2018年05月11日
添い乳は癖になる?中耳炎や虫歯との関係は?
「添い乳で寝かしつけると癖になるからダメ!」という意見を聞いたことがありませんか?しかし、添い乳は、ママにとっては楽な授乳方法で、赤ちゃんにとっては心地よいものなので、できれば添い乳をしたいというママも多いのではないでしょうか。ただし添い乳には、癖になるほか、中耳炎や虫歯の危険性が隠れているのも事実です。そこで、添い乳の危険性やデメリットについて、詳しくご紹介します。
添い乳は癖になるからダメなの?
産院や助産院では、産後のママに向けて授乳方法をレクチャーしてくれますが、その際に添い乳については触れないことがほとんどです。つまり積極的にはすすめられない授乳方法だということ。
しかし、日中のお世話や夜泣きなどでママの疲れは溜まるばかりです。「楽な姿勢で授乳したい」「抱っこするのがつらいので横になったまま授乳してそのまま寝てくれたら」「夜中に起き上がって抱っこしたくない」といった理由で添い乳をするママは少なくありません。
ただ、寝かしつけに添い乳をすると癖になりやすいので、止めた方が良いという意見もあります。特におっぱい以外ではなかなか寝付いてくれず、断乳・卒乳がうまく進まないという声がよく聞かれます。
まずは「今、楽な方がいいのか」「後で楽な方がいいのか」という選択ですね。
添い乳すると中耳炎や虫歯、窒息の危険性があるの?
添い乳は癖になりやすいとお伝えしましたが、他にもいろいろなデメリットがあります。そのデメリットについて詳しくご紹介していきます。
中耳炎
添い乳をするとき、赤ちゃんは横向きや仰向けの状態でおっぱいを飲むことになりますが、この体勢は耳管におっぱいが流れ込んで中耳炎を引き起こす恐れがあります。また赤ちゃんが口を離したすきにあふれたおっぱいが耳の中に入り込んでしまうということも。
虫歯
歯が生えはじめ、離乳食が始まると、口の中に食べ物のかすが残りやすくなるので、歯磨きでのケアが必要になります。
しかし、添い乳をしていると歯磨きをする前に眠ってしまうことがほとんどです。その状態でおっぱいを飲んでいると虫歯菌が繁殖しやすい環境になるため、結果として虫歯になるリスクが高くなります。
また、日中や夜など1日のうちで何度も添い乳をしていると、だらだらと授乳する習慣がつきやすくなります。その影響で食べるときは食べる、食べないときは食べないというメリハリがつきにくくなり、食事のリズムも整いにくくなります。この習慣は、虫歯になる確率も上げてしまうので注意が必要です。
窒息
添い乳をしている間に眠ってしまったママが赤ちゃんに覆いかぶさる姿勢になったり、押しつぶしたり、布団で顔を覆ってしまったりして窒息する危険性もあります。赤ちゃんの死因の中でも有名な乳幼児突然死症候(SIDS)には、添い乳(添い寝)時の窒息死も含まれています。
添い乳が癖になると乳腺炎の原因になることも…
添い乳をしていると、赤ちゃんが飲むおっぱいの角度が変わりづらく、いつも同じところばかりを吸われがちです。そうすると乳腺全体をまんべんなく刺激できないため、一部の乳腺が詰まって乳腺炎になりやすいのです。
さらに添い乳は、眠りが浅くなる要因にも。これは赤ちゃん・ママのどちらにも起きます。添い乳は寝転がっている状態なので、赤ちゃんにとっては、ママが座って授乳しているときよりも乳首が吸いづらく、浅い角度で吸われやすくなることがあります。
そのため少しずつしかおっぱいを飲めず、満腹になるのにも時間がかかってしまい、結果として眠りが浅くなります。乳首が口から離れた瞬間に泣いてママも起きてしまうという悪循環にも陥りやすくなります。
ママの睡眠不足や疲れは、乳腺炎の原因の一つでもありますよ。
添い乳をするときの注意点は?
さまざまな危険性やデメリットがある添い乳。24時間休みなしの育児で疲れきっているママにとっては、横になりながらおっぱいをあげられるというメリットは大きいものです。
危険性やデメリットがあることをきちんと理解したうえで行うのであればいいという意見もあるので、添い乳をする際はママもしっかり対策を取りましょう。
例えば、眠くなったら赤ちゃんに重ならないよう少し距離をとる、枕や布団が赤ちゃんの顔に当たらないように注意するといったことを徹底しましょう。おっぱいをよく吐いてしまう赤ちゃんであれば、添い乳の後もげっぷをさせてあげてください。
添い乳が癖になる可能性も考慮しながら、ママ自身で決めよう
なかには添い乳をすすめる医師や助産師もいれば、絶対に添い乳はだめ!という人もいます。実際に正解はないものなので、危険性やデメリットがあることを考慮してママ自身が判断しましょう。様々な知識を持ったうえで、赤ちゃんとママにとって、ベストな授乳方法を見つけてみてくださいね。
添い乳は癖になるからダメなの?
産院や助産院では、産後のママに向けて授乳方法をレクチャーしてくれますが、その際に添い乳については触れないことがほとんどです。つまり積極的にはすすめられない授乳方法だということ。
しかし、日中のお世話や夜泣きなどでママの疲れは溜まるばかりです。「楽な姿勢で授乳したい」「抱っこするのがつらいので横になったまま授乳してそのまま寝てくれたら」「夜中に起き上がって抱っこしたくない」といった理由で添い乳をするママは少なくありません。
ただ、寝かしつけに添い乳をすると癖になりやすいので、止めた方が良いという意見もあります。特におっぱい以外ではなかなか寝付いてくれず、断乳・卒乳がうまく進まないという声がよく聞かれます。
まずは「今、楽な方がいいのか」「後で楽な方がいいのか」という選択ですね。
添い乳すると中耳炎や虫歯、窒息の危険性があるの?
添い乳は癖になりやすいとお伝えしましたが、他にもいろいろなデメリットがあります。そのデメリットについて詳しくご紹介していきます。
中耳炎
添い乳をするとき、赤ちゃんは横向きや仰向けの状態でおっぱいを飲むことになりますが、この体勢は耳管におっぱいが流れ込んで中耳炎を引き起こす恐れがあります。また赤ちゃんが口を離したすきにあふれたおっぱいが耳の中に入り込んでしまうということも。
虫歯
歯が生えはじめ、離乳食が始まると、口の中に食べ物のかすが残りやすくなるので、歯磨きでのケアが必要になります。
しかし、添い乳をしていると歯磨きをする前に眠ってしまうことがほとんどです。その状態でおっぱいを飲んでいると虫歯菌が繁殖しやすい環境になるため、結果として虫歯になるリスクが高くなります。
また、日中や夜など1日のうちで何度も添い乳をしていると、だらだらと授乳する習慣がつきやすくなります。その影響で食べるときは食べる、食べないときは食べないというメリハリがつきにくくなり、食事のリズムも整いにくくなります。この習慣は、虫歯になる確率も上げてしまうので注意が必要です。
窒息
添い乳をしている間に眠ってしまったママが赤ちゃんに覆いかぶさる姿勢になったり、押しつぶしたり、布団で顔を覆ってしまったりして窒息する危険性もあります。赤ちゃんの死因の中でも有名な乳幼児突然死症候(SIDS)には、添い乳(添い寝)時の窒息死も含まれています。
添い乳が癖になると乳腺炎の原因になることも…
添い乳をしていると、赤ちゃんが飲むおっぱいの角度が変わりづらく、いつも同じところばかりを吸われがちです。そうすると乳腺全体をまんべんなく刺激できないため、一部の乳腺が詰まって乳腺炎になりやすいのです。
さらに添い乳は、眠りが浅くなる要因にも。これは赤ちゃん・ママのどちらにも起きます。添い乳は寝転がっている状態なので、赤ちゃんにとっては、ママが座って授乳しているときよりも乳首が吸いづらく、浅い角度で吸われやすくなることがあります。
そのため少しずつしかおっぱいを飲めず、満腹になるのにも時間がかかってしまい、結果として眠りが浅くなります。乳首が口から離れた瞬間に泣いてママも起きてしまうという悪循環にも陥りやすくなります。
ママの睡眠不足や疲れは、乳腺炎の原因の一つでもありますよ。
添い乳をするときの注意点は?
さまざまな危険性やデメリットがある添い乳。24時間休みなしの育児で疲れきっているママにとっては、横になりながらおっぱいをあげられるというメリットは大きいものです。
危険性やデメリットがあることをきちんと理解したうえで行うのであればいいという意見もあるので、添い乳をする際はママもしっかり対策を取りましょう。
例えば、眠くなったら赤ちゃんに重ならないよう少し距離をとる、枕や布団が赤ちゃんの顔に当たらないように注意するといったことを徹底しましょう。おっぱいをよく吐いてしまう赤ちゃんであれば、添い乳の後もげっぷをさせてあげてください。
添い乳が癖になる可能性も考慮しながら、ママ自身で決めよう
なかには添い乳をすすめる医師や助産師もいれば、絶対に添い乳はだめ!という人もいます。実際に正解はないものなので、危険性やデメリットがあることを考慮してママ自身が判断しましょう。様々な知識を持ったうえで、赤ちゃんとママにとって、ベストな授乳方法を見つけてみてくださいね。
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