2016年02月13日
Guyatone PS-103 Driving Box Compressor
鮮やかな黄緑色が目立つグヤの70年代コンプです。当時のコンプレッサーのリファレンス機と言えるMXRダイナコンプをモデルにした音色ですね。アタックをプシュッとつぶしたツーンというような音はMXRダイナコンプのジュニアと言う感じです。ストラトのハーフトーンとの相性は言うまでもなく、艶のあるミドルがとても艶やかで気持ちいいですね。逆にパワーギター系は歪むのとポコポコ言うピッキングニュアンスもイマイチなので、おとなしくセンシブルなストラトで使うべきやろうね。
グヤのコンプは緑色が伝統なんですよ?ダイナコンプを意識した音色は個性に欠けるようですが、ダイコンのパッコーンとはまた違うんだなこれが。うまく表現できないですが、プポピコポーン言うかか細く繊細なコンプレッションが掛かる感じなんです。わけわからんだろうけど、ヤマハSGで歪むからドライビングボックスいうのかな。ロックの匂いがするコンプですね。 ロックではあまりコンプは使わない。これわしの偏見ですが、実際使わないだろうと思うけど、このコンプはロックでつかうべきコンプとも思いますね。それは心地よく歪むから、それがロックの匂いなんですよ。
もちろんこれとっくの昔に製造中止されてるし、Guyatone自体が消滅したので結構貴重品になってしまいました。
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