2020年10月06日
猫の肝臓病ケアについて
あなたの愛猫に体調の変化はないでしょうか。
「そういえば元気がないなあ・・」「最近食欲がないな・・」「最近お通じが緩いな・・」など猫が飼っていると愛猫の変化に気づくことがあるかもしれませんね。
しかし様子を見ていたらそのうち良くなるだろうと考えがちですが、実はこれらの症状は、肝臓の病気かも知れません。
今回は、猫の肝臓病と肝臓ケア、肝臓サプリメントの成分について紹介していきます。
肝臓の機能
人間の肝臓の機能と同じように、猫の肝臓も生きていくうえで大事な機能があります。
肝臓の機能には次のようなものがあります。
@代謝・貯蔵機能
体に取り入れた栄養を分解・合成したり、糖をグリコーゲンとして蓄えたりします。
A分泌機能
胆汁を分泌したり、消化を働きがあります。
B解毒作用
体内に入ってきたあるいは体内で生じた有害物質を分解して無毒化します。
C血液凝固作用
血液凝固に関わる「凝固因子」をつくっています。
猫の肝臓病の症状
猫に多いとされる病気には、胆管炎や猫が食事を食べなくなることで起きる肝リピドーシスがあげられます。
人間と同じように猫の肝臓病の場合も、沈黙の臓器といわれるように最初は無症状ですが、病状が進行してくると、食欲減退、腹部膨満、尿の色が濃い、貧血で歯茎が白くなるなどの症状があります。
猫にとって肝臓療法食
猫の肝臓ケアでは、食事が大事になってきます。主に肝臓病の療法食が処方されることが多いのです。
肝臓病の場合の食事療法では、肝臓の再生を助けるための高たんぱくの食事が大事になってくる場合と
肝硬変などにより、肝臓でアンモニアが解毒できない状態の場合はタンパク質を制限するなど
2つの頃合が大事になってきます。
そこで、肝臓の療法食では肝臓の負担をかけないような消化の良いタンパク質が適切な量を使用されて
おり、また肝臓病に適応した栄養素が調整されているようです。
肝臓ケアサプリメントに含まれている成分
肝臓のケアには、栄養管理がとても大事ですが、個々の状態によっては栄養分を肝臓ケアサプリメントで
補うことも選択肢の一つです。
肝臓ケアサプリメントに含まれている含まれる成分には次のようなことがあります。
@分岐アミノ酸(BBCA)
分岐アミノ酸とは、必須アミノ酸の中のバリン、ロイシン、イソロイシンの3つをいいます。
BBCAは、筋肉でのたんぱく質合成を促す働きがあります。肝臓が弱っていることで肝臓で行っていた
アンモニアの解毒を筋肉が代行してしまうため、筋肉の燃料であるBCAAは消費されてしまうため
BCAAを補給してあげることが大事です。
AS−アデノシルーL−メチオニン(SAMeサミー)
サミーは必須アミノ酸のメチオニンと筋肉を動かすエネルギー源であるATPの結合体です。
サミーは動物のほとんどの細胞に分布し、特に肝臓に多く存在しています。
体内でグルタチオンに変化して肝臓の解毒作用を強くするほか、強い抗酸化作用と細胞膜の修復作用で
肝臓を守る働きがあります。
B亜鉛
亜鉛は肝臓の保護する作用と肝臓が繊維化するのを防ぐ働きがあります。
Cビタミン
肝臓で代謝される脂溶性ビタミン(ビタミンE,K)は肝障害が起きると吸収されにくくなるので補給する必要があります。
特にビタミンEおよびCには強い抗酸化作用があり、肝臓の修復に役に立つようです。
CL-カルニチン
脂肪の代謝やエネルギー産生に不可欠な栄養素となります。弱った肝臓の機能を助けてくれます。
まとめ
今回は、猫の肝臓病と肝臓病の食事管理、サプリメントについて紹介してきました。
最近ではペットの平均寿命が長くなってきています。いつまでも愛猫が元気で長生きでいてほしいものですよね。
そのためには、愛猫の体調の異変を早期に気づいてあげることが大事です。また定期健診も大事です。
最後にお勧めの肝臓サプリメントを紹介して終わります。
「毎日良肝」には、先ほど述べたサプリメントの成分のほか、肝臓に良い、肝臓加水分解物、プラセンタ、マリアアザミエキスなど8種類の成分が含まれています。
国内生産なので安全で、しかも猫の好きなかつお節味+ビール酵母で美味しくたべることができることでしょう。
ぜひ愛猫の肝臓ケアにいかがでしょうか。
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