(ラノベと一般小説)
<ライトノベルに明確な定義はない!>
実は、ライトノベルには明確な定義がありません。
というより、何かライトノベルというジャンルにはとても雑多な作品があり、ある定義をすると必ずと言っていい程例外の作品が出てきてしまい、うまく定義できないんです……。
明確な、そして厳密な定義はなかなかできませんが、それでも「だいたいこんなのがライトノベル」という括りは存在するので、それを紹介していこうと思います。
・ライトノベルを発行しているレーベルから出ていればライトノベル。
例えば、電撃文庫から出ていればそれは迷うことなく「ライトノベルだ」と言うことができるハズ。
でも、中には微妙なレーベルもあり、「どれがライトノベルのレーベルなのか」と問われれば答えられません。
・「ライトノベル作家」が書いていればライトノベル。
実際はライトノベルも普通の小説も両方書いている人がいるため、この定義もうまくいきません。
また、誰がライトノベル作家の基準もありません……。
・アニメ調のイラストを多用していればライトノベル。
これは非常にわかりやすい定義だと思います。
ただ、イラストの無い作品も結構存在する上、ハードカバーではむしろ挿絵が無い方が普通です……。
・キャラクターを中心として作られていればライトノベル
物語が「如何にキャラクターの魅力を引き出すかを中心に作られ、それによって読者を引き付けるのがライトノベルだ」という考え方。
確かにライトノベルと言うジャンルは非常にキャラクターを重視しますが……。
全ての作品がそうというわけでも無いですし、基準が曖昧すぎます。
・ファンタジックな要素を盛り込んでいればライトノベル
ファンタジーの世界の舞台にしていたり、超能力や魔法のような物が出てくるのがライトノベルだという考え方。
確かにそういう作品が多いのは事実ですが、例えば「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」など、普通の高校などを舞台にしたライトノベルも多くあるため、これも定義には使えません……。
以上、「どんなモノがライトノベルか」について例を挙げてきました。
でも、こんな基準をいちいち意識しなくても、私たちが普通に「ライトノベル」と呼んでいるものがライトノベルでいいと思います(笑)
それでは今回はこの辺で失礼します!
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