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2009年08月16日

小池健 初監督作『REDLINE』

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 東北新社共同製作作品『REDLINE』が、スイスにて開催中のロカルノ国際映画祭、ピアッツァ・グランデ部門にてワールドプレミア上映され、屋外上映会場に集まった1万人の観客に熱狂的に迎えられました。
 上映に先駆けた舞台挨拶では、製作チームがレッドラインならぬ赤いリボンを携えて登場。本作が縁で結ばれ、このロカルノで結婚式をあげた、小池監督とプロデューサーの二方由紀子さんの新婚カップルの絆をアピールし、ロカルノ市民が盛大に祝福。金曜の夜のピアッツァ・グランデ(上映会場)が大いに沸きました。
 また上映後には、ドイツのファンたちが、小池監督と石井克人さんを囲み、熱狂的に感想を伝えるなど、日本アニメの海外での実力を示すともに、『レッドライン』がクリエイターたちからも高くリスペクトされる作品であることが証明されました。
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 『REDLINE』は、『アニマトリックス"World Record"』で世界クラスの実力を証明したアニメーター出身の天才、 小池健の長編初監督作品です。さらに、『PARTY 7』から『茶の味』まで幅広いジャンルで魅力を発揮する鬼才、石井克人が 原作・脚本を手掛け、日本を代表するアニメーション制作会社マッドハウスが10万枚を超える動画で仕上げた、世界のアニメファン待望の超エンターテインメント大作として、ここロカルノ映画祭で世界へ向けてお披露目されました。

 今年で第62回と長い歴史を持つ「ロカルノ国際映画祭」は、世界四大国際映画祭の一つとして知られています。『REDLINE』は、その巨大なスクリーン、音響設備のクオリティの高さで定評のある屋外上映【ピアッツァグランデ】部門において 1万人の観衆の前でワールドプレミア上映されました。

 また、本年のロカルノ映画祭では、日本のアニメを一堂に集めた【Manga Impact】(マンガインパクト)が開催されており、若い観客も目立ち、近年にない盛り上がりを見せております。日本の独自文化として海外からも熱い注目を集める日本アニメ界において、アニメーターとして高い評価を得てきた小池健監督は、オリジナリティあふれる作風、特殊なスタイルを持つクリエイターであり、しかし、日本のアニメ界だからこそ生まれた作家、と評されております。日本アニメ界の明日を担う逸材と、海外からも熱い注目を集めている期待のクリエイターです。

 公式上映に先駆け行われた海外プレス向けの試写では、イタリアの新聞記者から「世界的に3Dアニメーションの流れがある中、2Dのアニメーション表現を極めた今までの日本アニメの最高到達点として、非常に強いインパクトがある。今の日本の童話チックなアニメ映画とは違う点に、小池監督のオリジナリティが際立っていて、日本のアニメーションのクオリティの高さに驚いた」とコメントがあり、小池監督の技術力にも高い関心が集まりました。



【STORY】
エアカーが四輪に取って代わる遠い未来、"宇宙最速"の座を賭けた5年に一度の祭典、REDLINEの幕が開ける。極限までスピードを追い求める主人公JP。子供の頃から表彰台に立つことを夢見てきたジャンクショップの娘ソノシー。そして戦車さながらの武装改造を行う個性豊かなライバルたち。そんなレーサー達の前に、無断で開催地にされた軍事国家ロボワールドが武力行使もいとわぬ姿勢で立ちはだかる。ルール無用のデッドヒートが展開する中、天才メカニックにして親友のフリズビーがチューンした愛車を加速させるJP!果たしてREDLINEを制するのは誰なのか!?

【作品データ】
監督:小池 健(『アニマトリックス"World Record"』)
脚本:石井 克人(『鮫肌男と桃尻女』『Party 7』『山のあなた 徳市の恋』)
   榎戸 洋司(『新世紀エヴァンゲリオン』『トップをねらえ2!』)
   櫻井 圭記(『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』)
原作:石井 克人
音楽:ジェイムス下地(『Party 7』『Survive Style 5+』)
アニメーション制作:マッドハウス(『時をかける少女』『パプリカ』)



『REDLINE』 監督:小池健 
2010年春 全国劇場公開予定 
(C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE製作委員会
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posted by mamia at 02:44| 映画
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