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2015年07月05日
the100
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「百」が評判になっていて、面白い。アメリカのドラマでは「スパルタカス」以来の出来に思えました。中でも悪役のマーフィーが超絶に面白い。仲間を裏切った為に、疑われて冤罪で絞首刑の目にあう。が、間違っていたことが分かり、マーフィーは真犯人である幼い女の子を追い詰めて殺してしまう。仲間に拘束されるが、許されて追放処分を受ける。核戦争後にも地球で生存していたグラウンダーに捕まって半殺しの苦難にあい、逃亡して古巣に舞い戻り、ボロボロの情けない姿をかつての仲間に晒す。そこで、ヒロイン役のクラークちゃんにいたわられて回復していくが、かつて、自分を絞首刑にした相手を次々に殺していく。が、また、逃亡して、再び恐ろしいグラウンダーに拘束されて、ちみどろの目に会わされる。
悪い人間は、ここまで悪いものか。人は酷い目に合わされた相手をキリストのようには許せないものなのか。
とことん痛めつけられて、身体が弱くなり、心は荒んで更に悪く弱くなっていく。反対に愛にあふれたクラークちゃんはより強く美しくなっていくのです。そこで、大人しくして、可愛くできないのか、マーフィー。と、思ってしまいます。身につまされる劇です。恨みを忘れると言いながら、忘れる事は難しいものです。
クラーク役のイライザ.テイラーのピチピチした肉体が魅力的です。何時、脱いでくれるのでしょうか。
マーフィーを見ていると複雑な気持ちに陥ります。最初は悪ガキで皆から恐れられ怖がられて、小さい女の子にも容赦ない悪質さを示します。しかし、皆から吊るしあげられて、顔や身体を痛めて、更に凶悪な大男達に捕らわれて、傷つけられます。何をしても憎しみや恨みだけが残って、何をしても悪くとられます。お終いに女の子からも痛めつけられそうな気がします。
男は一度舐められたら悲惨です。最初は恐ろしい女の上役から顎で使われ、次に若いピチピチした女性にコケにされて、更に今度は恐ろしい筋肉質な女性(林理香さん)から鷲掴みされて弄ばれる、という悪夢に苛まれるのです。