逮捕された後、事件についての捜査には想像以上の時間がかかりました。
逮捕当初は私と会社側とで話し合いをし、最終的には起訴はせずに金銭的な弁済については民事で和解する。という話もでていました。しかし20日間の拘留期間中に解決することができず、結局、私は起訴されることになりました。会社側の被害金額と私の関わった金額に大きな差が生じ、捜査が難航したのが原因です。私自身も自分の罪は認めたものの、身に覚えのない金額には納得できず、その部分に関しては引くことはしなかったので、起訴されて裁判になることは覚悟していました。ただ、起訴されてからが長かったのです・・・
そんな中、債務整理担当の女性弁護士が面会に来てくれるのが楽しみでした
たしかに、ちょっと不謹慎な気もしますが、女っ気の無い留置所内では、たとえ面会でも嫁以外の若い女性と話が出来るのはのはラッキーでした。そんな楽しみな!?面会が数回・・・いよいよ全ての債権者との和解が成立したとの報告がきました。結果は・・・???
クレジットカード2社のキャッシング約30万円は利息無で、元金のみの分割払い。中小消費者金融の『フクホー』さんと『キャネット』さんについては両社とも和解成立日の残金を一括返済というものでした。ここで私は???となったのが、残金一括払いで和解でした。今現在、身動きが取れず貯えのお金も無い私がどうやって2社で約40万円もの支払いをするのか???でした。
しかし、そこは若くて可愛い女性でも、さすが弁護士!!ちゃんと秘策があったのです。私の債務整理と並行して進めていた嫁の過去のカード返済分の過払い金の調査で、なんと100万円近くの過払い金が発生していたのです。
そしてこの後、その返済についての打合せが、この若くて可愛い女性弁護士との拘留中最後の面会となります。
その話は次回以降に続きます。
つまらない自叙伝ですが、
お付き合いいただければ幸いです。
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