2013年01月01日
漫画「モテキ」と音楽「モテキ的音楽のススメ」久保ミツロウがイイ!!!テレビドラマ化・映画化された傑作必読漫画!!!ストーリーと音楽作品のコラボも素晴らしい!!!!
漫画「モテキ」と音楽「モテキ的音楽のススメ」
久保ミツロウがイイ!!!
テレビドラマ化・映画化された傑作必読漫画!!!
ストーリーと音楽作品のコラボも素晴らしい!!!!
この漫画の作者は男性?女性?
実は女性なのです。
久保ミツロウさんの本名は
久保美津子さんです。
性と愛を求める男性の心理も
うまく描けていると思いました。
そして愛と性を要求して男性を振り回す
女性の感情の心の襞(ひだ)がとても
具体的に描かれているそのエグさに、
著者が女性であるという事実を知って妙に納得しました。
女性の敵は女性!!!
男性に愁眉を送る女性の様々な動機や心模様への
感受力が男性の比ではない!!!
女性は怖いなあと、男性として改めて感じました。
男は単純、女は複雑!!!
男は迫る、女は迫らせる!!!
男はアクセルを踏む、女はブレーキを加減する!!!
エゴとエゴとのぶつかり合い。
そこから美しい調和が生まれる場合。
そこから悲しいすれ違いが生まれる場合。
その微妙なバランス。
その化学反応の不可思議。
好きなタイプってやっぱり大切。
単純に容姿・外見・体格・声がまず来て、
その次に実は一番大切な人柄が来る。
化学反応の始まりは外側。
化学反応の完成は内側。
こころです。
心が通じなきゃ結局むなしいだけ。
そんなことを考えました。
モテるためには、結局人柄を鍛えなきゃだめですよね。
精進したいと思いました。
映画「モテキ」で、ほとんど男女の営みのような、激しい二人カラオケ場面!!
誘ったのは長澤まさみの友人の「重い(軽い)」女性を演じる麻生久美子の方です。
カラオケのあと突然告白して、一夜を共にした主人公に振られる。その後、主人公の上司と
関係を結び、朝に愛情のない言葉に部屋を去り、朝の吉野家で一人牛丼を貪り食う場面。
こういう女性って確かにいるかも・・・・(名演技です)
「モテキ」は、久保ミツロウによる日本の漫画作品。
『イブニング』(講談社)にて、2
008年23号から2010年9号まで連載された。
単行本は「全4.5巻」。
本編は第4巻までで、
第4.5巻は番外編と作者へのインタビュー・対談などが収録された
ファンブックとなっている。
キャッチコピーは『人類、必読。心に刺さる恋物語。』
第1巻には連載以前の『週刊ヤングマガジン』
2003年35号に掲載された藤本幸世と林田尚子の中学時代を描いた
読み切り漫画「リンダリンダ」が、
第3巻には『マガジンSPECIAL』2009年No.09号に掲載された
藤本の高校時代を描いた番外編「モテキ in school days」が、
第4.5巻には連載終了後の『イブニング』2010年15号 - 16号に掲載された
中柴いつかを主人公とした前後編の番外編「モテキ ガールズサイド」が
それぞれ収録された。
「リンダリンダ」が「モテキ」の原点になっており、
本作は「リンダ リンダ」の事実上の続編となっている。
物語の時系列としては
「リンダリンダ」→「モテキ in school days」→
1巻 ・2巻 ・3巻→「モテキ ガールズサイド」→4巻という流れになる。
作者の久保ミツロウは当初は1巻で完結させるつもりだった。
しかし、連載を続けるうちにアイデアがどんどん広がり、
最終的に4巻まで続くことになった。
人気絶頂中の連載終了だったため、
読者のみならず編集部からも続編を打診されたが、
久保は描きたいことは全部描ききったという理由で
物語に潔く幕を下ろした。
テレビドラマ化された2010年の新語・流行語大賞では
作品名“モテキ”が候補語60語にノミネートされた。
累計発行部数は2011年9月時点で180万部を突破。
連載中よりも連載終了後に発行部数を伸ばした、
近年では稀有な漫画作品となっている。
あらすじ
三十路間近のモテない草食系バカ男の
派遣社員・藤本幸世は、ある日突然
知り合いの女の子から次々と連絡が入り、
いわゆる「モテ期」が始まる。
これまでモテ期の来なかった藤本は、
焦りながらも女の子とコンサートに行ったり
水族館に行ったりと、無我夢中でデートやイベントをこなしていくが……。
単行本
久保ミツロウ 『モテキ』
講談社〈イブニングKC〉、全4巻(別巻1)
第1話を映像化したBEETVの映像です。
登場人物と漫画各章のタイトルになっている実在の楽曲について
登場人物
藤本幸世(ふじもと ゆきよ)
本作の主人公。29歳(作中で30歳の誕生日を迎える)。
派遣社員。九州出身。
夢もなく金もなく、
今までモテたことがない恋にへタレな草食系男子。
人生初の「モテ期」到来に戸惑いながらも
異性との交遊を重ねるが、
自分に対する自信の無さと恋愛経験値の低さから、
あと一歩のところで玉砕しまくる。
亜紀や夏樹によるとモテるスペックはあり、
高校3年生の時に人生で1度だけ後輩の文子から
告白されたこともあるが、外見が好みではなかったため断っている。
一応非童貞。
土井亜紀(どい あき)
27歳。派遣社員。
藤本の前の派遣先の同僚で、
後にオム先生の会社のマネージャーとなる。
千葉出身。
会社では眼鏡をかけており地味で苦手なタイプと藤本は思っていたが、
素顔は美人で社交的な素敵女子。だがその一方で素敵女子なりのコンプレックスも持ち合わせている。
毎年夏の野外フェスに参加するほどの音楽好きで、
物語より1年前にフジロックに藤本と一緒に行ったことで
当時の彼氏に浮気していると誤解され、別れている。
その1年後の彼女のメールから藤本の「モテ期」が始まった。
「モテ期」が来る前から藤本に好意を抱きアプローチをする。
しかし、藤本の優柔不断な性格故に上手くいかず衝突を繰り返すが、
紆余曲折の末に藤本と交際を始める。
4人のヒロインの中で唯一、藤本と肌を重ねた。
その後仕事が忙しく、藤本に何もしてあげられないことに罪悪感を抱き、
藤本の帰郷中に別れを一方的に切り出すが、物語のラストで再会する。
中柴いつか(なかしば いつか)
22歳(作中で23歳の誕生日を迎える)。
照明助手。神奈川出身。
女らしさを感じさせない元気な女の子。
藤本とは2年前に飲み会で知り合って以来、
音楽や漫画の趣味が合う気の置けない友達の一人で、
恋愛遍歴も似通っている。藤本は作中で一緒にいるとすごく楽だと述べている。
島田に片想いしており、そのことを引きずっていたが、
藤本の後押しがきっかけで立ち直る。
それをきっかけに藤本と友達以上恋人未満の関係となるが、
藤本と亜紀のキスを目撃してショックを受け、
交流が途絶えたまま物語は終了する。
その後の顛末は連載終了後の番外編「モテキ ガールズサイド」に描かれている。
小宮山夏樹(こみやま なつき)
藤本より1歳年下のOL。静岡出身。
藤本が25歳の時に出会った、人生で一番好きだった女性。
美人な上に気さくな性格で「愛されゆるふわ」な雰囲気を持つが、
真意の汲み取れないミステリアスな一面を持つ。
酒に弱く酔うといろいろなことがどうでもよくなるために
様々なトラブルを引き起こしている。
それが原因で婚約を解消した経験がある。
後に仕事を退職し、腰を痛めて九州に帰省していた藤本と、
祖父の葬儀で帰省していた島田の前に現れる。
島田を誘惑して寝た後、藤本の実家に泊まり藤本の両親とも打ち解けるが、
自分の思ってもいない方向に進む人生が好きだと言って、
藤本の前から去る。
林田尚子(はやしだ なおこ)
藤本の中学の同級生。
中学時代は素行が悪く、藤本は彼女を「女ヤンキー」と呼んで敬遠していた。
一方で祖母の面倒を見るなど家族思いな一面を持ち、
藤本と林田の当時の馴れ初めが連載以前の読み切り漫画
「リンダリンダ」で描かれている。
その後も波瀾万丈な人生を送ったようだが、
今はすっかり丸くなっており、娘の由真と二人で地元で暮らしている。
藤本が実家に帰省した際に偶然再会し、
その後藤本の相談相手として様々な助言を与える。
島田雄一
藤本の中学・高校の同級生。会社員。
藤本とは親友同士であり、上京してからも藤本とは度々遊んでいる。
中学・高校時代は坊主頭で冴えない風貌をしており、
藤本と同じ童貞だったが、大学進学後の桜子との再会を機に、
急激に様々な女性と交際するようになる。
特にイケメンではないが好漢であるため人に好かれやすく、
何人もの女性と浮気をしており、
数ヶ月前に結婚した妻のユリエとは実は離婚の危機にある。
いつかの初恋の相手。
神崎桜子
藤本の高校の2年先輩。
高校では生徒会で書記をしており、
無線部だった藤本とは部室が隣同士でよく顔を合わせていた。
藤本の初恋の人であり、告白したが振られている。
実は隣の部室でいろんな男と関係を持っていたが、
藤本は全く気づかなかったことが、
番外編「モテキ in school days」に描かれている。
後に東京の大学に進学し、
同じく東京の大学に進学してきた童貞の島田を誘惑して関係を持った。
文子
27歳。通称「ブル子」。
藤本の高校の2年後輩で、藤本に告白した唯一の女性。
現在は結婚して子供を授かっており、夫のひろ君と居酒屋を経営している。
常連客の尚子とは顔見知り。
小宮山基樹
夏樹の姉。保育士。外見は夏樹と似ても似つかないが、
夏樹以上に毒舌家。
藤本の初体験の相手である。
後にできちゃった結婚をして、実家のあった静岡に移った。
林田由真
10歳。尚子の一人娘。小学生。
小悪魔的な性格でクラスの男子にモテているが、全く相手にしていない。
なぜか藤本にはよく懐いている。
墨田
40代。通称「墨さん」。
バツイチで、藤本とそっくりの顔を持つが、
藤本とは対照的に世慣れていてかなりのプレイボーイ。
セクハラめいた発言が目立つが、友人や身の回りの相手に対しては
面倒見のよい一面も見せ、偶然飲み会で会った藤本や、
知人のオム先生のことを何かと気にかけている。
いつかの初体験の相手。
小野坂オム
26歳。漫画家。通称「オム先生」。
藤本の憧れの存在だが、極度に内気で世間離れした性格や気遣いが苦手なこと、
そして漫画家という特殊な職業のためか社会人スキルが極度に低い。
献身的に世話をする亜紀に対し好意を抱いている。身長156p。
各話のタイトルは実在する楽曲が元ネタ
( )内はアーティスト名。
格好悪いふられ方 (大江千里)
ボクラの海はクラゲの海 (ムーンライダーズ『9月の海はクラゲの海』)
ランニング・ショット (柴田恭兵)
恋はいつも幻のように (ホフディラン)
ザ・ミーハー (森高千里)
深夜高速 (フラワーカンパニーズ)
JINGI・愛してもらいます (中山美穂)
はっきりもっと勇敢になって (岡村靖幸)
好きなら好きっ! (遠藤久美子)
MIND CIRCUS (中谷美紀)
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル (Perfume)
巡恋歌 (長渕剛)
銀河鉄道の夜 (GOING STEADY)
モテたくて… (ギ・おならすいこみ隊)
好きなコはできた (The ピーズ)
笑顔に会いたい (濱田理恵)
スイミング (深田恭子)
永遠のパズル (橘いずみ)
自分らしさなんて (TOMOVSKY)
Rollin' Rollin' (七尾旅人×やけのはら)
ネイティブダンサー (サカナクション)
Cutting Edge (ECD)
ロックンロールは鳴り止まないっ (神聖かまってちゃん)
GET UP AND DANCE (スチャダラパー)
頭の中の傷 (カーネーション)
流星ビバップ (小沢健二)
サマーヌード (真心ブラザーズ)
紅茶の恋 (Bivattchee)
Trampoline Girl (NUMBER GIRL)
STAY GOLD (Hi-STANDARD)
男子畢生危機一髪 (eastern youth)
1巻特別収録:リンダリンダ (THE BLUE HEARTS)
3巻特別収録:モテキ in school days
4.5巻収録:モテキ ガールズサイド〈前・後編〉
1. 神聖かまってちゃん「ロックンロールは鳴り止まないっ」
2. TOKYO No.1 SOUL SET「Sunday 2010」
3. 岡村靖幸「はっき りもっと勇敢になって」
4. 中谷美紀「MIND CIRCUS」
5. 柴田恭兵「ランニング・ショット」
6. 在日ファンク 「もしも明日」
7. ECD「CUTTING EDGE」
8. 電気グルーヴ 「HAPPY BIRTHDAY」
9. The ピーズ「好きなコ はできた」
10. ナンバーガール「NUM-AMI-DABUTZ」
11. Bivattchee「紅茶の恋」
12. TOKYO MOOD PUNKS「ストロベリー」
13. Hi-STANDARD「STAY GOLD」
14. eastern youth「男子畢生危機一髪」
15. Half-Life「J-POP」
1. 夜明けのBEAT
2. 格好悪いふられ方
3. 深夜高速 (2009)
4. いかれたBaby
5. カプチーノ
6. 悪い習慣
7. 恋はいつも幻のように
8. ザ・ミーハー (スペシャル・ミーハー・ミックス)
9. どぉなっちゃってんだよ
10. モテたくて…
11. Rollin’ Rollin’
12. GET UP AND DANCE
13. サマーヌード
14. TRAMPOLINE GIRL
15. 自分らしさなんて
テレビ東京系ドラマ24第20弾特別企画「モテキ」で使用される楽曲と
原作で使用された楽曲、さらには出演者関連の楽曲までをコンパイル!!
コミックの売上が150万部を突破した大ヒットマンガ「モテキ」が遂にドラマ化!!
今作は原作・ドラマで実際に使用された楽曲、
さらにはドラマ出演者関連の楽曲までをコンパイルしたCDが
avex/terabridge recordsとSony Music Associated Recordsから同日発売!!
ジャケットは原作者久保ミツロウによる描き下ろし!!
ROCKIN'ON兵庫氏によるライナー付き!!
モテキの世界を体感できる究極のコンピレーションALBUM!!
作品に登場しストーリーの軸ともなるロック、
J-POPの名曲たちをコンプリートするコンピレーションの発売が決定!
原作のチャプターに邦楽曲タイトルが使用されるなど
音楽とリンクし展開する今ストーリー!!
ドラマの中でも多数の楽曲が登場しドラマティックに物語を演出。
「モテキ」の世界を体感できるコンピレーション!!!
何かが始まる予感をエモーショナルなビート&リフに乗せた、
フジファブリックが担当する主題歌「夜明けのBEAT」ほかを収録。
音楽と密接にリンクするドラマの世界観が体感できます!
原作とTVドラマに登場する主人公を振り回す女性たち別に
2枚のCDになっています。
「モテキ」映画とその楽曲についてはこちら
「モテキ」TVドラマについてはこちら
久保ミツロウがイイ!!!
テレビドラマ化・映画化された傑作必読漫画!!!
ストーリーと音楽作品のコラボも素晴らしい!!!!
この漫画の作者は男性?女性?
実は女性なのです。
久保ミツロウさんの本名は
久保美津子さんです。
性と愛を求める男性の心理も
うまく描けていると思いました。
そして愛と性を要求して男性を振り回す
女性の感情の心の襞(ひだ)がとても
具体的に描かれているそのエグさに、
著者が女性であるという事実を知って妙に納得しました。
女性の敵は女性!!!
男性に愁眉を送る女性の様々な動機や心模様への
感受力が男性の比ではない!!!
女性は怖いなあと、男性として改めて感じました。
男は単純、女は複雑!!!
男は迫る、女は迫らせる!!!
男はアクセルを踏む、女はブレーキを加減する!!!
エゴとエゴとのぶつかり合い。
そこから美しい調和が生まれる場合。
そこから悲しいすれ違いが生まれる場合。
その微妙なバランス。
その化学反応の不可思議。
好きなタイプってやっぱり大切。
単純に容姿・外見・体格・声がまず来て、
その次に実は一番大切な人柄が来る。
化学反応の始まりは外側。
化学反応の完成は内側。
こころです。
心が通じなきゃ結局むなしいだけ。
そんなことを考えました。
モテるためには、結局人柄を鍛えなきゃだめですよね。
精進したいと思いました。
映画「モテキ」で、ほとんど男女の営みのような、激しい二人カラオケ場面!!
誘ったのは長澤まさみの友人の「重い(軽い)」女性を演じる麻生久美子の方です。
カラオケのあと突然告白して、一夜を共にした主人公に振られる。その後、主人公の上司と
関係を結び、朝に愛情のない言葉に部屋を去り、朝の吉野家で一人牛丼を貪り食う場面。
こういう女性って確かにいるかも・・・・(名演技です)
「モテキ」は、久保ミツロウによる日本の漫画作品。
『イブニング』(講談社)にて、2
008年23号から2010年9号まで連載された。
単行本は「全4.5巻」。
本編は第4巻までで、
第4.5巻は番外編と作者へのインタビュー・対談などが収録された
ファンブックとなっている。
キャッチコピーは『人類、必読。心に刺さる恋物語。』
第1巻には連載以前の『週刊ヤングマガジン』
2003年35号に掲載された藤本幸世と林田尚子の中学時代を描いた
読み切り漫画「リンダリンダ」が、
第3巻には『マガジンSPECIAL』2009年No.09号に掲載された
藤本の高校時代を描いた番外編「モテキ in school days」が、
第4.5巻には連載終了後の『イブニング』2010年15号 - 16号に掲載された
中柴いつかを主人公とした前後編の番外編「モテキ ガールズサイド」が
それぞれ収録された。
「リンダリンダ」が「モテキ」の原点になっており、
本作は「リンダ リンダ」の事実上の続編となっている。
物語の時系列としては
「リンダリンダ」→「モテキ in school days」→
1巻 ・2巻 ・3巻→「モテキ ガールズサイド」→4巻という流れになる。
作者の久保ミツロウは当初は1巻で完結させるつもりだった。
しかし、連載を続けるうちにアイデアがどんどん広がり、
最終的に4巻まで続くことになった。
人気絶頂中の連載終了だったため、
読者のみならず編集部からも続編を打診されたが、
久保は描きたいことは全部描ききったという理由で
物語に潔く幕を下ろした。
テレビドラマ化された2010年の新語・流行語大賞では
作品名“モテキ”が候補語60語にノミネートされた。
累計発行部数は2011年9月時点で180万部を突破。
連載中よりも連載終了後に発行部数を伸ばした、
近年では稀有な漫画作品となっている。
あらすじ
三十路間近のモテない草食系バカ男の
派遣社員・藤本幸世は、ある日突然
知り合いの女の子から次々と連絡が入り、
いわゆる「モテ期」が始まる。
これまでモテ期の来なかった藤本は、
焦りながらも女の子とコンサートに行ったり
水族館に行ったりと、無我夢中でデートやイベントをこなしていくが……。
単行本
久保ミツロウ 『モテキ』
講談社〈イブニングKC〉、全4巻(別巻1)
第1話を映像化したBEETVの映像です。
登場人物と漫画各章のタイトルになっている実在の楽曲について
登場人物
藤本幸世(ふじもと ゆきよ)
本作の主人公。29歳(作中で30歳の誕生日を迎える)。
派遣社員。九州出身。
夢もなく金もなく、
今までモテたことがない恋にへタレな草食系男子。
人生初の「モテ期」到来に戸惑いながらも
異性との交遊を重ねるが、
自分に対する自信の無さと恋愛経験値の低さから、
あと一歩のところで玉砕しまくる。
亜紀や夏樹によるとモテるスペックはあり、
高校3年生の時に人生で1度だけ後輩の文子から
告白されたこともあるが、外見が好みではなかったため断っている。
一応非童貞。
土井亜紀(どい あき)
27歳。派遣社員。
藤本の前の派遣先の同僚で、
後にオム先生の会社のマネージャーとなる。
千葉出身。
会社では眼鏡をかけており地味で苦手なタイプと藤本は思っていたが、
素顔は美人で社交的な素敵女子。だがその一方で素敵女子なりのコンプレックスも持ち合わせている。
毎年夏の野外フェスに参加するほどの音楽好きで、
物語より1年前にフジロックに藤本と一緒に行ったことで
当時の彼氏に浮気していると誤解され、別れている。
その1年後の彼女のメールから藤本の「モテ期」が始まった。
「モテ期」が来る前から藤本に好意を抱きアプローチをする。
しかし、藤本の優柔不断な性格故に上手くいかず衝突を繰り返すが、
紆余曲折の末に藤本と交際を始める。
4人のヒロインの中で唯一、藤本と肌を重ねた。
その後仕事が忙しく、藤本に何もしてあげられないことに罪悪感を抱き、
藤本の帰郷中に別れを一方的に切り出すが、物語のラストで再会する。
中柴いつか(なかしば いつか)
22歳(作中で23歳の誕生日を迎える)。
照明助手。神奈川出身。
女らしさを感じさせない元気な女の子。
藤本とは2年前に飲み会で知り合って以来、
音楽や漫画の趣味が合う気の置けない友達の一人で、
恋愛遍歴も似通っている。藤本は作中で一緒にいるとすごく楽だと述べている。
島田に片想いしており、そのことを引きずっていたが、
藤本の後押しがきっかけで立ち直る。
それをきっかけに藤本と友達以上恋人未満の関係となるが、
藤本と亜紀のキスを目撃してショックを受け、
交流が途絶えたまま物語は終了する。
その後の顛末は連載終了後の番外編「モテキ ガールズサイド」に描かれている。
小宮山夏樹(こみやま なつき)
藤本より1歳年下のOL。静岡出身。
藤本が25歳の時に出会った、人生で一番好きだった女性。
美人な上に気さくな性格で「愛されゆるふわ」な雰囲気を持つが、
真意の汲み取れないミステリアスな一面を持つ。
酒に弱く酔うといろいろなことがどうでもよくなるために
様々なトラブルを引き起こしている。
それが原因で婚約を解消した経験がある。
後に仕事を退職し、腰を痛めて九州に帰省していた藤本と、
祖父の葬儀で帰省していた島田の前に現れる。
島田を誘惑して寝た後、藤本の実家に泊まり藤本の両親とも打ち解けるが、
自分の思ってもいない方向に進む人生が好きだと言って、
藤本の前から去る。
林田尚子(はやしだ なおこ)
藤本の中学の同級生。
中学時代は素行が悪く、藤本は彼女を「女ヤンキー」と呼んで敬遠していた。
一方で祖母の面倒を見るなど家族思いな一面を持ち、
藤本と林田の当時の馴れ初めが連載以前の読み切り漫画
「リンダリンダ」で描かれている。
その後も波瀾万丈な人生を送ったようだが、
今はすっかり丸くなっており、娘の由真と二人で地元で暮らしている。
藤本が実家に帰省した際に偶然再会し、
その後藤本の相談相手として様々な助言を与える。
島田雄一
藤本の中学・高校の同級生。会社員。
藤本とは親友同士であり、上京してからも藤本とは度々遊んでいる。
中学・高校時代は坊主頭で冴えない風貌をしており、
藤本と同じ童貞だったが、大学進学後の桜子との再会を機に、
急激に様々な女性と交際するようになる。
特にイケメンではないが好漢であるため人に好かれやすく、
何人もの女性と浮気をしており、
数ヶ月前に結婚した妻のユリエとは実は離婚の危機にある。
いつかの初恋の相手。
神崎桜子
藤本の高校の2年先輩。
高校では生徒会で書記をしており、
無線部だった藤本とは部室が隣同士でよく顔を合わせていた。
藤本の初恋の人であり、告白したが振られている。
実は隣の部室でいろんな男と関係を持っていたが、
藤本は全く気づかなかったことが、
番外編「モテキ in school days」に描かれている。
後に東京の大学に進学し、
同じく東京の大学に進学してきた童貞の島田を誘惑して関係を持った。
文子
27歳。通称「ブル子」。
藤本の高校の2年後輩で、藤本に告白した唯一の女性。
現在は結婚して子供を授かっており、夫のひろ君と居酒屋を経営している。
常連客の尚子とは顔見知り。
小宮山基樹
夏樹の姉。保育士。外見は夏樹と似ても似つかないが、
夏樹以上に毒舌家。
藤本の初体験の相手である。
後にできちゃった結婚をして、実家のあった静岡に移った。
林田由真
10歳。尚子の一人娘。小学生。
小悪魔的な性格でクラスの男子にモテているが、全く相手にしていない。
なぜか藤本にはよく懐いている。
墨田
40代。通称「墨さん」。
バツイチで、藤本とそっくりの顔を持つが、
藤本とは対照的に世慣れていてかなりのプレイボーイ。
セクハラめいた発言が目立つが、友人や身の回りの相手に対しては
面倒見のよい一面も見せ、偶然飲み会で会った藤本や、
知人のオム先生のことを何かと気にかけている。
いつかの初体験の相手。
小野坂オム
26歳。漫画家。通称「オム先生」。
藤本の憧れの存在だが、極度に内気で世間離れした性格や気遣いが苦手なこと、
そして漫画家という特殊な職業のためか社会人スキルが極度に低い。
献身的に世話をする亜紀に対し好意を抱いている。身長156p。
各話のタイトルは実在する楽曲が元ネタ
( )内はアーティスト名。
格好悪いふられ方 (大江千里)
ボクラの海はクラゲの海 (ムーンライダーズ『9月の海はクラゲの海』)
ランニング・ショット (柴田恭兵)
恋はいつも幻のように (ホフディラン)
ザ・ミーハー (森高千里)
深夜高速 (フラワーカンパニーズ)
JINGI・愛してもらいます (中山美穂)
はっきりもっと勇敢になって (岡村靖幸)
好きなら好きっ! (遠藤久美子)
MIND CIRCUS (中谷美紀)
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル (Perfume)
巡恋歌 (長渕剛)
銀河鉄道の夜 (GOING STEADY)
モテたくて… (ギ・おならすいこみ隊)
好きなコはできた (The ピーズ)
笑顔に会いたい (濱田理恵)
スイミング (深田恭子)
永遠のパズル (橘いずみ)
自分らしさなんて (TOMOVSKY)
Rollin' Rollin' (七尾旅人×やけのはら)
ネイティブダンサー (サカナクション)
Cutting Edge (ECD)
ロックンロールは鳴り止まないっ (神聖かまってちゃん)
GET UP AND DANCE (スチャダラパー)
頭の中の傷 (カーネーション)
流星ビバップ (小沢健二)
サマーヌード (真心ブラザーズ)
紅茶の恋 (Bivattchee)
Trampoline Girl (NUMBER GIRL)
STAY GOLD (Hi-STANDARD)
男子畢生危機一髪 (eastern youth)
1巻特別収録:リンダリンダ (THE BLUE HEARTS)
3巻特別収録:モテキ in school days
4.5巻収録:モテキ ガールズサイド〈前・後編〉
1. 神聖かまってちゃん「ロックンロールは鳴り止まないっ」
2. TOKYO No.1 SOUL SET「Sunday 2010」
3. 岡村靖幸「はっき りもっと勇敢になって」
4. 中谷美紀「MIND CIRCUS」
5. 柴田恭兵「ランニング・ショット」
6. 在日ファンク 「もしも明日」
7. ECD「CUTTING EDGE
8. 電気グルーヴ 「HAPPY BIRTHDAY」
9. The ピーズ「好きなコ はできた」
10. ナンバーガール「NUM-AMI-DABUTZ」
11. Bivattchee「紅茶の恋」
12. TOKYO MOOD PUNKS「ストロベリー」
13. Hi-STANDARD「STAY GOLD」
14. eastern youth「男子畢生危機一髪」
15. Half-Life「J-POP」
1. 夜明けのBEAT
2. 格好悪いふられ方
3. 深夜高速 (2009)
4. いかれたBaby
5. カプチーノ
6. 悪い習慣
7. 恋はいつも幻のように
8. ザ・ミーハー (スペシャル・ミーハー・ミックス)
9. どぉなっちゃってんだよ
10. モテたくて…
11. Rollin’ Rollin’
12. GET UP AND DANCE
13. サマーヌード
14. TRAMPOLINE GIRL
15. 自分らしさなんて
テレビ東京系ドラマ24第20弾特別企画「モテキ」で使用される楽曲と
原作で使用された楽曲、さらには出演者関連の楽曲までをコンパイル!!
コミックの売上が150万部を突破した大ヒットマンガ「モテキ」が遂にドラマ化!!
今作は原作・ドラマで実際に使用された楽曲、
さらにはドラマ出演者関連の楽曲までをコンパイルしたCDが
avex/terabridge recordsとSony Music Associated Recordsから同日発売!!
ジャケットは原作者久保ミツロウによる描き下ろし!!
ROCKIN'ON兵庫氏によるライナー付き!!
モテキの世界を体感できる究極のコンピレーションALBUM!!
作品に登場しストーリーの軸ともなるロック、
J-POPの名曲たちをコンプリートするコンピレーションの発売が決定!
原作のチャプターに邦楽曲タイトルが使用されるなど
音楽とリンクし展開する今ストーリー!!
ドラマの中でも多数の楽曲が登場しドラマティックに物語を演出。
「モテキ」の世界を体感できるコンピレーション!!!
何かが始まる予感をエモーショナルなビート&リフに乗せた、
フジファブリックが担当する主題歌「夜明けのBEAT」ほかを収録。
音楽と密接にリンクするドラマの世界観が体感できます!
原作とTVドラマに登場する主人公を振り回す女性たち別に
2枚のCDになっています。
「モテキ」映画とその楽曲についてはこちら
「モテキ」TVドラマについてはこちら
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