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2014年10月04日

パリ国際モーターショー開幕、新「ビッグ3」王座争い激化

おはようございます、ecarです。
今日は【パリ国際モーターショー開幕、新「ビッグ3」王座争い激化】をお届けします。



トヨタ、欧州てこ入れ
VW、1000万台超え射程
GM、中国に1.5兆円投資

トヨタ自動車、
独フォルクスワーゲン(VW)、
米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動車メーカー
「新ビッグ3」
のつばぜり合いが激しくなってきた。
首位トヨタはVWの牙城の欧州で開幕したパリ国際モーターショーで、
初の小型スポーツ用多目的車(SUV)を出展、
存在感をアピールする。
一方、
VWは年内の世界販売1000万台超えを射程に入れ、
GMは中国で大型投資に踏み切る。
“王座”の行方は流動的だ。

 

2日から開催中のパリ国際モーターショー。
トヨタは、
従来のラインアップになかった小型SUVのコンセプトカー
「C−HRコンセプト」
を世界初公開した。

 

欧州はSUVの人気が高い。
C−HRは性能を高めた新型ハイブリッドシステムを採用、
市販は未定だが、
2016年に投入されるとみられる。

 

トヨタの今年の欧州販売は約86万5千台を超え、
昨年実績(約84万8千台)を上回る見通し。
だが、
市場シェアは4・8%程度で、
「今後も、さらに拡大していきたい」
と意気込む。
VWや仏ルノーなど現地勢に加え、
GMなど米国勢の後塵(こうじん)も拝しており、
巻き返しが大きな課題になっている。

 

トヨタは13年度に自動車メーカーとして史上初となる世界販売1000万台を達成した。
豊田章男社長は
「以前のように台数は追わない」
と慎重な姿勢を崩さないが、
14年暦年で1022万台の販売を計画。その水準の維持には、
金城湯池である日本と北米だけでなく、
欧州や中国でのシェア拡大が不可欠になる。

 

トヨタに肉薄しているのがVWだ。
マルティン・ウィンターコルン会長は1日のショー開幕前夜のイベントで、
14年に世界販売1000万台を超える計画の達成に自信を見せた。

 

ショーではモーターだけで50キロ走行する中型車
「パサート」
のプラグインハイブリッド車(PHV)も公開。
トヨタが得意とするエコカーでも追い上げる。

 

王座から遠ざかっているGMも虎視眈々と復権を狙っている。
1日には、
中国で18年までに140億ドル(約1・5兆円)を投じ、
5つの工場を建設する計画を発表した。
年間500万台以上を販売し、
米国に続く収益源に育てたい考えだ。

 

お膝元の米国もリコール問題の影響が懸念されたが、
9月の新車販売は前年同月比19・4%増と好調で、
首位を維持している。

 

VWも中国で、
18年までに約180億ユーロ(約2・4兆円)を投じて生産能力を高める構えで、
「1000万台クラブ」
のライバルは規模拡大にアクセルを踏む。

 

トヨタは拡大路線の反省から、
13年から3年間の工場新設を凍結しているが、
いかに競争力を高めていくかが問われている。



本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」ecar
posted by ecar at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車
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