエンス』は、従来の35mmフィルムではなくDCPファイル*をデジタルインターネット配信という画期的な方式による上映となる事が決定しました。
　『ガールフレンド・エクスペリエンス』は、『オーシャンズ11』シリーズなどで知られるオスカー受賞監督スティーヴン・ソダーバーグが全編最新鋭のデジタルシネマカメラRED ONEで撮影を行い、アメリカでは劇場公開に先行してVOD配信が行われ、大きな注目を集めた作品です。日本では国内初となる長尺の映画本編を一般インターネット回線で配信したデジタル上映となり、映画の制作・配給・劇場公開までフルラインでデジタル化した革新的な興行モデルの実現となります。
　「シネマライズ」が導入したデジタルシネマ配信ネットワークは超高画質な映像での上映を実現し、従来の35ミリフィルムを一切使用せず、これまでの流通管理・上映作業等を大幅に削減します。この為、環境にも配慮した流通モデルとなります。今回、使われるデジタルシネマ向けインターネット配信サービス「ブロードメディア®CDN for theater」は、一般インターネット回線を使用して大容量のデータ配信を安全に、安定して、素早く供給出来るサービスです。
*DCPファイルとは、世界共通のデジタルシネマ用のデジタルコンテンツの流通形式
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『ガールフレンド・エクスペリエンス』
スティーヴン・ソダーバーグ監督×全米No.1ポルノ女優
NYで1時間＄2,000を稼ぐ高級エスコート嬢の5日間を描き出す

【物語】　時はリーマン・ショック後、大統領選を間近に控えた2008年秋のニューヨーク。エリート達を相手にセックスのみならずまるで本物の恋人のようなひとときを提供する高級エスコート嬢（＝コールガール）のチェルシー。1時間＄2,000も稼ぎ出す22歳の彼女はトップの座を守り続けるために日々自分磨きを怠らず、ビジネスはすべてセルフコントロールしていた。恋人のクリスとも良好な関係を続けていたが、ある日他の顧客とは違う特別な感情を抱く男性客が現れて...。

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監督・撮影・編集：スティーヴン・ソダーバーグ（『オーシャンズ13』『セックスと嘘とビデオテープ』）　脚本:ブライアン・コッペルマン、デヴィッド・レヴィーン（『オーシャンズ13』『ニューオリンズ・トライアル』）、製作：グレゴリー・ジェイコブズ（『インフォーマント！』）、音楽：ロス・ゴッドフリー　　
キャスト： サーシャ･グレイ、クリス・サントス、マーク・ジェイコブスン　
(2009/アメリカ/英語/カラー/スコープサイズ/ドルビーデジタル・DTS/77分/原題：The Girlfriend experience) 　
(C)2009 2929 Productions LLC. All rights reserved.　

日本公式サイト：www.tfc-movie.net/girlfriend/