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2020年11月13日
白ワインの効果と赤ワイン、白ワインそれぞれ合う料理とは
11月はワインの季節ですね。
前回は赤ワインの健康効果について紹介してきましたが、今回は白ワインにスポットあてて紹介していきます
そして、最後にワインを楽しむためにそれぞれのワインの合う料理について紹介します。
白ワインとはどんなもの
白ワインは、主に果皮の色の薄い白ぶどうが使われていて、果皮を取り除いて発酵させたもので
色は薄く透明なものになります
白ワインのポリフェノールは質が高い
ポリフェノールは、白ワインよりも赤ワインに多く含まれていますが、実は白ワインに含まれているポリフェノールは質が高いようです。
そして白ワインのポリフェノールには赤ワインよりも分子量が小さいため消化されやすい特徴があります。
そのため早く吸収された分だけ、抗酸化作用が現れるので、抗酸化作用面で見ると白ワインの方が
赤ワインより健康に良いと考えられているようです。
食中毒予防
白ワインには、クエン酸やアミノ酸、オレイン酸など主成分が炭酸である有機物が含まれていて
この有機酸には殺菌効果があるといわれています。
サルモネラ菌や大腸菌などを白ワインで培養したところ10万個あった菌がサルモネラ菌の場合10分、大腸菌20分で数個減少した実験があります。
魚介類と白ワインは相性抜群といわれているのですが、特に牡蠣などのどうしても菌がつきやすいので
白ワインと一緒に食べることで殺菌の効果が得られることができるようです。
新陳代謝の活性化と整腸作用
白ワインには血圧を下げて、新陳代謝を活性化する働きがあるようです。
この作用は、赤ワインにも同じ効果がありますが、白ワインの場合は赤ワインに比べて度数が少ないので
飲みやすいです
腸内細菌のバランスを整えて、善玉菌を増やして整腸作用の効果も期待されているようです。
このことから、便秘の改善や便秘による肌荒れなどの解消につながります。
むくみ解消、利尿作用
むくみは塩分を摂りすぎてしまうことでおこります。つまり体は塩分の濃度を一定に保とうとするために
塩分を摂りすぎた場合、体内に水分を溜め込むことで塩分濃度を保ちます。
その水分が増えてしまうことでむくみが生じます。
カリウムの利尿作用によって塩分を外にだす働きがあります。
白ワインにもカリウムが含まれているので、むくみ予防や改善につながります
赤ワイン・白ワインそれぞれ合う料理
赤ワインと白ワインそれぞれの効果について紹介してきましたが、それぞれのワインを美味しく飲むためには
それぞれの相性の合う料理とともに楽しみたいものです。
赤ワイン、白ワインそれぞれ相性のあう料理についてみていきましょう。
赤ワインは、アルコール度数が高く、重厚感があり口当たりが良いのが特徴です。
赤ワインと合う料理は、肉料理です。特にラム肉のような濃厚な味のある肉料理に最適です。
白ワインの場合は、辛口系と甘口系に分かれます。
辛口系の場合は酸味が強く引き締まった感じで、甘口系は酸味が弱くまろやかな味になります。
白ワインの場合は肉料理の場合は白ワインの良さを消されてしまうので相性はよくないです。
辛口系なら魚介類や和食、甘口系の場合は塩気や香りのあるブルーチーズや生ハムなどと相性があうようです。
まとめ
今回は白ワインの健康効果と赤ワイン、白ワイン、それぞれ合う料理について紹介してきました。
白ワインの効果としては、殺菌作用、整腸作用、むくみ予防です。
ワインを楽しむ場合は、それぞれ相性の合う料理とともに飲むことで、そのワインの味が引き立てること
でしょう。
そして適度な量でたのしみましょう。