2014年08月02日
殺人事件余波 アニメ中止は当然か
殺人事件余波
アニメ中止は当然か
長崎県佐世保市で発生した高1女子生徒殺害事件の影響で、
フジテレビは、
7月31日深夜に放送予定だったアニメ
『PSYCHO-PASS サイコパス新編集版』
第4話の放送を中止。
第5話を繰り上げて放送した。
『踊る大捜査線』
シリーズの監督でもある本広克行氏が総監督を務める
『サイコパス』は、
2012年10月から2013年3月にかけて第1シーズンが放送。
現在は、
その新編集版が放送されている。
『サイコパス』の公式ツイッターでは、
新編集版の第4話について
「内容的に現在放送するのにふさわしくない」
との判断があったため、
放送を中止したと説明。
新編集版の第4話に相当する第1シーズンの第7・8話では、
猟奇的に女子高生を殺害するシーンが含まれており、
佐世保の事件との類似性が問題視されたものと思われる。
突然の放送中止で、
楽しみにしていたファンからはブーイングも出ているが、
その一方でツイッターでは、
「一般向け放送中止は仕方ないかな。
見たい奴はBDかDVDで見るだろうし。
でも効果あるのかな?」
「当然と言えば当然。
内容を考えると普段
『TV局敏感すぎじゃね?』
と思う俺でも放送したら
『TV局どうかしてる』
と思うレベル。
タイムリー過ぎたな」
など、
第1シーズンでの放送内容を知るファンからは、
この措置はやむを得ないとの反応もかなり多かった。
これまでも、
実際に発生した事件の影響でアニメの放送が中止されたケースがある。
たとえば、
2007年9月には、
京都で発生した16歳の少女が父親を殺害する事件の影響で、
アニメ『School Days』の最終話の放送が中止された。
同作品は愛憎劇の末に猟奇的な殺人に発展するという内容だった。
また、
同時期にはアニメ『ひぐらしのなく頃に解』の放送が、
ネットしていた数局で打ち切られている。
明確な理由は明らかにされていないが、
『School Days』
と同じく京都の事件が影響しているといわれている。
テレビでの放送は中止となった
『PSYCHO-PASS サイコパス新編集版』第4話だが、
フジテレビオンデマンドでは
8月1日正午より第5話と同時に配信されるとのことだ。
「殺しちゃった」スレは釣り確定?
7月26日に発生した長崎県佐世保市での高校1年生女子殺害事件。
自宅マンションで、
同級生を殺害し、
その遺体の首と左手首を切断したとして、
高校1年生の女子生徒が逮捕された。
この事件に関して、
2ちゃんねる・ニュース速報VIP板+の
「[観覧注意]殺しちゃったんだけど」
というスレッドが、
容疑者が立てたものなのではないかと話題になった。
このスレッドを立てた人物は、
手が血まみれになっているような写真など合計7つの画像を公開。
「出血はそんなにしてない どうしよう」
「駄目だ拭いても拭いても血が溢れてくる」などと、
何かを殺してしまった直後であるかのようなコメントを投稿した。
佐世保の事件が発生したのは、
7月26日の夜で、
このスレッドが立てられたのが26日の午後22時8分。
さらに、
容疑者が逮捕されたのが、
27日未明だったということから、
ネット上では事件発生から逮捕までの時間に、
スレッドを立てたのではないかと見られていたのだ。
このスレッドは長崎県警も把握していたようで、
県警が事件との関連性を捜査していると報道されると、
当該スレッドでは、
本物なのか、
釣りなのかという点で議論が展開されるようになった。
そして、
28日の午前7時9分頃、
6スレッド目まで伸びた当該スレッドに、
「え、
本人なんだけど何でこんな事になってるの?」
「ちょ、
え待ってマジで釣りだからね?
殺してないよ?
大丈夫?」
と、
最初のスレッドを立てたと思われる人物が投稿。
このとき、
すでに容疑者は逮捕されているので、
この投稿者が容疑者ではないことは確かだ。
さらに、
血まみれの手の写真と同じ場所であると思われる別の写真を公開し、
「場所同じなの分かる?
え、
ほんと殺してないよ?
パワポケのパカルディのバッドエンド
(※編集部注:ゲーム『パワプロクンポケット』のストーリーのひとつ)
見て中二病が発動しただけだから」
と投稿。
これによって、
このスレッドが事件と関係ない、
“釣り”であったことがほぼ確定したのだ。
どうやらたまたま“釣り”のスレッドが、
実際の事件のシチュエーションと似ていただけだったと思われる今回の騒動。
警察やマスコミも釣られてしまったわけだが、
投稿者もまさかこんなことになるとは思ってもいなかったに違いない。
長崎県佐世保市のマンションの部屋で、
県立高校1年の松尾愛和さん(15)が同級生の女子生徒(15)に殺害された事件で、「殺しちゃった」などと殺害をほのめかした文章や画像が、
インターネット掲示板に投稿されていたことが27日、分かった。
県警捜査1課もこの投稿を確認しており、
事件との関連を調べている。
高1女子を殺人容疑で逮捕=同級生殴り、遺体切断−「私がやりました」・長崎県警
掲示板の「殺しちゃったんだけど」というスレッドには、
26日午後10時5分すぎから同30分すぎにかけて、
同一のIDで
「出血はそんなにしてない どうしよう」
「駄目だ拭いても拭いても血が溢(あふ)れてくる」などと、
計4回の書き込みがされていた。
また、
血の付いたような手など計7枚の画像も投稿されていた。
同課は、
掲示板の書き込み時間が、
松尾さんが殺害されたとみられる時間帯の直後であることなどから、
女子生徒が画像や文章を掲示板に投稿した可能性もあるとみて確認を進めている。
ecar
アニメ中止は当然か
長崎県佐世保市で発生した高1女子生徒殺害事件の影響で、
フジテレビは、
7月31日深夜に放送予定だったアニメ
『PSYCHO-PASS サイコパス新編集版』
第4話の放送を中止。
第5話を繰り上げて放送した。
『踊る大捜査線』
シリーズの監督でもある本広克行氏が総監督を務める
『サイコパス』は、
2012年10月から2013年3月にかけて第1シーズンが放送。
現在は、
その新編集版が放送されている。
『サイコパス』の公式ツイッターでは、
新編集版の第4話について
「内容的に現在放送するのにふさわしくない」
との判断があったため、
放送を中止したと説明。
新編集版の第4話に相当する第1シーズンの第7・8話では、
猟奇的に女子高生を殺害するシーンが含まれており、
佐世保の事件との類似性が問題視されたものと思われる。
突然の放送中止で、
楽しみにしていたファンからはブーイングも出ているが、
その一方でツイッターでは、
「一般向け放送中止は仕方ないかな。
見たい奴はBDかDVDで見るだろうし。
でも効果あるのかな?」
「当然と言えば当然。
内容を考えると普段
『TV局敏感すぎじゃね?』
と思う俺でも放送したら
『TV局どうかしてる』
と思うレベル。
タイムリー過ぎたな」
など、
第1シーズンでの放送内容を知るファンからは、
この措置はやむを得ないとの反応もかなり多かった。
これまでも、
実際に発生した事件の影響でアニメの放送が中止されたケースがある。
たとえば、
2007年9月には、
京都で発生した16歳の少女が父親を殺害する事件の影響で、
アニメ『School Days』の最終話の放送が中止された。
同作品は愛憎劇の末に猟奇的な殺人に発展するという内容だった。
また、
同時期にはアニメ『ひぐらしのなく頃に解』の放送が、
ネットしていた数局で打ち切られている。
明確な理由は明らかにされていないが、
『School Days』
と同じく京都の事件が影響しているといわれている。
テレビでの放送は中止となった
『PSYCHO-PASS サイコパス新編集版』第4話だが、
フジテレビオンデマンドでは
8月1日正午より第5話と同時に配信されるとのことだ。
「殺しちゃった」スレは釣り確定?
7月26日に発生した長崎県佐世保市での高校1年生女子殺害事件。
自宅マンションで、
同級生を殺害し、
その遺体の首と左手首を切断したとして、
高校1年生の女子生徒が逮捕された。
この事件に関して、
2ちゃんねる・ニュース速報VIP板+の
「[観覧注意]殺しちゃったんだけど」
というスレッドが、
容疑者が立てたものなのではないかと話題になった。
このスレッドを立てた人物は、
手が血まみれになっているような写真など合計7つの画像を公開。
「出血はそんなにしてない どうしよう」
「駄目だ拭いても拭いても血が溢れてくる」などと、
何かを殺してしまった直後であるかのようなコメントを投稿した。
佐世保の事件が発生したのは、
7月26日の夜で、
このスレッドが立てられたのが26日の午後22時8分。
さらに、
容疑者が逮捕されたのが、
27日未明だったということから、
ネット上では事件発生から逮捕までの時間に、
スレッドを立てたのではないかと見られていたのだ。
このスレッドは長崎県警も把握していたようで、
県警が事件との関連性を捜査していると報道されると、
当該スレッドでは、
本物なのか、
釣りなのかという点で議論が展開されるようになった。
そして、
28日の午前7時9分頃、
6スレッド目まで伸びた当該スレッドに、
「え、
本人なんだけど何でこんな事になってるの?」
「ちょ、
え待ってマジで釣りだからね?
殺してないよ?
大丈夫?」
と、
最初のスレッドを立てたと思われる人物が投稿。
このとき、
すでに容疑者は逮捕されているので、
この投稿者が容疑者ではないことは確かだ。
さらに、
血まみれの手の写真と同じ場所であると思われる別の写真を公開し、
「場所同じなの分かる?
え、
ほんと殺してないよ?
パワポケのパカルディのバッドエンド
(※編集部注:ゲーム『パワプロクンポケット』のストーリーのひとつ)
見て中二病が発動しただけだから」
と投稿。
これによって、
このスレッドが事件と関係ない、
“釣り”であったことがほぼ確定したのだ。
どうやらたまたま“釣り”のスレッドが、
実際の事件のシチュエーションと似ていただけだったと思われる今回の騒動。
警察やマスコミも釣られてしまったわけだが、
投稿者もまさかこんなことになるとは思ってもいなかったに違いない。
長崎県佐世保市のマンションの部屋で、
県立高校1年の松尾愛和さん(15)が同級生の女子生徒(15)に殺害された事件で、「殺しちゃった」などと殺害をほのめかした文章や画像が、
インターネット掲示板に投稿されていたことが27日、分かった。
県警捜査1課もこの投稿を確認しており、
事件との関連を調べている。
高1女子を殺人容疑で逮捕=同級生殴り、遺体切断−「私がやりました」・長崎県警
掲示板の「殺しちゃったんだけど」というスレッドには、
26日午後10時5分すぎから同30分すぎにかけて、
同一のIDで
「出血はそんなにしてない どうしよう」
「駄目だ拭いても拭いても血が溢(あふ)れてくる」などと、
計4回の書き込みがされていた。
また、
血の付いたような手など計7枚の画像も投稿されていた。
同課は、
掲示板の書き込み時間が、
松尾さんが殺害されたとみられる時間帯の直後であることなどから、
女子生徒が画像や文章を掲示板に投稿した可能性もあるとみて確認を進めている。
ecar
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