2016年03月10日
ARIA AOD-1 OverDrive Bass
アリアのBIGFOOTシリーズも実に多くのエフェクターのバリエーションを持っている。これはベース用のオーバードライブ。ベース用にチューニングされているので、低域の追従性が良いのは当たり前だが、けっして高域も埋もれることなく再現性が良いです。つまり各帯域がバランス良く出力されるようですね。中身のことは分からんがこれは、単に低域の反応が良くなるように作っているだけではないと思いますね。結構パーツなんか吟味、厳選しているのでしょう。そういう努力が良いエフェクターを作り出して行くのです。開発・設計者の努力に拍手。
ライン録音時のベース用プリアンプとして考えれば使い方もさらに広がる。極端に音を加工するパートではないベースだけにこういう基本をいじるプリアンプは有効に思える。ベースをただブーストさせるだけのものとは違い、ベースの音を立たせる役目もこういうベースプリには必要なものだろうね。わしゃギタリストなんでギターの音は細かく創りたがるが、ベーシストの気持になってみればこんなん使ってなんとかしようと思うはず。そんなクリエイティブな発想が良いものを生み出して行くのです。
コレを使ったらすぐにジョンポールジョーンズに慣れる訳じゃない、それ風の音は出るが後は練習せいよなのだ。しかしこういうプリアンプでそういうニュアンスを探る、研究するのは大歓迎で、見つかるまでやるのではなくある程度突っ込んでやってみる価値はあるが、あまりしつこくはやらないようにするのがクリエイティブのバランスだしょうね。ダメだったらすぐやめる。時間がもったいないからね。このシリーズの中古は非常に少ないですね。
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