2014年07月02日
GM リコール アルプス
米GM、
16日リコールの点火スイッチ製造元は大連アルプス電子
米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は25日、
安全規制当局に提出した文書で、
今月16日にリコール(回収・無償修理)したシボレー・インパラ、
シボレー・モンテカルロ、
ビュイック・ラクロス、
ビュイック・ルセーン、
キャデラック・ドゥビル、
キャデラック・DTSの約340万台に使用された点火スイッチが、
中国に拠点を置く大連阿爾卑斯
(アルプス)電子有限公司の製造であることを明らかにした。
新たに845万台リコール
=賠償対象拡大の可能性―
米GM
米ゼネラル・モーターズ(GM)は30日、
6種類の不具合を理由に、
新たに約845万台をリコール
(回収・無償修理)
すると発表した。
関連の事故で3人が死亡、
8人が負傷したという。
GMはこの日、
エンジン点火スイッチの欠陥を長年放置した問題で事故の
被害者に対する賠償基金の詳細を発表したばかりだが、
新たなリコール分は含まれておらず、
賠償対象の拡大を迫られる恐れがある。
6月米自動車販売:GM予想外に増加−
トヨタや日産もプラス
7月1日(ブルームバーグ):
自動車メーカー各社が発表した6月の米自動車販売統計によると、
米ゼネラル・モーターズ(GM)の販売台数が市場の予想外に増加した。
フォード・モーターやクライスラー・グループ、
日産自動車は市場予想を上回った。
GMは前年同月比1%増。
アナリスト予想は6.3%減だった。
クライスラーは9.2%増と、
これで51カ月連続でのプラス。
フォードは5.8%減だったが、
市場予想(6.6%減)よりも小幅な落ち込みにとどまった。
トヨタ自動車は増加したが、
市場予想は下回った。
調査会社オートトレーダー・ドット・コムのシニアアナリスト、
ミシェル・クレブス氏は「GMの安定感には目を見張るものがある」とし、
「GMが現在提供する製品がリコール
(無料の回収・修理)
されたモデルと同じでないことを消費者は認識している。
販売されている製品は非常に好調だ」と続けた。
GMの販売台数は26万7461台。
「ビュイック」ブランドは18%増。
特に小型スポーツ型多目的車(SUV)の
「ビュイック・アンコール」の販売が伸びた。
またSUV「シボレー・タホ」の販売はほぼ2倍、
「キャデラック・エスカレード」は84%増、
「シボレー・サバーバン」は73%増えた。
クライスラーの販売台数は17万1086台。
「ジープ」ブランドが28%増と大きく伸びた。
このほかミニバン
「グランド・キャラバン」やピックアップ「ラム」
なども好調だった。
日産は5.3%増加。
伸びは市場予想(3%増)を上回った。
「アルティマ」は2.9%減の2万6111台となったが、
「セントラ」が68%増の1万7097台と大きく伸びた。
「バーサ」は33%増の1万1613台。
フォードは22万1396台に減少。
ピックアップ「Fシリーズ」が11%減、
セダン「トーラス」は30%減となった。
一方「フュージョン」は14%増の2万7604台となった。
トヨタは3.3%増と、
伸びはアナリスト予想の平均(3.5%増)に若干届かなかった。
<米GM>
845万台を追加リコール
更に増える可能性
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は6月30日、
点火スイッチの不具合などで新たに約845万台をリコール
(回収・無償修理)すると発表した。
GMは小型車の欠陥を長年放置した問題の発覚をきっかけに、
今年発表したリコールは約2900万台に上り、
今後も更に増える可能性がある。
今年4〜6月期にリコール関連費用として
12億ドル(約1216億円)を計上する見通しで、
経営への打撃は大きい。
今回発表したリコールの対象は、
シボレー・マリブやキャデラックCTSなど1997〜2014年モデル。
大半がエンジンを始動するための点火スイッチの欠陥が原因だ。
これらの車で7件の事故と3人の死者、
8人のけがが報告されているという。
GMは、
今回とは別の点火スイッチの欠陥を10年以上放置していた
ことも問題となっている。
GMは同日、
13人の死者をはじめこの欠陥に関する死傷者を対象にした
賠償手続きの受け付けを8月1日から開始し、
遺族に対し
100万ドル(約1億円)以上を支払うことなどを表明した。
一方でGMは、
すべての車種について安全の見直しを進めており、
リコールの発表が相次いでいる。
今回のリコール発表で、
今年4〜6月期の関連費用はこれまで発表していた
7億ドルから
12億ドルに拡大。
1〜3月期に計上した13億ドルと合わせると、
半年間で25億ドルに上る。
GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は30日の声明で、
「われわれの歴史上で最も広範な安全の見直しを行っている。
ほかに問題が判明すれば、
ためらわず適切な対応をする」と述べ、
更にリコールが拡大する可能性を示唆。
今のところ新車販売などに大きな影響は出ていないが、
経営への影響が徐々に広がりそうだ。
マツダ:
156億円の賠償請求
リコールで部品会社を提訴
車のパワーステアリングに不具合が生じ国内
外の約59万台についてリコールや改善対策をしたのは、
納入された部品の欠陥が原因として、
マツダが自動車部品製造の東海ゴム工業(愛知県小牧市)を
相手に約156億8800万円の損害賠償を求める訴訟を
広島地裁に起こしたことが28日、
分かった。
両社によると、
改善対策の対象となったのは2007年4月〜08年11月にかけて
製造されたプレマシーとアクセラ、
ビアンテの3車種。
08年に「突然、
ブレーキが利かなくなる」などの苦情があり調査したところ、
パワーステアリングを作動させる油圧ポンプの配管内に
さびが発生していることが判明した。
米GM:
リコール47万台
米ゼネラル・モーターズ(GM)は27日、
変速機関連の欠陥など複数の理由で、
米国を中心に世界で2013〜15年型の一部車種、
計約47万3800台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。
GMが14年に発表したリコールは世界で累計2050万台に達した。
今回発表したリコールに関連した事故やけが人の報告はないという。
日本での販売分が含まれるかどうかは
「分からない」としている。
このうち14〜15年型のピックアップトラック
「GMCシエラ」などは変速機関連ソフトウエアの欠陥により、
駐車中に動きだす恐れがある。
リコール:
エアバッグ不具合、
80万台を追加リコール−
−ホンダなど3社
ホンダ、
日産自動車、
マツダは23日、
助手席用エアバッグに不具合があったとして、
フィット、
キューブ、
アテンザなど25車種計80万8544台の
リコールを国土交通省に届け出た。
いずれも2000年8月〜05年12月製造で、
海外分を含めた今回の対象車は約292万台。
同様の不具合で昨年4月以降、
すでに約508万台がリコールされており、
対象車の総数は全世界で約800万台に上る。
国交省によると、
エアバッグを膨張させるガス発生剤の詰め方や保管方法に問題があり、
衝突時にガスの圧力が強すぎて金属製容器が破裂し、
飛び散った破片がけがの原因となる恐れがある。
エアバッグは自動車部品メーカー、
タカタ(東京都港区)が製造。
11年と13年にトヨタ車に搭載されたタカタ社製エアバッグから
白煙が出るトラブルが発生したため、
トヨタを含む計5社が昨年4月、
全世界で計約443万台をリコール対象とした。
だが、
今年1月に対象外のトヨタ車でエアバッグ作動時に
部品が飛散する事故が起き、
同社が今月11日、
対象を大幅に追加して再度リコールした。
国交省は同じエアバッグを使うメーカーに確認するよう求めていた。
各社は交換部品の供給に時間がかかるため、
無償修理で助手席エアバッグの作動を停止する措置を取り、
助手席に乗らないよう呼びかける。
メーカーからの通知を待つしかありませんが、
運転に特に、
事故防止に気をつけましょう。
ecar
16日リコールの点火スイッチ製造元は大連アルプス電子
米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は25日、
安全規制当局に提出した文書で、
今月16日にリコール(回収・無償修理)したシボレー・インパラ、
シボレー・モンテカルロ、
ビュイック・ラクロス、
ビュイック・ルセーン、
キャデラック・ドゥビル、
キャデラック・DTSの約340万台に使用された点火スイッチが、
中国に拠点を置く大連阿爾卑斯
(アルプス)電子有限公司の製造であることを明らかにした。
新たに845万台リコール
=賠償対象拡大の可能性―
米GM
米ゼネラル・モーターズ(GM)は30日、
6種類の不具合を理由に、
新たに約845万台をリコール
(回収・無償修理)
すると発表した。
関連の事故で3人が死亡、
8人が負傷したという。
GMはこの日、
エンジン点火スイッチの欠陥を長年放置した問題で事故の
被害者に対する賠償基金の詳細を発表したばかりだが、
新たなリコール分は含まれておらず、
賠償対象の拡大を迫られる恐れがある。
6月米自動車販売:GM予想外に増加−
トヨタや日産もプラス
7月1日(ブルームバーグ):
自動車メーカー各社が発表した6月の米自動車販売統計によると、
米ゼネラル・モーターズ(GM)の販売台数が市場の予想外に増加した。
フォード・モーターやクライスラー・グループ、
日産自動車は市場予想を上回った。
GMは前年同月比1%増。
アナリスト予想は6.3%減だった。
クライスラーは9.2%増と、
これで51カ月連続でのプラス。
フォードは5.8%減だったが、
市場予想(6.6%減)よりも小幅な落ち込みにとどまった。
トヨタ自動車は増加したが、
市場予想は下回った。
調査会社オートトレーダー・ドット・コムのシニアアナリスト、
ミシェル・クレブス氏は「GMの安定感には目を見張るものがある」とし、
「GMが現在提供する製品がリコール
(無料の回収・修理)
されたモデルと同じでないことを消費者は認識している。
販売されている製品は非常に好調だ」と続けた。
GMの販売台数は26万7461台。
「ビュイック」ブランドは18%増。
特に小型スポーツ型多目的車(SUV)の
「ビュイック・アンコール」の販売が伸びた。
またSUV「シボレー・タホ」の販売はほぼ2倍、
「キャデラック・エスカレード」は84%増、
「シボレー・サバーバン」は73%増えた。
クライスラーの販売台数は17万1086台。
「ジープ」ブランドが28%増と大きく伸びた。
このほかミニバン
「グランド・キャラバン」やピックアップ「ラム」
なども好調だった。
日産は5.3%増加。
伸びは市場予想(3%増)を上回った。
「アルティマ」は2.9%減の2万6111台となったが、
「セントラ」が68%増の1万7097台と大きく伸びた。
「バーサ」は33%増の1万1613台。
フォードは22万1396台に減少。
ピックアップ「Fシリーズ」が11%減、
セダン「トーラス」は30%減となった。
一方「フュージョン」は14%増の2万7604台となった。
トヨタは3.3%増と、
伸びはアナリスト予想の平均(3.5%増)に若干届かなかった。
<米GM>
845万台を追加リコール
更に増える可能性
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は6月30日、
点火スイッチの不具合などで新たに約845万台をリコール
(回収・無償修理)すると発表した。
GMは小型車の欠陥を長年放置した問題の発覚をきっかけに、
今年発表したリコールは約2900万台に上り、
今後も更に増える可能性がある。
今年4〜6月期にリコール関連費用として
12億ドル(約1216億円)を計上する見通しで、
経営への打撃は大きい。
今回発表したリコールの対象は、
シボレー・マリブやキャデラックCTSなど1997〜2014年モデル。
大半がエンジンを始動するための点火スイッチの欠陥が原因だ。
これらの車で7件の事故と3人の死者、
8人のけがが報告されているという。
GMは、
今回とは別の点火スイッチの欠陥を10年以上放置していた
ことも問題となっている。
GMは同日、
13人の死者をはじめこの欠陥に関する死傷者を対象にした
賠償手続きの受け付けを8月1日から開始し、
遺族に対し
100万ドル(約1億円)以上を支払うことなどを表明した。
一方でGMは、
すべての車種について安全の見直しを進めており、
リコールの発表が相次いでいる。
今回のリコール発表で、
今年4〜6月期の関連費用はこれまで発表していた
7億ドルから
12億ドルに拡大。
1〜3月期に計上した13億ドルと合わせると、
半年間で25億ドルに上る。
GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は30日の声明で、
「われわれの歴史上で最も広範な安全の見直しを行っている。
ほかに問題が判明すれば、
ためらわず適切な対応をする」と述べ、
更にリコールが拡大する可能性を示唆。
今のところ新車販売などに大きな影響は出ていないが、
経営への影響が徐々に広がりそうだ。
マツダ:
156億円の賠償請求
リコールで部品会社を提訴
車のパワーステアリングに不具合が生じ国内
外の約59万台についてリコールや改善対策をしたのは、
納入された部品の欠陥が原因として、
マツダが自動車部品製造の東海ゴム工業(愛知県小牧市)を
相手に約156億8800万円の損害賠償を求める訴訟を
広島地裁に起こしたことが28日、
分かった。
両社によると、
改善対策の対象となったのは2007年4月〜08年11月にかけて
製造されたプレマシーとアクセラ、
ビアンテの3車種。
08年に「突然、
ブレーキが利かなくなる」などの苦情があり調査したところ、
パワーステアリングを作動させる油圧ポンプの配管内に
さびが発生していることが判明した。
米GM:
リコール47万台
米ゼネラル・モーターズ(GM)は27日、
変速機関連の欠陥など複数の理由で、
米国を中心に世界で2013〜15年型の一部車種、
計約47万3800台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。
GMが14年に発表したリコールは世界で累計2050万台に達した。
今回発表したリコールに関連した事故やけが人の報告はないという。
日本での販売分が含まれるかどうかは
「分からない」としている。
このうち14〜15年型のピックアップトラック
「GMCシエラ」などは変速機関連ソフトウエアの欠陥により、
駐車中に動きだす恐れがある。
リコール:
エアバッグ不具合、
80万台を追加リコール−
−ホンダなど3社
ホンダ、
日産自動車、
マツダは23日、
助手席用エアバッグに不具合があったとして、
フィット、
キューブ、
アテンザなど25車種計80万8544台の
リコールを国土交通省に届け出た。
いずれも2000年8月〜05年12月製造で、
海外分を含めた今回の対象車は約292万台。
同様の不具合で昨年4月以降、
すでに約508万台がリコールされており、
対象車の総数は全世界で約800万台に上る。
国交省によると、
エアバッグを膨張させるガス発生剤の詰め方や保管方法に問題があり、
衝突時にガスの圧力が強すぎて金属製容器が破裂し、
飛び散った破片がけがの原因となる恐れがある。
エアバッグは自動車部品メーカー、
タカタ(東京都港区)が製造。
11年と13年にトヨタ車に搭載されたタカタ社製エアバッグから
白煙が出るトラブルが発生したため、
トヨタを含む計5社が昨年4月、
全世界で計約443万台をリコール対象とした。
だが、
今年1月に対象外のトヨタ車でエアバッグ作動時に
部品が飛散する事故が起き、
同社が今月11日、
対象を大幅に追加して再度リコールした。
国交省は同じエアバッグを使うメーカーに確認するよう求めていた。
各社は交換部品の供給に時間がかかるため、
無償修理で助手席エアバッグの作動を停止する措置を取り、
助手席に乗らないよう呼びかける。
メーカーからの通知を待つしかありませんが、
運転に特に、
事故防止に気をつけましょう。
ecar
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