2010年09月08日
へうげもの2
第2巻 山田芳裕
主人公左介は相変わらず数寄もの、しかも通常では考え
られない行動を起こしておりますね。
秀吉からこっそりと名品の茶杓を盗み、自分の作品と
交換する。これは見つかれば打ち首ですね。
秀吉には見分けがつかないと判断してのことですが、
危ないことです。
それほどまでに、数寄者であるとも言えます。
名品を集めるには金がいる。金を得るには出世をしな
くてはならない。命がけで功名を立てようとするわけ
ですが、得たのはわずかに200石。これまでの石高
とあわせても400石。
しかも信長は日本の領地を身内で治めようとしている
と光秀を初め家臣たちは考え始めているのですね。
どれだけ働いても、やがては追われる身となるのでは
ないかと。
ここに、本能寺の変への布石が置かれることになる。
なかなかここまで命を張って名品を欲しがるものも
少ない。そこが面白いところでしょう。
主人公左介は相変わらず数寄もの、しかも通常では考え
られない行動を起こしておりますね。
秀吉からこっそりと名品の茶杓を盗み、自分の作品と
交換する。これは見つかれば打ち首ですね。
秀吉には見分けがつかないと判断してのことですが、
危ないことです。
それほどまでに、数寄者であるとも言えます。
名品を集めるには金がいる。金を得るには出世をしな
くてはならない。命がけで功名を立てようとするわけ
ですが、得たのはわずかに200石。これまでの石高
とあわせても400石。
しかも信長は日本の領地を身内で治めようとしている
と光秀を初め家臣たちは考え始めているのですね。
どれだけ働いても、やがては追われる身となるのでは
ないかと。
ここに、本能寺の変への布石が置かれることになる。
なかなかここまで命を張って名品を欲しがるものも
少ない。そこが面白いところでしょう。
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