長門有希ちゃんの消失　第14話「彼女の戸惑い」: 映画とテレビ視聴感想

2015年07月07日

長門有希ちゃんの消失　第14話「彼女の戸惑い」

（ネタバレ）

二人の長門が話し合う。脳が記憶の整理をしているのだ。この
話し合いも元の長門が目覚めたら忘れてしまう程度のもの。
人格が変わっていた長門の方は、記憶の整理とは別に個人とし
てこれまでのことを元の長門に教えるのを拒否する。しかし、
キョンに告白したことだけは元の長門に伝えた。

元の人格に戻った長門がキョンに送られてマンションに帰って
来る。迎えた朝倉さんは複雑な表情をしていた。

一方、キョンは消えた長門に告白されたことで、元に戻った長
門を意識するようになってしまう。

試験期間が終わってまた北高に来るようになったハルヒはみん
なを巻き込んで、七夕祭りの準備を始める。

キョンと二人になった時にハルヒは、朝倉から聞いた話とキョ
ンの態度で、人が変わった方の長門に告白されたことを見抜く。

キョンは、別人の長門に告白されたのだからと割り切ろうとし
ているが割り切れない、相手が覚えてないのにいちいち意識し
ているとハルヒに話す。

ハルヒは４年前に学校に忍び込み、キョンに手伝わせて校庭に
宇宙人へのメッセージを書かせたことをキョンが覚えていない
ことに重ね合わせて、「覚えてなくてもいいじゃない。自分に
とって大事なことなんでしょ。わたしは全然おかしいとは思わ
ないわ。色恋沙汰でなやむあんたはおかしいけどね。」と答え
るのであった。

ハルヒは宇宙人がいるんじゃないかと４年前にキョンが答えて
くれたことで、失われていく非常識に絶望していた自分が救わ
れたと思っていた。

ハルヒ、古泉、みくる、鶴屋さんも復活して賑やかな文芸部に
戻りました。

今回は、ハルヒ本編の笹の葉ラプソディを取り入れた話でした。
ベガとアルタイルのくだりは朝倉さんに先を越されてハルヒが
悔し泣きしてました。

何気に朝倉さんは古泉を変態認定していたのが笑えました。

キョンは迷いなく朝倉さんから宿題を写させてもらっているよう
です(笑)。本編ではそんな描写はないですが、ハルヒは写させて
くれないだろうな。

こちらのハルヒは傍若無人さが抑えられている分、他人に対する
気遣いがこまやかです。その分、長門からキョンを奪ってしまう
ような強気の行動には出ない感じがします。

次回は海回。どのエピソードで最終回を迎えるのかわからなくな
ってきました。