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2012年11月08日
「アンネ・フランク」DVD "Anne Frank" 原作「アンネの伝記」メリッサ・ミュラー)「アンネの日記」 深町真理子訳 ベン・キングズレー エミー賞受賞! ゴールデングローブ賞ノミネート!
「アンネ・フランク」DVD "Anne Frank"
原作「アンネの伝記」(メリッサ・ミュラー)
「アンネの日記」深町真理子訳
ベン・キングズレー エミー賞受賞!
ゴールデングローブ賞ノミネート!
アンネの日記(ウィキペディア)
誰でも知っている本です。
でも、実際に何があったのか、実感として理解している人は少ない。
本は読んだことありますか。
これです。
子供の頃に読んだのなら、
かなり内容が違っているはずです。
『アンネの日記』が最初に世に出たのは1947年。
そして91年に、47年版でカットされていたアンネの人間味あふれる記述
(鋭い批判精神や性のめざめ、など)を
復活させた「完全版」が出版されました。
98年に新たに発見された5ページ分を加え、
翻訳資料をさらに徹底させたもので、
まさに「アンネの日記・決定版」といえます。
イラク戦争を目の当たりにした今、
「アンネの日記」が単なる歴史の記録でないのは明らかです。
戦争に突き進む不寛容、抹殺される恐怖、
惨めな状況でも楽しみを見つけようとする人々。
アンネが日記に向かっていた60年前と、
今日の世界とでは、どれほどの違いがあるのでしょう。
14、5歳の少女が、ここまで世界と人間の「変わらぬ姿」を
浮き彫りにしたことに驚くほかはありません。
「どんな不幸のなかにも美しいものが残っている。
美しいもののことを考えれば、しあわせになれる」
この言葉が胸を打ちます。
このおしゃまな少女は、
他人の痛みを知るといった経験をとおして、
豊かな大人の女性にまちがいなく成長したはずです。
その可能性をあっけなく、不当にも奪う戦争。
『アンネの日記』は私たちの視線を、
アンネの世界を越えて人間の愚かしさへと向けてくれます。
(小林千枝子)
アンネは両親のことをこんなふうに思っていたんだ……
自分用と公開用の二種の日記に
父親が削っていた部分を再現した「完全版」に
新たに発見された五頁を追加。
自分用に書いた日記と、
公表を期して清書した日記―
「アンネの日記」が2種類存在したことは有名です。
その2つを編集した“完全版”に、
さらに新たに発見された日記を加えた“増補新訂版”が誕生しました。
ナチ占領下の異常な環境の中で13歳から15歳という
思春期を過ごした少女の夢と悩みが、
より瑞々しくよみがえります。
ハリウッドスターになりたかった。
恋もしたかった。
性にもちょっぴり興味があった。
本当は意地悪な子なんだって知ってほしかった。
オリジナルの日記から復元された完全版。
アンネが本当の肉声で語りはじめます。
フランク,アンネ
1929年6月12日、ドイツのフランクフルトで
裕福なドイツ系ユダヤ人家庭の二女に生まれる。
1933年、迫害を逃れ一家はオランダのアムステルダムに移住し、
1942年7月、姉マルゴーの召喚を機に一家は隠れ家生活に入る。
ついに1944年8月4日、密告により連行されたアンネはアウシュヴィッツ、
ついでベルゲン=ベルゼンに送られ、そこでチフスのため15年の生涯をおえた。
1945年2月末から3月なかばと推定される。
1942年6月12日から44年8月1日まで書きつづけられた日記は、
永遠の青春の記録として、半世紀を経たいまも世界中の人びとの胸をうってやまない
深町 真理子
1931年、東京生れ
この映画を見た人も多いはず。
“色々いやなことがあるけど、
やっぱり人の心は善だと信じます”
<キャスト&スタッフ>
アンネ…ミリー・パーキンス(二木てるみ)
オットー・フランク…ジョセフ・シールドクラウト(鈴木瑞穂)
ファン・ダーン夫人…シェリー・ウィンタース(中西妙子)
ペーター…リチャード・ベイマー(亀谷雅彦)
エディス…グスティ・ユーベル(寺島信子)
ファン・ダーン氏…ルウ・ジェコビ(富田耕生)
マルゴット…ダイアン・ベイカー(信沢三恵子)
製作・監督:ジョージ・スティーブンス
●字幕翻訳:金丸美南子(追加部分:大西公子)
●吹替翻訳:山田小枝子
ナチスが徹底的にユダヤ人を迫害する中で、
狭い屋根裏部屋にひっそり隠れ住みながら、
なお人間の良心を信じ、少女の思春期の様々な思いを
みずみずしい感性で書き綴った一人の少女アンネ・フランク。
15歳で短い生涯を閉じた彼女の日記を元に、
「ジャイアンツ」の名匠ジョージ・スティーブンスが、
彼女の喜びや悲しみをそのまま描き出し、世界中の人々が涙を流した感動名作。
アンネを演じるのは、1万人の候補者の中から選ばれた
瞳が美しい長女ミリー・パーキンス。
多感な少女の恋の憧れ、大人への疑問、
そして同居人ペーターとの間に芽生えた淡い初恋など、
アンネの心の軌跡をゆたかな感性と素直な演技でたどってゆく。
最後のペーターと別れの口付けを交わすシーンは
決して忘れられない悲しい場面である。
●1959年度アカデミー賞3部門受賞(助演女優賞、撮影賞、美術監督・装置賞)。
●日本語吹替音声約94分収録。
「アンネフランク」DVDについては続きを読んで下さい。続きを読む...
原作「アンネの伝記」(メリッサ・ミュラー)
「アンネの日記」深町真理子訳
ベン・キングズレー エミー賞受賞!
ゴールデングローブ賞ノミネート!
アンネの日記(ウィキペディア)
誰でも知っている本です。
でも、実際に何があったのか、実感として理解している人は少ない。
本は読んだことありますか。
これです。
子供の頃に読んだのなら、
かなり内容が違っているはずです。
『アンネの日記』が最初に世に出たのは1947年。
そして91年に、47年版でカットされていたアンネの人間味あふれる記述
(鋭い批判精神や性のめざめ、など)を
復活させた「完全版」が出版されました。
98年に新たに発見された5ページ分を加え、
翻訳資料をさらに徹底させたもので、
まさに「アンネの日記・決定版」といえます。
イラク戦争を目の当たりにした今、
「アンネの日記」が単なる歴史の記録でないのは明らかです。
戦争に突き進む不寛容、抹殺される恐怖、
惨めな状況でも楽しみを見つけようとする人々。
アンネが日記に向かっていた60年前と、
今日の世界とでは、どれほどの違いがあるのでしょう。
14、5歳の少女が、ここまで世界と人間の「変わらぬ姿」を
浮き彫りにしたことに驚くほかはありません。
「どんな不幸のなかにも美しいものが残っている。
美しいもののことを考えれば、しあわせになれる」
この言葉が胸を打ちます。
このおしゃまな少女は、
他人の痛みを知るといった経験をとおして、
豊かな大人の女性にまちがいなく成長したはずです。
その可能性をあっけなく、不当にも奪う戦争。
『アンネの日記』は私たちの視線を、
アンネの世界を越えて人間の愚かしさへと向けてくれます。
(小林千枝子)
アンネは両親のことをこんなふうに思っていたんだ……
自分用と公開用の二種の日記に
父親が削っていた部分を再現した「完全版」に
新たに発見された五頁を追加。
自分用に書いた日記と、
公表を期して清書した日記―
「アンネの日記」が2種類存在したことは有名です。
その2つを編集した“完全版”に、
さらに新たに発見された日記を加えた“増補新訂版”が誕生しました。
ナチ占領下の異常な環境の中で13歳から15歳という
思春期を過ごした少女の夢と悩みが、
より瑞々しくよみがえります。
ハリウッドスターになりたかった。
恋もしたかった。
性にもちょっぴり興味があった。
本当は意地悪な子なんだって知ってほしかった。
オリジナルの日記から復元された完全版。
アンネが本当の肉声で語りはじめます。
フランク,アンネ
1929年6月12日、ドイツのフランクフルトで
裕福なドイツ系ユダヤ人家庭の二女に生まれる。
1933年、迫害を逃れ一家はオランダのアムステルダムに移住し、
1942年7月、姉マルゴーの召喚を機に一家は隠れ家生活に入る。
ついに1944年8月4日、密告により連行されたアンネはアウシュヴィッツ、
ついでベルゲン=ベルゼンに送られ、そこでチフスのため15年の生涯をおえた。
1945年2月末から3月なかばと推定される。
1942年6月12日から44年8月1日まで書きつづけられた日記は、
永遠の青春の記録として、半世紀を経たいまも世界中の人びとの胸をうってやまない
深町 真理子
1931年、東京生れ
この映画を見た人も多いはず。
“色々いやなことがあるけど、
やっぱり人の心は善だと信じます”
<キャスト&スタッフ>
アンネ…ミリー・パーキンス(二木てるみ)
オットー・フランク…ジョセフ・シールドクラウト(鈴木瑞穂)
ファン・ダーン夫人…シェリー・ウィンタース(中西妙子)
ペーター…リチャード・ベイマー(亀谷雅彦)
エディス…グスティ・ユーベル(寺島信子)
ファン・ダーン氏…ルウ・ジェコビ(富田耕生)
マルゴット…ダイアン・ベイカー(信沢三恵子)
製作・監督:ジョージ・スティーブンス
●字幕翻訳:金丸美南子(追加部分:大西公子)
●吹替翻訳:山田小枝子
ナチスが徹底的にユダヤ人を迫害する中で、
狭い屋根裏部屋にひっそり隠れ住みながら、
なお人間の良心を信じ、少女の思春期の様々な思いを
みずみずしい感性で書き綴った一人の少女アンネ・フランク。
15歳で短い生涯を閉じた彼女の日記を元に、
「ジャイアンツ」の名匠ジョージ・スティーブンスが、
彼女の喜びや悲しみをそのまま描き出し、世界中の人々が涙を流した感動名作。
アンネを演じるのは、1万人の候補者の中から選ばれた
瞳が美しい長女ミリー・パーキンス。
多感な少女の恋の憧れ、大人への疑問、
そして同居人ペーターとの間に芽生えた淡い初恋など、
アンネの心の軌跡をゆたかな感性と素直な演技でたどってゆく。
最後のペーターと別れの口付けを交わすシーンは
決して忘れられない悲しい場面である。
●1959年度アカデミー賞3部門受賞(助演女優賞、撮影賞、美術監督・装置賞)。
●日本語吹替音声約94分収録。
「アンネフランク」DVDについては続きを読んで下さい。続きを読む...