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2024年12月08日

12/8 環境認識に境目は無い

FX自動売買、EA開発者の令和のだぶるいーです。


私はEA開発者かつEAトレーダーですが、
裁量トレードを教えている知り合いがいます。

そして、
その中で「良くある質問」があるそうです。


「どこからがトレンドで、どこからがレンジですか?」


要は、後からチャートを見れば、
大体ここら辺からトレンド相場になっていて、
大体ここら辺からレンジ相場になっているのはわかるけど

具体的にどこから始まっていますか?
何か指標的なものがあったら教えてください。
みたいな質問が結構あるそうです。


もしも、口の悪い人が回答するならば
「そんなん知らんわ、分かってたら苦労せんわ!」
みたいなことを言うんじゃないかなと思います。

つまりは、
各々がそれぞれの分析の仕方をして、
トレンドが始まると思ったら、順張りをして、
レンジが始まると思ったら、逆張りをすれば良い、
そして間違ったと思えばしっかり損切りすれば良い、
それら一連のトレードを踏まえて結果が出せる、
そのような回答になってくるんだろうと思います。


初心者の人ほど白黒をつけたがるというか、
勝っているプロの裁量トレーダーは、
明確にどこからがトレンドでレンジなのか?
というのがわかっているんだろう、
とそのように考えるんだと思います。


裁量トレーダー出身のEA開発者であれば、
裁量トレーダー時代に磨いたトレード手法を
EAのロジックに落とし込んで開発していきますが
裁量トレードの手法はよくも悪くも曖昧さがあります。
大体こんなチャートパターンの時にエントリーして
大体こんなチャートパターンの時に決済する、
それを淡々と、冷静沈着にトレードしていくものを
EAに落とし込むときにはプログラムなので
ローソク足が何本目の時に何をするだとか
テクニカルのパラメーターをいくつにするのかだとか
明確さが必要になってきますので
それは、長期間のバックテストデータにより
最適化を通じて導き出すものであって、
それで、長期間として右肩上がりになりやすいような
パラメーターの設定を行うということであり、
1つのトレードごとに、
明確にトレンドとかレンジを見分けるわけではなく
長期間として通用するようなパラメーターの設定なので
一つ一つのトレードを見ると
大体のところでエントリーして決済している、
そういうことになっていきます。


なので、後からチャートを見たときには
気が付いたら、ここからトレンドができていたとか、
気がついたら、ここからアレンジができていたとか
そういうのがわかるのですが、
EAのエントリーと決済としては、大体いい感じだな、
とそういう感じになっていきます。


サインツールなどの矢印を見ると、
勝てるトレードは明確にここでエントリして決済する、
みたいな感じに見えると思いますが
実際のところは、勝率は100%であるわけではないし
そういった考え方は捨てるべきかなと思います。


そうでないと
長期間に渡って大体のところでエントリーと決済をして
長期的に損益がプラスになっていくはずのEAでも
天底でエントリー決済をしないからと
EAに対して疑心暗鬼になって、
ハンドリングを入れてしまったり
果ては、稼働を停止させてしまったり
でも、使い続けていたら、長期的にはプラスだった…
ということになってしまう可能性はかなり高いと思います。


そこら辺の意識の持ち方は非常に重要だと思います。


それでは!

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だぶるいー
EA開発者としてMOSAマーケット、ゴゴジャンやなどに出品しています。 ディープな無料メルマガ配信中です。 https://doublee.info/p/r/a9RHkOYh
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