2015年08月27日
事故にあって初めて知ったこと**➋
➊の続きです。
救急病院から警察署へ
救急病院で診断書をもらったら、
タクシーなどで警察署に届けに行きます。
夜中の事故などは実況見分、事情聴取など
全て翌日になります。
入院してしまったら、退院後になります。
私の場合は後ろがへこんでいても動かせたので、
タクシーで事故車の置いてある場所まで行き、
凹んだクルマで警察署に行きました。
ここで大事なこと
* タクシー代はあとで請求できるので、
必ず領収書はもらいましょう。
警察署では
警察では事情聴取をされます。
加害者も被害者も双方が事情聴取を受けます。
相手の方はすでに終わって
家に帰られたようです。
取り調べ室のような狭い部屋に通され、
何だか犯人にでもなった気分です。
警察の人は雑談を交えながら
にこやかに応対してくれました。
現場でも事情聴取されますが、
ここでも、事故の様子を色々聞かれて、
調書をとっていました。
最後に確認して印鑑又は拇印を押します。
* 実況見分と調書は最重要で、過失割合にも
関わってきます。嘘はよくないですが、
自分に不利なことは言わない方がいいそうです。
例えば、「自分もちょっと〜したのが悪かったかな」
というようなこと。
必ず聞かれること
* 事故現場でも、病院でも、警察署でも
必ず聞かれるのが、
シートベルトをしていたかどうかです。
シートベルトは安全性の観点から
非常に重要ですが、
自動車保険では過失割合の認定に
関係してきます。
過失ゼロでもシートベルトをしていなければ、
減額されてしまいます。
後部座席も同じです。
2010年から義務化されていますが、
事故が起きたときシートベルトしていないと、
減額されてしまいます。
それよりも、致死率が3倍になるそうです。
ちなみに、後部座席の非着用、
罰則はどうなっているか、ご存知ですか?
違反点数 高速道路では1点
一般道では 0点
反則金はなしです。(今のところは)
病院へ通う
翌日からは、入院しない限り
近くの病院又は医院に通うことになります。
骨折やムチウチ症状、怪我などの場合は
リハビリができる整形外科がいいです。
その時重要なこと
☆ 保険会社によって違うかもしれませんが、
受診する科で、慰謝料に差があり、
交通事故では整形外科のほうがよく、
内科では慰謝料が半額になってしまうそうです。
☆ 通うことになった病院を
保険会社に伝えれば、連絡をして、
医療費を支払わなくてもいいように
手配をしてくれます。
事故車はどうする?
修理をするか、新たに買い替えるか
迷いますよね。
安全性を考えれば
買い換えたほうがいいですが、
損傷の具合や愛着などあって
修理をすることになる場合もあります。
どちらにせよ、全額支払ってはくれません。
保険会社の査定係の人がきて、そのクルマの
時価がいくらかを査定します。
その額以上の修理費用は自分持ちになります。
「そんなばかな、元に戻すのが筋だろ!」
と怒っても喚いても裁判所基準に基づいているので、
物損の賠償額に関しては
どこの保険会社もあまり変わらないようです。
ここで重要なこと
☆ 買い換えるとき
* 損害金は査定額から消費税分を差し引いた額を
受け取ることになります。
* 事故車専門の買取業者(事故車査定で検索)
無料で査定、引き取りに来てくれます。
何万かで買い取ってくれるので、
廃車にすることはないです。
☆ 修理に出すとき
何社かに見積もりするといいですが、
各自動車メーカーの特約店(ディーラー)
で修理すると新品部品を使うので高額になります。
そこで、修理費をできるだけ抑えたい時は、
中古部品を使って修理すれば安くできるので、
保険会社の人と交渉して、提携先の修理工場で、
安く見積もってもらうか、
付き合いのある修理工場に相談するといいです。
事故にあって感じたこと
自動車事故はいくら注意をはらっていても
起こるときには起こるということ。
被害者も加害者も精神的、肉体的、物質的損失
も大きく、時間もかなりとられます。
重要なこと
* シートベルトの重要さ。
軽く考えないでください。
* 事故が起きたら必ず110番
事故証明と診断書がなければ、
保険金はもらえません。
* 強制保険(自賠責保険)だけでは足りない。
対人賠償に限られ、自動車の破損には
賠償金は支払われません。
相手の怪我に対しては一人あたり
怪我 120万円
死亡 3000万円 が限度です。
* 任意保険には必ず入ること。
その際対人賠償保険金は無制限方式にしましょう。
* 弁護士特約を付ける
これがとても重要なことは
事故にあってみないとわからないことです。
なぜなら、
慰謝料請求する場合に
保険会社主導で決められ、不満があっても
太刀打ち出来ないからです。
弁護士に頼んだほうが示談の金額も上がるのです。
損害賠償には3つの基準があります。
1、自分で交渉する「自賠責基準」
被害者側が過失割合ゼロの場合は
加入している保険会社は動きません。
2、保険会社同士が交渉する「任意保険基準」
双方に過失があった場合です。
3、弁護士に交渉してもらったら「裁判基準」
弁護士さんに依頼しても実際に裁判になるわけではなく、
自分で交渉するよりも3倍も高くなることもあるそうです。
保険会社は最低の賠償金しか支払いません。
自分が加入している弁護士特約を利用するのが
一番いい方法です。
また、保険会社が提携している
弁護士さんでなくてもOKです。
それに弁護士特約なので、
費用は保険会社が持ってくれます。
ただし、上限は300万円までです。
この記事へのコメント
香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラの末指切断の大けがを負わせた犯罪企業。中卒社員岸下守の犯行。
Posted by at 2021年04月27日 21:33
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