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2024年12月20日

12/20 指値エントリー自体は逆張りである

FX自動売買、EA開発者の令和のだぶるいーです。


本日のお話は、
「指値エントリー自体は逆張りである」
という話です。


裁量トレード等では
トレンドができているときに
押し目買いや戻り、売りをしたい場合、
このラインまで価格が押したら買いたい、
このラインまで価格が戻ったら売りたい、

トレンド方向にポジションを持ちたいけれども
引きつけて有利な価格でポジションを持ちたい。

そんな時に程良いポジショニングしたいために
指値を置くことがあると思います。


EA開発者としては、
こういった押し目買い戻り売りのロジックでは
EAに落とし込んだときに、勝率は70%前後になります。

しかしながら、
勝率は高いのですが
平均獲得pipsと平均損失 pipsの割合は
1:2になりやすく、損失が2倍になります。
つまりは、損大利小になります。


程良いポジショニングをして
有利な価格で入っているにも関わらず、
リスクリワード的には1:2になる傾向があり
つまりは、コツコツドカンになりやすいです。

これは押し目買い戻り売りのスキャルピングなので
そうなる傾向にあるということなのですが

価格が押したところで、買いエントリーしたが
その後も、価格が押しまくって、損失を抱えた、
もしくは
価格が戻ったところで、売りエントリーしたが
その後も、価格が戻りまくって、損失を抱えた、

そんな時に
EAの性能を高める上では
ストップロスは深めになる傾向があり、
長期的には、損益はプラス方向になりやすいものの
1回のストップロスでドカンと大きな損失になりやすい、

EA開発的には
コツコツドカンを避けるためには、
コツコツ利食いするところを、できるだけ利を伸ばす、
トレンドに沿って、握力を強めて、できるだけ利を伸ばす、
損切りは、浅いpipsで損切りする、
そうすると、40%とか50%とか勝率は下がりますが、
トレンドフォローにロジックを寄せることにより
損小利大に限りなく近づける、

裁量トレード的にも、EA開発的にも、
そういった風に近づければ良いのかもしれません。


ところで、

価格が押したところで、買いエントリーしたが
その後も、価格が押しまくって、損失を抱えた、
もしくは
価格が戻ったところで、売りエントリーしたが
その後も、価格が戻りまくって、損失を抱えた、

と先に述べましたが、
ここで指値を置くという事は、
つまりはそれ自体は逆張りということです。

長期的にはトレンド方向にポジションを取りますが
トレンド方向と逆方向、すなわち価格が逆行したときに
指値がヒットして、ポジションを持つということなので
それ自体は逆張りということになります。

これが押し目買い戻り売りの手法になります。


ですので、
プロトレーダーの中でも逆張りを嫌う人は多くいて、
こういった逆張りになる指値を置かずに
トレンドフォローメインでトレードする人も多いです。

EA開発的にもデータとして
トレンドフォローの方がスプレッド負けしにくい、
という過去検証のデータで実証されております。


市販されているEAのほとんどは
この押し目買い戻り売りロジックのスキャルピングとなります。

世界の口座で比べると、日本はスプレッドが狭いので
国内の口座では成立しやすいロジックともいえます。


こういった内容を踏まえて、
押し目買い戻り売り以外のEAを使いたい、
そういった場合には、トレンドフォローやスイングEA、
バックテストの勝率でいうと40%前後のEA、
そういったEAにも目を向けると良いと思います!


一般的には、なかなか勝率が低いから使いたくない、
そんな意見は結構耳に入ってくるのですが
実際にこのように書いた通り、
勝率が低いからといって、損益がプラスにならないという事はないです。

むしろ
損小利大になるので、
少しでも使ってみたいと思った方は
使ってみた方が運用の幅が広がりますので
EA開発者としても大変素晴らしいことだと考えます!


それでは!
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だぶるいー
EA開発者としてMOSAマーケット、ゴゴジャンやなどに出品しています。 ディープな無料メルマガ配信中です。 https://doublee.info/p/r/a9RHkOYh
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