映画とテレビ視聴感想

2017年08月16日

無敵鋼人ダイターン３　第３０話感想　「ルシアンの木馬」

初回放映：1979年1月12日

テレビ朝日系

（ストーリー：ネタバレ）

マッハパトロールでメガノイドの偵察に向かった万丈。オートバイで付いてきたトッポに
再三帰るように言う万丈だったが、トッポは聞こうとしない。そうこうしているうちに、
二人は騎馬のアマゾネス軍団の襲撃をうけた。コマンダーマゾニーはメガノイドながら
人間としての戦い方を好み、騎乗する馬はメカではなく生身の馬で武器も投げ槍であった。

万丈との対等な一騎打ちを望むマゾニーであったが、メガノイドに容赦をしない万丈は銃
を使って対抗する。たまらずマゾニーは潜水艦に逃げ込み海中に退却する。万丈はトッポ
とダイファイターでこれを追撃したが、バリヤーに阻まれて敵を見失ってしまった。

基地に戻ったマゾニーは攫って来た女を女性騎士に改造して戦力を増強していた。ルシアン
という若い女もその中の一人であった。

万丈達は囮作戦を実行することにしたが、男は攫われずに捨てられるだけだったので、万
丈とトッポも女装することになった。

豪華客船に乗り込む万丈一行。早速メガノイドの潜水艦からの襲撃を受け、船は基地に強
制誘導されてしまう。万丈たちは基地を発見した時点で客船から脱出する手筈であったが、
船底のハッチが開かず、隠していた小型潜水艇のマリン・アントワネットは動くことが出
来ない。万丈のマッハアタッカーだけが先に船を脱出して、後からレイカ、ビューティ、
トッポの三人を救出することにした。

囮の客船には万丈一行しか乗っていなかったため、残った三人はすぐマゾニーに、万丈の
アシスタントだとばれてしまい、木馬と呼ばれる馬型の巨大メカに人質として乗せられて
しまった。複数の木馬攻撃を受け、ダイターン３を呼ぶ万丈。

万丈の襲撃によりソルジャー騎士に改造途中のルシアンは人間の記憶が残ったまま意識を
戻された。マゾニーに復讐を誓ったルシアンは反乱を起こし、人質となっていたレイカ、
ビューティ、トッポを解放する。

万丈に相対したマゾニーは、メガボーグにならずにダイターン３に潰されてもいい。しか
し一騎打ちを受けなかった万丈を軽蔑すると凄む。万丈は一騎打ちを引き受けるが、マゾ
ニーは敗退。生身の万丈の身体能力に驚く。自棄になったマゾニーは今までの人間として
拘りをかなぐり捨てて、マクロマシンでメガボーグとなった。

ダイターン３とマゾニーの戦いの最中、木馬を操縦したルシアンがマゾニーに体当たりを
仕掛け来た。しかし、槍を受けてルシアンは死んでしまう。その隙をついて万丈は、サン
アタックでマゾニーを倒した。

基地に時限爆弾を仕掛けた万丈たちは攫われてきた女達を残った木馬に乗せて脱出させた。

万丈とトッポの女装はトッポはまだ子供なのでまだ少女に見えてましたが、万丈は違和感
ありありでした。

一騎打ちを受けてくれなかった恨みか、木馬メカに対抗しようと万丈がダイターン３を呼
んだ時、「少し大きなメカが出てくるとすぐにダイターンを呼ぶ」とマゾニーは万丈をデ
ィスってました。

メガノイドでありながらメガノイドを憎み人間であることにこだわるマゾニーは自分の意志
ではなく強制的に改造されたようです。万丈の首を土産に幹部のコロスに謁見する機会を利
用してコロス殺害を計画していました。しかし同じように強制的に改造されたルシアンのた
めに勝機を逸してしまいます。

今回は女装部分以外はコメディ要素控えめでした。