2010年04月10日
戸籍の氏名の訂正・更正
戸籍の『名』を別のものに変える手続きは前回のブログで調べました。
家庭裁判所の許可が必要なため大変な手続きです。
それじゃあ、もしも戸籍の名前が本来の字じゃない間違った漢字が
使われている場合は、どうやって訂正するの?
家庭裁判所の許可が必要なため大変な手続きです。
それじゃあ、もしも戸籍の名前が本来の字じゃない間違った漢字が
使われている場合は、どうやって訂正するの?
戸籍に間違った字(誤字)が載っていることはたまにあるようです。
昔は戸籍簿に手書きで名前を書いていたため、役所の担当者の書き間違いや
その人のクセ字で辞書にないような漢字が記載されてしまうケースが
あったそうです。
そういう場合は、戸籍の名前を全く違うものに変更する『改名』ではなく、
文字の訂正・更正手続きが行われることになります。
ここで、漢字の種類について簡単な説明を。
正字:常用漢字表などに掲載されている、社会一般において正しいとされる文字
・旧字体:当用漢字で採用された新しい字体、すなわち新字体に対して
それ以前に慣用されていた字体
・新字体(通用字体):旧字体の複雑な部分を簡略化した字体
俗字:習慣によって用いられている文字のことで、漢和辞典などでは俗字として
掲載されている文字
誤字:正字と俗字のどちらにも属さない文字、間違った字
おおまかに分けるとこんな風になります。
このうち、戸籍に『俗字』や『誤字』が記載されている場合は、本籍地の役所に
行って申し立てをすれば、『正字』に訂正をしてもらえるようです。
また、戸籍に『旧字体』が使用されている場合があります。
『旧字体』は正字ですので、間違っている字を使っているわけではありませんが、
これを『新字体(通用字体)』に更正することができます。
同じように本籍地の役所に行って申し立てれば修正してもらえるようです。
ただし、『正字』から『俗字』や『誤字』にすることや、『新字体(通用字体)』から
『旧字体』にすることは出来ません。
名前の文字の訂正・更正を申し立てることが出来る人は
・氏の文字を訂正または,更正する場合は筆頭者および配偶者
・名の文字を訂正または,更正する場合は本人
となっています。
名前の文字を訂正・更正するときは個人にだけ影響がありますが、
名字の文字を訂正・更正するときには、家族も関係してきます。
また、名字は先祖代々伝わるものなので、旧字体から通用字体に
することは、よく考えて行ったほうが良いかもしれませんね。
実際の具体的な訂正・更正に関しては、役所にご確認をお願いします。
昔は戸籍簿に手書きで名前を書いていたため、役所の担当者の書き間違いや
その人のクセ字で辞書にないような漢字が記載されてしまうケースが
あったそうです。
そういう場合は、戸籍の名前を全く違うものに変更する『改名』ではなく、
文字の訂正・更正手続きが行われることになります。
ここで、漢字の種類について簡単な説明を。
正字:常用漢字表などに掲載されている、社会一般において正しいとされる文字
・旧字体:当用漢字で採用された新しい字体、すなわち新字体に対して
それ以前に慣用されていた字体
・新字体(通用字体):旧字体の複雑な部分を簡略化した字体
俗字:習慣によって用いられている文字のことで、漢和辞典などでは俗字として
掲載されている文字
誤字:正字と俗字のどちらにも属さない文字、間違った字
おおまかに分けるとこんな風になります。
このうち、戸籍に『俗字』や『誤字』が記載されている場合は、本籍地の役所に
行って申し立てをすれば、『正字』に訂正をしてもらえるようです。
また、戸籍に『旧字体』が使用されている場合があります。
『旧字体』は正字ですので、間違っている字を使っているわけではありませんが、
これを『新字体(通用字体)』に更正することができます。
同じように本籍地の役所に行って申し立てれば修正してもらえるようです。
ただし、『正字』から『俗字』や『誤字』にすることや、『新字体(通用字体)』から
『旧字体』にすることは出来ません。
名前の文字の訂正・更正を申し立てることが出来る人は
・氏の文字を訂正または,更正する場合は筆頭者および配偶者
・名の文字を訂正または,更正する場合は本人
となっています。
名前の文字を訂正・更正するときは個人にだけ影響がありますが、
名字の文字を訂正・更正するときには、家族も関係してきます。
また、名字は先祖代々伝わるものなので、旧字体から通用字体に
することは、よく考えて行ったほうが良いかもしれませんね。
実際の具体的な訂正・更正に関しては、役所にご確認をお願いします。
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