2016年02月21日
BOSS DS-1 Distortion
最近再発売もされた人気機種。これはわしが36年前に初めて買ったもの。当時、ポップバンドの楽曲で使うには少々トレブリーでうるさすぎたので、あまり出番がなかったが、最近改めて使ってみると、最近の新しいハイゲインディストーションに比べればめちゃめちゃおとなしく、オーソドックスな方だと思いました。グランジのカート・コバーンがマーシャルと併用していたのが有名ですが、他にもスティーブ・ヴァイ、ゲーリー・ムーア、ジェフ・ベックなど著名なギタリストが多く使っているみたいですね。
久しぶりに出して使ったら随分艶のある音だなあと思いましたね。昔ギラギラしていたと感じた音色が、今ではギラギラじゃなくツヤツヤに聴こえるんです。わしの耳の好みも変化したのかもしれないが、やはり最近のハイゲインディストーションが氾濫している中で聴くと、このDS-1もオーソドックスに聴こえるのだ。前にポップバンドの楽曲に合わないと書きましたが、とんでもない。ぜんぜん使える何でも使えるディストーションですわ。だから色々なジャンルのギタリストが使っているんでしょうね。改めて、コレ気に入ってしまいました。カート・コバーンの愛器で有名ですが、わが日本が誇るフュージョンギタリスト高中正義も実はこれを使っていたそうです。高中はわしと同じSG使いですが、当初MXRのディストーション+を愛用していて、ある日突然このDS-1に取り付かれたみたいです。ジャンルを超えたギタリストに使われるこいつの魅力は実はオールマイティーなところなのかも。なんにせよ、今ではやや古い音色だが、古い音色を使ってはいけないことはないんです。これってディストーションの名器と言ってもおかしくないですね。これは人気があるせいか中古市場でも大量に出回っていますね。
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