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2014年10月24日

エボラ出血熱感染、西アフリカへの直行便がなく、人の往来も少ない日本だが

はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染、西アフリカへの直行便がなく、人の往来も少ない日本だが】をお届けします。



エボラ出血熱の脅威が全世界に広がっている。
流行の中心は西アフリカのリベリア、
シエラレオネ、
ギニアの3カ国だが、
スペインや米国など医療体制がしっかりしているとみられた先進地域で国内感染者が出たことの衝撃は大きい。
西アフリカへの直行便がなく、
人の往来も少ない日本だが、
米国や欧州となると話は違ってくる。
インターネットには恐怖をあおるような書き込みや、
真偽不明の噂も出回っている。
ネットに広がる誤解や不安について、
専門家に聞いた。
 


【疑問1】エボラ出血熱は血だらけで死ぬ?
 
エボラ出血熱という病名から、
出血症状を思い浮かべる人が多いが、
世界保健機関(WHO)のチームに参加してリベリアで医療支援を行った国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の加藤康幸医師によると
「今回流行しているタイプは、
出血症状より下痢や嘔吐の症状が目立つ」
という。
そのため、
「エボラウイルス病」
「エボラ熱」
と出血を省いた名前も使われている。
 


なお、
出血症状は進行してから現れることが多いため、
最初から現れることは少ない。
皮下出血が多く現れるほか、
目や歯ぐき、
鼻などからも出血する。



【疑問2】空気感染するウイルスに変異した?
 
感染症には、
空気中にウイルスがただよい気道などから体内に入って感染する
「空気感染」、
せきやくしゃみなどの飛沫に含まれるウイルスが体内に入って感染する
「飛沫感染」、
患者の皮膚や粘膜に触れたり、
衣服や器具などについたウイルスに触れたりして感染する
「接触感染」
の3通りがある。
 


エボラウイルスは接触感染するウイルス。
患者の血液や体液に触れることで感染するため、
吐いたものや下痢などに触れると感染する恐れがある。
マスクやゴーグルをした医療従事者が、
防護服で全身を覆って患者の治療に当たっているのはそのためだ。
 


しかし、
今回米国で個人防護具を着用した医療従事者が感染したことから、
「ウイルスが変異して空気感染するようになったのでは」
との指摘も出ている。
これについて、
国立国際医療研究センターの堀成美氏は
「空気感染する変異が起きていたら、
二次感染が2人というレベルでおさまるはずがない。
患者の家族や近親者にも広がっているはずだ」
と否定する。
エボラに限らずウイルスは常に変異を続けているが、
これまでに接触感染のウイルスが空気感染できるようになるなど、
感染経路が大きく変わる変異が突然起きた例はなく、
今回もそうした変異は確認されていない。



本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
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