2013年01月06日
漫画「荒川アンダーザブリッジ」がイイ!!!中村光(なかむらひかる/ナカムラヒカル)の癒し系(実は知的)ギャグ漫画!!!
漫画「荒川アンダーザブリッジ」がイイ!!!
中村光(なかむらひかる/ナカムラヒカル)
癒し系(実は知的)ギャグ漫画!!!
作者の中村光(なかむらひかる)さんは女性です。
同じく映画化された「モテキ」の作者も女性でした。
女性が活躍する時代ですね。
初めて知ったのは「聖☆お兄さん」(セイントおにいさん)でした。
仏陀とキリストの男同士の同棲生活を描いた作品です。
宗教のこともよく調べて
様々な知識も織り込みながらのギャグ漫画です。
仏教、キリスト教の様々な知識を
ギャグ漫画の中に織り込んであります。
仏陀の頭の変な髪型のことなんかも
解説してあって雑学が身に付きます。
仏陀が妙にオネエ系キャラでMっぽい。
逆にキリストはヤンキー系でSっぽいです。
「荒川アンダーザブリッジ」でも
作者が今までの人生で経験したり、調べたり、本を読んで、
インプットして来た知識や経験や思想を
ストーリのギャグの合間に埋め込んであります。
現代社会の様々な彷徨える人物のカリカチュアが
視覚的に具現化されて登場人物になっています。
勝ち組エリートの青年リク、
自らを金星人と名乗るホームレスの美少女ニノ、
カッパのスーツを着た村長、
星形のマスクを常にかぶっているロック・ミュージシャンの星、
傭兵崩れのシスター 牧場主のドSなマリア、
天然ドジッ子のP子 、鳥のビリー
裏女番長ステラ、 美容師ののラストサムライ、
スペックを封印している鉄人兄弟(鉄雄・鉄郎)、白線を引いているシロ
ジャクリーン、
リクの父親の第一秘書島崎、第2秘書高井 照正、
高屋敷交通大臣、 リクの父親の市ノ宮 積
こんな一風変わった人たちのいる荒川河川敷に
住むことになったエリート御曹司・リクが、
住人たちとの触れ合いを通し、
父親からひとり立ちするまでの成長を綴る。
荒川河川敷の人々に触れ合うことによって
リクは友情や真の信頼関係を知り、
やがて父親から独り立ちする。
名付けて電波系コメディ漫画。
表層のばかばかしさの裏側に
意外にも知性派ギャグ漫画といった趣きがあり、
それが多くの人に支持される理由だと思います。
小栗旬もこの漫画の大ファンで
ドラマや映画への出演を熱望したということでも
そのことが確認できると思います。
何回よんでも味わい深いです。
気づいていない伏線や含意を探す楽しみがあるんです。
この漫画を読んで気づくことは、
これは現代のヒッピー・ムーブメントであるということです。
アメリカで
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau)の
『ウォールデン-森の生活』(1854年)が
1960年代のヒッピー・ムーブメントのバイブルとして
読まれたことは良く知られています。
一言で言うと「自然に帰れ!&シンプルライフを送れ!」ということです。
河原で自給自足の生活を営むコミューンはまさに1960年代の
ヒッピー・コミューンを彷彿とさせます。
残念ながらヒッピー・コミューンはドラッグやフリーセックスなどの
あまりにも過激すぎる反社会性から
多数派や参加者の本当の支持を集めることもなく自滅してしまいました。
荒川アンダーザブリッジのコミューンは
河川敷を不法占拠しているものの
目立った反社会性はなく市民社会とも
ある意味共存可能かも知れません。
観ていて、何だか、村人たちの幸せが実感として感じられます。
都会のコンクリートジャングルで土の上を歩かない生活がとても不自然に
思えて来ます。
都会で競争社会の中で押し合いへし合い生きるよりも
こんな風に小さなコミュニティーの中で土を踏みしめながら生きれたら・・・
そんな、無い物ねだりの
気分に染まってしまいそうです。
現実には、我々はツタヤや美味しい蕎麦屋が
近くにないと生きられない気がしますが・・・
現実に河川敷に住むのは無理だとしても、
この漫画の村人たちのように、
本当に大切なことを忘れずに生きて行きたいものです。
大人買いで一気に読破!!!会社や職場で悩める大人にこそ読んで欲しい!!!
1巻から順に読んで行くのもイイですね。
各巻の内容紹介(粗筋)とカスタマーレヴュー(読者感想)はクリックして内容を見て下さい。
現在大人気連載中で12巻まで発売されています。
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女性が活躍する時代ですね。
初めて知ったのは「聖☆お兄さん」(セイントおにいさん)でした。
仏陀とキリストの男同士の同棲生活を描いた作品です。
宗教のこともよく調べて
様々な知識も織り込みながらのギャグ漫画です。
仏教、キリスト教の様々な知識を
ギャグ漫画の中に織り込んであります。
仏陀の頭の変な髪型のことなんかも
解説してあって雑学が身に付きます。
仏陀が妙にオネエ系キャラでMっぽい。
逆にキリストはヤンキー系でSっぽいです。
「荒川アンダーザブリッジ」でも
作者が今までの人生で経験したり、調べたり、本を読んで、
インプットして来た知識や経験や思想を
ストーリのギャグの合間に埋め込んであります。
現代社会の様々な彷徨える人物のカリカチュアが
視覚的に具現化されて登場人物になっています。
勝ち組エリートの青年リク、
自らを金星人と名乗るホームレスの美少女ニノ、
カッパのスーツを着た村長、
星形のマスクを常にかぶっているロック・ミュージシャンの星、
傭兵崩れのシスター 牧場主のドSなマリア、
天然ドジッ子のP子 、鳥のビリー
裏女番長ステラ、 美容師ののラストサムライ、
スペックを封印している鉄人兄弟(鉄雄・鉄郎)、白線を引いているシロ
ジャクリーン、
リクの父親の第一秘書島崎、第2秘書高井 照正、
高屋敷交通大臣、 リクの父親の市ノ宮 積
こんな一風変わった人たちのいる荒川河川敷に
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住人たちとの触れ合いを通し、
父親からひとり立ちするまでの成長を綴る。
荒川河川敷の人々に触れ合うことによって
リクは友情や真の信頼関係を知り、
やがて父親から独り立ちする。
名付けて電波系コメディ漫画。
表層のばかばかしさの裏側に
意外にも知性派ギャグ漫画といった趣きがあり、
それが多くの人に支持される理由だと思います。
小栗旬もこの漫画の大ファンで
ドラマや映画への出演を熱望したということでも
そのことが確認できると思います。
何回よんでも味わい深いです。
気づいていない伏線や含意を探す楽しみがあるんです。
この漫画を読んで気づくことは、
これは現代のヒッピー・ムーブメントであるということです。
アメリカで
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau)の
『ウォールデン-森の生活』(1854年)が
1960年代のヒッピー・ムーブメントのバイブルとして
読まれたことは良く知られています。
一言で言うと「自然に帰れ!&シンプルライフを送れ!」ということです。
河原で自給自足の生活を営むコミューンはまさに1960年代の
ヒッピー・コミューンを彷彿とさせます。
残念ながらヒッピー・コミューンはドラッグやフリーセックスなどの
あまりにも過激すぎる反社会性から
多数派や参加者の本当の支持を集めることもなく自滅してしまいました。
荒川アンダーザブリッジのコミューンは
河川敷を不法占拠しているものの
目立った反社会性はなく市民社会とも
ある意味共存可能かも知れません。
観ていて、何だか、村人たちの幸せが実感として感じられます。
都会のコンクリートジャングルで土の上を歩かない生活がとても不自然に
思えて来ます。
都会で競争社会の中で押し合いへし合い生きるよりも
こんな風に小さなコミュニティーの中で土を踏みしめながら生きれたら・・・
そんな、無い物ねだりの
気分に染まってしまいそうです。
現実には、我々はツタヤや美味しい蕎麦屋が
近くにないと生きられない気がしますが・・・
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この漫画の村人たちのように、
本当に大切なことを忘れずに生きて行きたいものです。
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